サジッタ&清史郎の部屋

相棒3頭と暮らす馬日記

気負わず、意識せずに(訂正)

2005-12-02 09:35:51 | 清史郎
昨日の表現だと、昨日からいきなり踏歩変換を始めたような表現でしたが、踏歩変換自体は春頃からボツボツと取り組んでおり、今年の夏には右~左へはほぼ100%可能になっていました。不得意な手前への踏歩変換は、変換後に暴走したり、後肢が遅れたりでトラブルが多かったのですが、障害飛越と組み合わせることによりあまり収縮を求めず、伸び伸びとしたバランスで踏歩変換させられています。

そのことが興奮を呼ばず、一気に連続踏歩変換まで行けたのではないかと思います。

馬のバランスバック、額の位置、後肢の踏み込みなどが完成して踏歩変換の調教に入るという考え方の人も居るでしょうが、踏歩変換というのは元々馬の自然な行為で、それを人間が狙った位置でやらせようとするのが馬術でしょう。
だから、気負わず、意識せず、人馬がリラックスした状態で今後も踏歩変換の馴致作業を続けてまいります。

でも・・・、踏歩変換を知らないド新馬に乗って、いきなり踏歩変換をやらせる人って世の中には居ます。
私の大師匠である荒木雄豪先生や筑波ライディングの田村先生などです。荒木先生は30年近く前の記憶だし自分が素人だったからハッキリしていないのですが、田村先生はハミ受けも定まらない4年前の清悠で3歩毎の連続踏歩変換をさせられたのを覚えています。猛烈な推進と、ドンぴしゃりの体重移動など許容範囲はゼロに限りなく近い運動でした。
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