マダム春双の算命学

算命学とは誕生日をもとにした中国の占星術です。
ご自分の宿命を知ると生き易くなりますよ。

マダムのひとりごと 46の続き

2009年04月04日 20時15分30秒 | マダムのひとりごと
 実は乳がん検診のたびに思い出すことがあります。

 先生のところに鑑定に来られた女性で当時40歳でした。
相談内容は夫からの離婚話。
何でも夫に10才年下の女性が出来たらしく、離婚を切り出されたそう。

 彼女のほうには二度縁はないんだけど、ご主人はばっちり両手に花の二度縁。
おまけにその時、彼女の大運天中殺の入り際。
これ、よっぽど用心しないと危ないかも・・・

「子どもいないんだったら別れてもいいんじゃない。こんな人」
「ずっと専業主婦だったら最初は働くのはしんどいかも・・・
 でも、働くのも結構楽しいわよ。
 しっかり慰謝料を女性からも夫からももらわなくっちゃ。
 裁判起こしてもいいんだから。」
「まだ40歳なら、またいい人できるわ。」

 『男の人って本当にいくつになっても若い女が好きなんだから。まったく!』
等と思いながら、私は勝手な事を言っていたんですが、
先生が、「実はね・・・」

「この女性、28歳の時に乳がんにかかって右のおっぱいないんだって。
 結婚して2年位して乳がんがわかって治療していたので、
 子どもをつくらなかったんよ。」

「身を引いたら夫は子どもを持てるかも知れない。
 でも、自分も好きで癌になったんじゃない。
 治療も辛かったし、再発も怖い。
 いろんな思いをしながらがんばってきんだしね・・・
 どうにも出口がなくて、うちに来たみたい。」

「泣き出して、わしもなんて声をかけようか困ったんよね・・」と先生。

 悲しいですね。
頭では解っていても、心には心の理屈が、どうにもならない理屈があります。
本当に、悲しいですよね。
病気にならなかったら、こんな思いをしなくてもすんだのに・・・
子どももいたかもしれない・・・

 人生のワンツーパンチ。
こんなこともあるよね。

 まだまだお若い女性も是非、乳がん検診は受診されてくださいね。


コメント (1)
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