久々の技術系お話
学生はシンプルチェンジが下手です。まあ、まともなシンプルチェンジが出来たのは私も40代になってからだし、無理からんことだと思います。(まあ、昔の経路にはシンプルチェンジがなかったから、練習もしなかった・・・)
要はバランスバックして、減脚の瞬間まで推進し続けることがポイントなのですが、シンプルチェンジを要求される地点を意識して合わせようとするから手綱扶助がどうしても推進力より強くなり、結果として中間速歩がボコボコ入ってしまうことになります。
馬の調教レベルとも密接に係わりがありますから、一概に学生の技術が未熟だから出来ないとも言えないのですが、しかし下手くそは下手くそです。
指導=自分の感覚を言葉で表現し騎手に伝えることですから、自分が騎乗中の感覚を再認識する必要を強く感じます。
今朝の練習でのことですが美子に言ったのは、『中央線から新手前に発進する4湾曲でのシンプルチェンジで、中央線を次のシンプルチェンジに発進するライン・場所として捉えているのではないかい?』でした。
勿論そのとおりなのですが、自分はもっと違った感覚で中央線を意識していると思うのです。
何と言うか、中央線は打ち寄せる波なんです。中央線に向かって駈歩をバランスバックさせていると、中央線が波のように迫ってきて馬の前駆を持ち上げ、結果としてそれ以上前進することが出来なくなる、そんなニュアンスで駈歩から常歩に一気に減脚しています。
自分が馬に乗っていると想像下さい。中央線が馬場に引かれた線であれば簡単に行き過ぎることは可能です。だけど中央線が迫り来る波、もっと強い津波なら駈歩の歩調のまま後へひっくり返されてしまうでしょう。その感覚を、自分が馬に乗った状態で表現すると馬はズド~ンと停止するし、タイミングを加減すれば常歩にもなります。
学生がシンプルチェンジが出来ないのは、バランスバックする時に推進が足りないから失速してしまうのが主原因の一つです。
となると、タイミングではなく最後は推進力かな~
学生はシンプルチェンジが下手です。まあ、まともなシンプルチェンジが出来たのは私も40代になってからだし、無理からんことだと思います。(まあ、昔の経路にはシンプルチェンジがなかったから、練習もしなかった・・・)
要はバランスバックして、減脚の瞬間まで推進し続けることがポイントなのですが、シンプルチェンジを要求される地点を意識して合わせようとするから手綱扶助がどうしても推進力より強くなり、結果として中間速歩がボコボコ入ってしまうことになります。
馬の調教レベルとも密接に係わりがありますから、一概に学生の技術が未熟だから出来ないとも言えないのですが、しかし下手くそは下手くそです。
指導=自分の感覚を言葉で表現し騎手に伝えることですから、自分が騎乗中の感覚を再認識する必要を強く感じます。
今朝の練習でのことですが美子に言ったのは、『中央線から新手前に発進する4湾曲でのシンプルチェンジで、中央線を次のシンプルチェンジに発進するライン・場所として捉えているのではないかい?』でした。
勿論そのとおりなのですが、自分はもっと違った感覚で中央線を意識していると思うのです。
何と言うか、中央線は打ち寄せる波なんです。中央線に向かって駈歩をバランスバックさせていると、中央線が波のように迫ってきて馬の前駆を持ち上げ、結果としてそれ以上前進することが出来なくなる、そんなニュアンスで駈歩から常歩に一気に減脚しています。
自分が馬に乗っていると想像下さい。中央線が馬場に引かれた線であれば簡単に行き過ぎることは可能です。だけど中央線が迫り来る波、もっと強い津波なら駈歩の歩調のまま後へひっくり返されてしまうでしょう。その感覚を、自分が馬に乗った状態で表現すると馬はズド~ンと停止するし、タイミングを加減すれば常歩にもなります。
学生がシンプルチェンジが出来ないのは、バランスバックする時に推進が足りないから失速してしまうのが主原因の一つです。
となると、タイミングではなく最後は推進力かな~
シンプルチェンジだとリズムブレイクで元旦対象になりますが、駈歩での停止・敬礼の時には止ってしまったときのイメージでおやりになればよろしいと思います。
私も本文の中に変換ミスが何箇所かありました、です。