
真壁昭夫著、祥伝社刊
中国が主導するAIIBに関する報道を聞いていて、アメリカと日本が加わらないまま、英国、ドイツ、フランスなどが雪崩を打って参加したことに驚きました。計画の概略を新聞報道で知っているものの、今後の経済発展の中長期的な影響力は計り知れないのではないか。それなのに何故日本はアメリカに追従するのかを知りたいと思い本書を手に取りました。
本書の著者は経営学者だそうで、信州経済大学で教師をしておいでとのことです。語り口は平易で明快です。そして多面的に分析を加えており、客観的である印象を持ちました。
結論は、やはり参加すべきであったし、今後も参加すべきとのことです。現在のアメリカ、中国との関係を考えた時、日本の政治決断は非常に困難であると思いますが、アメリカの威信と、日本の国益を損なわないで、タイミングを見計らい加入する道が妥当だと私も思います。当然政府もそのように考えているはずで、本書を読んで確認できました。
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URL => https://ja.wikipedia.org/wiki/真壁昭夫
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評価は4です。
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中国が主導するAIIBに関する報道を聞いていて、アメリカと日本が加わらないまま、英国、ドイツ、フランスなどが雪崩を打って参加したことに驚きました。計画の概略を新聞報道で知っているものの、今後の経済発展の中長期的な影響力は計り知れないのではないか。それなのに何故日本はアメリカに追従するのかを知りたいと思い本書を手に取りました。
本書の著者は経営学者だそうで、信州経済大学で教師をしておいでとのことです。語り口は平易で明快です。そして多面的に分析を加えており、客観的である印象を持ちました。
結論は、やはり参加すべきであったし、今後も参加すべきとのことです。現在のアメリカ、中国との関係を考えた時、日本の政治決断は非常に困難であると思いますが、アメリカの威信と、日本の国益を損なわないで、タイミングを見計らい加入する道が妥当だと私も思います。当然政府もそのように考えているはずで、本書を読んで確認できました。
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