読書三昧

本は一冊一冊がワンダーランド。良い本との出会いは一期一会。そんな出会いを綴ります。

「激安」のからくり

2020年07月15日 15時57分09秒 | ■読む
金子哲雄著、中公新書ラクレ刊タイトルの軽さにつられて手に取りましたが、内容は、簡にして要で幅広い知識と深い見識が窺えるものでした。 第1章の「激安」の現状では、激安とされる製品を生み出す仕組みと工夫を解説し、第2章の「激安」の人物史では、戦後の著名な激安の仕掛け人、中内功氏、激安を定着させた鈴木敏文氏、激安を深化させた柳井正氏、ゲリラ的激安の生みの親、安田隆夫氏(位置付けはいずれも私が感じたもの . . . 本文を読む
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