11月6日、須田先生のリサイタルが終わりました。
山形テルサは2日連続でピアノリサイタルが入っていましたが、
今年も多くの方に聴いていただくことができて、スタッフ一同とても嬉しい気持ちでおります。
私を含む事務局の先発隊2名は、午後2時半にテルサを目指し南陽を出ました。
途中で会場で必要な買い物をしたりチケットの収集に行ったりして、4時前に会場入り。
舞台裏のモニターからは須田先生のリハーサルの様子が。。。!!!!
うっとりと聴いていたい気持ちでしたが、仕事は山積み!!
スタッフも続々と到着し、滞りなく準備は進んでいきました。
時間になり、須田先生登場。
グレーの光沢のある素敵なドレスでした。
本番の演奏は、心にしみ入るようなノクターンから始まりました。
細い糸を会場中に張り巡らせていくかのような繊細な音色でした。
(あとで初めて聴きに来て下さった方が「最初の左手だけの所で右手を椅子に
かけてゆったりと始まったところがよかった」との感想をいただきました♪)
続くピアノ・ソナタ「葬送」も4楽章という長大な構成であるにもかかわらず
あっという間に1楽章、2楽章と進んでいき、有名な3楽章「葬送行進曲」は
本当に棺を運んでいる隊列が向こうからやって来て、目の前を通り過ぎていく
ような少しおそろしい迫力がありましたが、決して感情を爆発!!
という感じではなく、厳粛な魅力を感じました。
4楽章は風が過ぎ去っていくようなあっという間の出来事でした。
ここで前半が終わりました。
後半はマズルカから始まりました。1曲ずつはとても短いのですが、
それぞれの性格がとても豊に表現されていて、解説を読みながら
「なるほどなぁ。。。」と思って聴いていました。
次にスケルツォ3番。私も弾いた事がありますが、同じ曲とは思えませんでした。
天から光の粒が降ってくるようなキラキラした音。。。。
こんな音が出せたらいいなぁと憧れの気持ちが一層強くなりました。
最後は幻想ポロネーズ。セミナーなどで何度も先生がご指導している所は
拝見してきましたが、始まりの厳かな感じと後で出てくる軽やかで優雅な
音階の部分を見事に表現されていて、音のバリエーションというか、
色彩感覚にショパンの真の魅力を感じたような気がしました。
アンコールは遺作のノクターンでした。
とても静かで心にすーっと入ってきて、これで終わりかと思うと悲しくなりました。
ところが、なんともう1曲!!!!最後に子犬のワルツを弾いて下さいました。
ものすごい速さ!!先生は常々「上質なものは何でも軽い」とおっしゃいます。
十分な軽さを持ち、コケティッシュでチャーミングな子犬はあっという間に
駆け抜けて、アンコールの途中で席を立つ人がいませんでした。
演奏会は無事に終了し、会場を最寄のホテルに移してパーティが始まりました。
ここでも受付をしたりと少し仕事はありましたが、関東方面からのお客様が
たくさんお見えになって、久しぶりにお会いする方々もみなさま笑顔で、
とても和やかで楽しい時間はあっという間に過ぎていきました。
帰宅は12時を過ぎていましたが、長かったはずの一日はあっという間でした。
毎回このリサイタルを主催して下さる先生に感謝します。
そして、スタッフのみなさんお疲れさまでした!!!!
熱~い芋煮を食べて、疲れも吹き飛んだのではないでしょうか?
最後に、須田先生、素敵な演奏をどうもありがとうございました。
山形テルサは2日連続でピアノリサイタルが入っていましたが、
今年も多くの方に聴いていただくことができて、スタッフ一同とても嬉しい気持ちでおります。
私を含む事務局の先発隊2名は、午後2時半にテルサを目指し南陽を出ました。
途中で会場で必要な買い物をしたりチケットの収集に行ったりして、4時前に会場入り。
舞台裏のモニターからは須田先生のリハーサルの様子が。。。!!!!
うっとりと聴いていたい気持ちでしたが、仕事は山積み!!
スタッフも続々と到着し、滞りなく準備は進んでいきました。
時間になり、須田先生登場。
グレーの光沢のある素敵なドレスでした。
本番の演奏は、心にしみ入るようなノクターンから始まりました。
細い糸を会場中に張り巡らせていくかのような繊細な音色でした。
(あとで初めて聴きに来て下さった方が「最初の左手だけの所で右手を椅子に
かけてゆったりと始まったところがよかった」との感想をいただきました♪)
続くピアノ・ソナタ「葬送」も4楽章という長大な構成であるにもかかわらず
あっという間に1楽章、2楽章と進んでいき、有名な3楽章「葬送行進曲」は
本当に棺を運んでいる隊列が向こうからやって来て、目の前を通り過ぎていく
ような少しおそろしい迫力がありましたが、決して感情を爆発!!
という感じではなく、厳粛な魅力を感じました。
4楽章は風が過ぎ去っていくようなあっという間の出来事でした。
ここで前半が終わりました。
後半はマズルカから始まりました。1曲ずつはとても短いのですが、
それぞれの性格がとても豊に表現されていて、解説を読みながら
「なるほどなぁ。。。」と思って聴いていました。
次にスケルツォ3番。私も弾いた事がありますが、同じ曲とは思えませんでした。
天から光の粒が降ってくるようなキラキラした音。。。。
こんな音が出せたらいいなぁと憧れの気持ちが一層強くなりました。
最後は幻想ポロネーズ。セミナーなどで何度も先生がご指導している所は
拝見してきましたが、始まりの厳かな感じと後で出てくる軽やかで優雅な
音階の部分を見事に表現されていて、音のバリエーションというか、
色彩感覚にショパンの真の魅力を感じたような気がしました。
アンコールは遺作のノクターンでした。
とても静かで心にすーっと入ってきて、これで終わりかと思うと悲しくなりました。
ところが、なんともう1曲!!!!最後に子犬のワルツを弾いて下さいました。
ものすごい速さ!!先生は常々「上質なものは何でも軽い」とおっしゃいます。
十分な軽さを持ち、コケティッシュでチャーミングな子犬はあっという間に
駆け抜けて、アンコールの途中で席を立つ人がいませんでした。
演奏会は無事に終了し、会場を最寄のホテルに移してパーティが始まりました。
ここでも受付をしたりと少し仕事はありましたが、関東方面からのお客様が
たくさんお見えになって、久しぶりにお会いする方々もみなさま笑顔で、
とても和やかで楽しい時間はあっという間に過ぎていきました。
帰宅は12時を過ぎていましたが、長かったはずの一日はあっという間でした。
毎回このリサイタルを主催して下さる先生に感謝します。
そして、スタッフのみなさんお疲れさまでした!!!!
熱~い芋煮を食べて、疲れも吹き飛んだのではないでしょうか?
最後に、須田先生、素敵な演奏をどうもありがとうございました。