読書三昧

本は一冊一冊がワンダーランド。良い本との出会いは一期一会。そんな出会いを綴ります。

世界一周の誕生 グローバリズムの起源

2016年08月11日 17時34分54秒 | ■読む
園田英弘著、文春文庫刊 グローバリズムが凄まじい勢いで深化していますが、その端緒となった19世紀の交通と通信、主として交通によって実現した「小さな世界」の出現を描いています。イギリスが主であるものの、その対抗者してのアメリカ合衆国。更に対抗者としてのカナダ。それぞれの社会の状況と交通事情、技術の進歩が織りなして、急速な発展が遂げられました。主要な要素である蒸気機関車と蒸気船の誕生と発達。それらが組 . . . 本文を読む
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