2010年の日本映画です。緩い性格の主人公の女性は訳あって故郷を飛び出し、東京で五年間暮らしていますが、すべてにおいて「しょーがい」という言葉が口癖です。それが、父親の重い病気で帰らざるを得なくなってしまいます。しかも、成り行きで付き合っていた、バツイチの上司(だった男)と。
帰郷すると、周囲の人達からは散々にこき下ろされ、実家の工場の業績も降りません。おまけに、その工場で働いている同級生に、とんでもない嫌がらせを受けてしまう。
主人公は自分を「中の下。大した女じゃない。」と評価しています。この居直りが、この物語の核心です。潔くて良い。変なプライドを持つと本人も周囲も不幸になってしまいますが、持たな過ぎても危うい。普通の人がどの様に人生に立ち向かえるのかを描いた秀作です。
主人公の佐和子を演じた満島ひかりさんが上手いのは当然として、恋人役の遠藤雅さんもゆるキャラを見事に演じていました。そして、叔父さん役で出演した岩松了さんは「図鑑に載ってない虫」で目玉のおっちゃんを演じていて印象的でしたが、本作でも良い味を出してます。
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URL => http://ja.wikipedia.org/wiki/川の底からこんにちは
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評価は4です。
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帰郷すると、周囲の人達からは散々にこき下ろされ、実家の工場の業績も降りません。おまけに、その工場で働いている同級生に、とんでもない嫌がらせを受けてしまう。
主人公は自分を「中の下。大した女じゃない。」と評価しています。この居直りが、この物語の核心です。潔くて良い。変なプライドを持つと本人も周囲も不幸になってしまいますが、持たな過ぎても危うい。普通の人がどの様に人生に立ち向かえるのかを描いた秀作です。
主人公の佐和子を演じた満島ひかりさんが上手いのは当然として、恋人役の遠藤雅さんもゆるキャラを見事に演じていました。そして、叔父さん役で出演した岩松了さんは「図鑑に載ってない虫」で目玉のおっちゃんを演じていて印象的でしたが、本作でも良い味を出してます。
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