読書三昧

本は一冊一冊がワンダーランド。良い本との出会いは一期一会。そんな出会いを綴ります。

ウニはすごいバッタもすごい デザインの生物学

2021年11月20日 11時57分06秒 | ■読む

本川達雄著、中公新書刊
昆虫、貝、ヒトデ、なまこ、ホヤ、そしてほ乳類などを広く取り上げ、その生態、食餌行動、消化プロセス、身体の保持構造、移動機構などを、環境への適応という観点から、もの凄く分かり易く解説しています。
これ程分かり易い解説は珍しいのではないでしょうか。
生物は苦手な科目の一つでしたが、このようなワクワクする謎解きの世界なら、関心を持って勉強した方が良かったと反省しました。
著者の書籍は、他に「ゾウの時間 ネズミの時間―サイズの生物学」を新刊で読んだ記憶があります。ほぼ30年前のことと思いますが、その時も感銘を受けました。
著者の他の著作も読みたいと思います。
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本川達雄
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評価は5です。

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カメラまかせ 成り行きまかせ  〇カメラまかせ 成り行きまかせその2


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