桜の花が舞ちる美しい情景に
心を奪われながらの参進となりました本日は、
鶴ヶ岡城址公園に鎮座されます
御城稲荷神社の例祭が執り行われました。
本年は神職と巫女のみの参列となりましたが、
荘内神社からの参進中、
多くの親子連れやお散歩中の方を拝見いたしました。
「本日はお稲荷さんのお祭りの日なんですよ」
とお声を掛けますと、
皆さんこの場に居合わせたことを喜ばれておりました。
無事に斎行され、一年の感謝とこの一年の安泰をお祈り申し上げました。
赤い鳥居のそばには桜の花だけではなく、
鳥居の赤に負けない椿が凛とした姿をみせており、
とても艶やかで強かな美しさを感じることが出来ます。
本来、桜ばかりに目をとらえられがちですが、
このご時世だからこそ目に留まるお花や自然がございます。
春になりますと赤や桃色、緑など様々な自然の”色”を感じることが出来ますし、
こんなところにまで…と驚くような場所や環境で生きている植物も見つけることが出来ます。
春、芽吹き美しく強かに成長を続ける草花のように
私たちも強く、そして人間として美しく精進していきたいと感じた本日でございました。
御城稲荷神社の神様は、商売繁盛、五穀豊穣と言われておりますが、
もとはその土地を守る神様でもございます。
そして、全国に沢山の稲荷神社と呼ばれる神社が存在致します。
その土地土地をどうかお守り頂けるよう、
荘内の杜よりお祈り申し上げます