実は乳がん検診のたびに思い出すことがあります。
先生のところに鑑定に来られた女性で当時40歳でした。
相談内容は夫からの離婚話。
何でも夫に10才年下の女性が出来たらしく、離婚を切り出されたそう。
彼女のほうには二度縁はないんだけど、ご主人はばっちり両手に花の二度縁。
おまけにその時、彼女の大運天中殺の入り際。
これ、よっぽど用心しないと危ないかも・・・
「子どもいないんだったら別れてもいいんじゃない。こんな人」
「ずっと専業主婦だったら最初は働くのはしんどいかも・・・
でも、働くのも結構楽しいわよ。
しっかり慰謝料を女性からも夫からももらわなくっちゃ。
裁判起こしてもいいんだから。」
「まだ40歳なら、またいい人できるわ。」
『男の人って本当にいくつになっても若い女が好きなんだから。まったく!』
等と思いながら、私は勝手な事を言っていたんですが、
先生が、「実はね・・・」
「この女性、28歳の時に乳がんにかかって右のおっぱいないんだって。
結婚して2年位して乳がんがわかって治療していたので、
子どもをつくらなかったんよ。」
「身を引いたら夫は子どもを持てるかも知れない。
でも、自分も好きで癌になったんじゃない。
治療も辛かったし、再発も怖い。
いろんな思いをしながらがんばってきんだしね・・・
どうにも出口がなくて、うちに来たみたい。」
「泣き出して、わしもなんて声をかけようか困ったんよね・・」と先生。
悲しいですね。
頭では解っていても、心には心の理屈が、どうにもならない理屈があります。
本当に、悲しいですよね。
病気にならなかったら、こんな思いをしなくてもすんだのに・・・
子どももいたかもしれない・・・
人生のワンツーパンチ。
こんなこともあるよね。
まだまだお若い女性も是非、乳がん検診は受診されてくださいね。
先生のところに鑑定に来られた女性で当時40歳でした。
相談内容は夫からの離婚話。
何でも夫に10才年下の女性が出来たらしく、離婚を切り出されたそう。
彼女のほうには二度縁はないんだけど、ご主人はばっちり両手に花の二度縁。
おまけにその時、彼女の大運天中殺の入り際。
これ、よっぽど用心しないと危ないかも・・・
「子どもいないんだったら別れてもいいんじゃない。こんな人」
「ずっと専業主婦だったら最初は働くのはしんどいかも・・・
でも、働くのも結構楽しいわよ。
しっかり慰謝料を女性からも夫からももらわなくっちゃ。
裁判起こしてもいいんだから。」
「まだ40歳なら、またいい人できるわ。」
『男の人って本当にいくつになっても若い女が好きなんだから。まったく!』
等と思いながら、私は勝手な事を言っていたんですが、
先生が、「実はね・・・」
「この女性、28歳の時に乳がんにかかって右のおっぱいないんだって。
結婚して2年位して乳がんがわかって治療していたので、
子どもをつくらなかったんよ。」
「身を引いたら夫は子どもを持てるかも知れない。
でも、自分も好きで癌になったんじゃない。
治療も辛かったし、再発も怖い。
いろんな思いをしながらがんばってきんだしね・・・
どうにも出口がなくて、うちに来たみたい。」
「泣き出して、わしもなんて声をかけようか困ったんよね・・」と先生。
悲しいですね。
頭では解っていても、心には心の理屈が、どうにもならない理屈があります。
本当に、悲しいですよね。
病気にならなかったら、こんな思いをしなくてもすんだのに・・・
子どももいたかもしれない・・・
人生のワンツーパンチ。
こんなこともあるよね。
まだまだお若い女性も是非、乳がん検診は受診されてくださいね。