
福井信彦 取材・執筆・構成、光文社新書
本書は、キャノンの特許部門で永らく活躍した丸島儀一氏の足跡と、氏へのインタビューを元に構成されています。理系でありながら、入社間もない時期に特許担当部署に異動後、キャノンがゼロックスの完璧と考えられた特許網の壁を破り、コピー機の開発にも参画したことから、丸島氏の特許を巡る職歴が積み重ねられ、世界の大企業を相手に奮闘した様子や、特許制度全般、日本の特許制度の現状と課題、アメリカを中心とした世界の特許制度の趨勢、科学立国としての政策の在り方など、丸島氏の見識を分かり易く紹介しています。
優秀な技術者であった友人が、特許部門に移動後、弁理士の資格を取得したと聞いた時に「?・・・」と感じましたが、彼は先見の明があったのだと本書を読んで理解しました。
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URL => http://sangakukan.jp/journal/center_contents/author_profile/marushima-g.html
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評価は4です。
======= 写真 ========
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本書は、キャノンの特許部門で永らく活躍した丸島儀一氏の足跡と、氏へのインタビューを元に構成されています。理系でありながら、入社間もない時期に特許担当部署に異動後、キャノンがゼロックスの完璧と考えられた特許網の壁を破り、コピー機の開発にも参画したことから、丸島氏の特許を巡る職歴が積み重ねられ、世界の大企業を相手に奮闘した様子や、特許制度全般、日本の特許制度の現状と課題、アメリカを中心とした世界の特許制度の趨勢、科学立国としての政策の在り方など、丸島氏の見識を分かり易く紹介しています。
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