北風が激しく吹き荒れる中、当社の境内にはうっすらと雪の子が舞い降りております。
皆様風邪などひかれていませんでしょうか。
さて、いよいよお正月が押し迫ってまいりました。
私事ではございますが、先日テレビの生中継にちらっと出させていただく機会があり、
非常に貴重な体験をさせて頂いたなぁと思っていたのですが、
庄内の方は結構見ていらっしゃるもので、
本日はたくさんの方から「テレビ見ましたよ!」とお声を掛けて頂き、
恥ずかしくも嬉しい気持ちになりました。
その時の中継でも言っていた通り、
毎日お正月の準備に追われております。
幸いまだ芯まで冷え切るような気温ではなく、
雪も大きな雪だるまを作れるほど積もってはいません。
この時期になるとお天気の事ばかりきにかかってしまいますね。
さて、本日は年末に良く聞かれる質問について触れたいと思います。
それは御札の飾り方についてです。
【伊勢神宮 Facebookページより画像を頂きました】
「新しい御札はいつ飾ればいいの?」
という質問が多く有りました。
確かに、一年間の御役目をした御札をおかえしする、という言葉を聞くと
1月1日に受けた方がいいのか?と思うかもしれません。
当社では、年末の大掃除が終わったらお飾りして下さい、とお答えしております。
大安などの良い日を選ぶといいかもしれません。
基本的にはご都合がよろしい日を選んで頂いてよいと思います。
綺麗になった神棚で、新年を新しい御札でお迎えする。
一年間お守り頂いた神様に感謝の意を込めて、毎年替えていなかった…!という方も
替えてみてください。
ちなみに、御札の飾り方で注意したい点は、御札の向きです。
御札が東か南を向くようにしてお飾り下さい。
(アパートなどで置く場所が限られてしまう場合は置ける場所で構いません)
また、神棚が無い!という方は、ご自分の目線より高い位置に、立てかけるような形でおいて頂ければと思います。
(画鋲で刺したりはしないでくださいね!)
毎年御札を新しくしている方でも、なかなか細かいところまではご存知でない方もいらっしゃるかと思います。
そんな時は、ぜひお気軽にお近くの神社の巫女や神主へ聞いてみてくださいね。
しめ縄に付ける紙でできたお飾り、紙垂(しで)の向きはどっちだったっけ…?
おみきすずって左右どっちも同じ飾りでいいの…?
などなど、専門的な質問が出てきてしまうと思いますが、
神社に来て頂いたり、お電話でお答えしたりできますので、
わからないからもういいや!
と諦めずに、まずはご相談ください。
難しいことはなく、忘れてしまっても私達神社の者に聞いて頂ければわかると思いますので、
はじめて神棚をつくった!
神棚はないけど御札をお祀りしたい!
という方は、ぜひぜひお声がけくださいね。
出来る限りのご協力をさせて頂きたいと思っております。
それでは、風邪など召されませんよう、ご自愛くださいませ。
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山形県 鶴岡市 荘内神社