
茨城県陶芸美術館で開催中の展覧会です。ハンガリーのヘレンドという小さな村にあるヘレンドという工房の作品を展示しています。大変に古い作品から現代のものまで代表的な作品を展示しています。したがって、作品の様式もそれぞれの時代の様式や東洋風の文様など大変に多彩でした。正直な所、多くの作品は私の好む傾向とは異なりましたが、「花卉果実飾り皿」など数点の作品は息を呑むほどに精緻で美しく魅了されました。また、ごく薄い酒器も見事でした。しかし中国や日本の図柄や意匠を応用した作品には違和感を覚えました。これは日本人故の受け止め方で、このような文様を東洋風として当時の貴族達は好んでいたので生産していたのでしょう。近代では社会主義国家への移行にともなって生産された品々で、キリスト像などのキリスト教に題材を取って作られた作品が目を引きましたが、これは教会などでの需要に応えたもののようです。一方で、芸術作品を思わせるものもありましたが、現代の作品では「盆栽」と名付けられたものなど、芸術性の高い作品が展示されていました。
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URL => http://www.tougei.museum.ibk.ed.jp/exhibition/herend/index.html
https://ja.wikipedia.org/wiki/ヘレンド
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評価は4です。
※壁紙専用の別ブログを公開しています。
=> カメラまかせ 成り行きまかせ
=> カメラまかせ 成り行きまかせ その2
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