皆さんこんにちは、巫女の佐藤です。
先日の大雪は、雨やお天気のおかげですっかりと溶け、道が綺麗になりました。
運転がとても快適です✨
さて、12月15日に、鶴岡市藤沢にご鎮座する八幡神社で、年結祭が執り行われました。
このお祭りでは、藤沢地区の方々が神社に奉納したお餅を撒く
餅撒きの神事が行われます✨
このお祭りは、江戸時代から続いています。
江戸時代、飢饉がありお米が採れない年が何度もありました。
その際に、お金持ちの日ごろからお米をたくさんもっていたお家の人が、村人を助けようとしていました。
ですが、お金持ちの方が直接お米を配ってしまうと、村の間で格差ができてしまいます。
お米を分けてもらった村人は、お家の前を通るたび、頭を下げなければならなくなります。
そうすると、暮らしに支障が出ると考えました。
そこで、お米をたくさん持っている人は、神社にお米を奉納し
その集まったお米を、神様から村人に分ける“餅撒きの神事”が始まったのです!
村人の暖かい気持ちがこもった伝統が、今も続いています。
藤沢の方々は、いつも笑顔で、心優しい方ばかりです。
今年は120キロのお餅が奉納になりました。
餅撒きでは、皆さんの笑顔で社殿が揺れます!
この勢い!
撒く人拾う人みんなが必至です!
終わったころには、畳や服がこなまみれに(^^)
黒い服は危険ですね※
沢山の福を拾っていました✨
神事の中では、地区の中学3年生の合格祈願も一緒に御祈願されます。
神様は皆さんの努力を見ています!
精一杯頑張ってくださいね。
私も、餅を撒させていただきました。
心優しい藤沢の気持ちがこもった神事に毎年参加することができ光栄に思います。
今年も残すところあと10日。
年を結ぶ年結祭も無事に終わり、明るい年明けとなりますように。