『仮面ライダーゴースト』第20話

ティセ子さん「丸いですか？」
ティセ子さんを知らない人は拙著『グロリアスドーン』をお読み下さい( =゜ω゜)ノ。電子書籍も出てますよ。

さてダイレクトマーケティングも終わったところで（＾＾；。
画材眼魔が丸いものを狙っていたのは、特に理由があるわけでもなく、丸いものに美しさを見いだしていたからなんですかね。しかしあのビルも断面では結構丸そうですな。イゴールに乗っ取られた会社はまだそのままで人間界に於ける眼魔の拠点になりそうです。

今回は「普通に人間にゴーストや眼魔は見えない」というのがよく演出されてましたね。アランにタケルやマコトのことを話すカノンの目の前で、ゴーストが戦っているとか。この辺は結構、面白い設定なので、もっと前面に出してきても良いような気もします。
そして長らく謎だった「マコトは普通に眼魔が見える。そしてタケルやカノンのように９９日間という寿命の制限もない」ことの理由が判明。
マコトの肉体は眼魔界に置かれたまま。言うなれば今のマコトそのものがゴーストなのか。だから眼魔も見えていたんですな。
肉体はまだ眼魔界にあるので生き返ったわけでもなく、９９日間の日数制限もない。またアランがマコトのことを名前ではなくスペクターと呼ぶことが多いのも、それが理由なのかも知れません。あくまでアランはマコトの映し身に話しかけているつもりだったんですかね。しかしまぁそうなると、マコトの身体はどういう状態にあるのか。そしてなぜカノンは眼魂として人間の世界に戻ってきたのかも気になりますなあ。

信長眼魂はマコトの正気を取り戻そうとするタケルに協力してくれましたが、ここはツタンカーメンの話も聞いてみたかったですなあ（＾＾；。タケルが意思を通じなければならない１５個の眼魂にはツタンカーメン魂も入っているので、いずれ会話シーンは来るのでしょうけど。
ゴーストとスペクターのコンビネーションで、液化して戻る隙をついてネクロムを撃破。と思ったら、何か新たな必殺技を披露としようとした時に突然、眼魔界から連絡が。

アラン「あ、ちょっと待て。メール入ったわ……。悪ぃ、親父から呼び出しだわ。今日はこれで帰るわ」
ゴースト「じゃあまた今度な」
スペクター「あ～～、あいつの親父こえーんだよな」

なんかそんな感じです（＾＾；。
そんなわけで眼魔界の家族会議。最初にアベルを呼び出した時、アドニスが「あの御方」と言っている事から、それはアドニスにとっても目上。階級はともかく年長者なのかも知れません。また兄アベル、姉アリアも緊張を隠せず、そして急遽戻ってきたアランも何やらびびりまくり。
この状況で出てくる人はこの人しかいないでしょう。
そう、太閤豊臣秀吉仙人のおっちゃん！
予告編だと「イージス長官」と言ってるように思えたのですが、字幕だと「イーディス長官」になってましたな。
どうやらアランの一族は皆「ア」で始まる名前。長官クラスはイゴール、イーディスと「イ」で始まるようです。そうなるとジャベルさんは案外、階級がかなり低いのか？

前にも書きましたが、回を追うごとにどんどん『プリキュア』ぽくなりましたねえ。『プリキュア』も異世界からの侵攻に女子中学生（たまに女子小学生や女子高生、妖精）だけで立ち向かう。敵側は家庭の問題を抱え、その世界は力で支配されている。さらにはいずれ味方になってくれそうな幹部がいる。
この路線だと最後には敵側が家族愛や友情に目覚めて消滅というパターンですが。
予告編の「迷った時には自分の心に従え」というのはアドニスからアランへかける言葉ですかね。そうなるとアドニスは必ずしも単なる悪ではなく、アランの言うように「眼魔には眼魔なりの正義」があり、それに基づいて行動しているが迷いもあるわけかも知れません。
そしてやはりおっちゃん＝イーディス長官なのか。確かにおっちゃん殿が変身ベルトの開発者だとすれば、全ては繋がるのですが、エンドテロップではイーディス長官を「仙人似の男」と紹介してますからねえ。
他人のそら似はないにせよ、実は双子とか、あるいは善と悪に分離してしまったとかはありそうですね。