『仮面ライダーギーツ』第５話

いや、しかし。日本人にはなじみのある動物とはいえ、キャラが狐、たぬき（に擬えている）の特撮、アニメが三本かぶるとは（＾＾；。
狐ライダーに水星たぬき、そして落語をするたぬき（『うちの師匠はしっぽがない』）。しかも相方に、たぬき、狐がいると。この中で一番影が薄いのが本物のたぬき（『うちの師匠はしっぽがない』のまめだ）というのが何とも（笑）。
いや、『水星の魔女』のスレッタとミオリネは視聴者が勝手に言ってるだけだろうという気もしますが、公式のバックショットを見ると……。うん、この二人の髪型、後ろから見ると完全に、けも尻尾やんと（＾＾；。

この前、狐とたぬきが揃ったのは『装神少女まとい』のゆまちんの神様以来なので、もう六年ぶりですな。ひょっとして「きつねダンスブーム」からかと思いましたが、日本ハムファイターズが公式にきつねダンスを始めたのは今シーズンから。準備に丸一年はかかるアニメ、特撮が間に合うはずがありません。きつねダンスの元曲が発表されたのが２０２０年らしいので、それなら間に合うか？

てなわけですでにギンペン、ダパーンと二人敗退して残り５人のデザイアグランプリ。まだ放送話数が５話、シナリオが『エグゼイド』の高橋悠也氏という事を考えると、これは今のデザイアグランプリは１クールを待たずして終了。そこからが本番という事ですかね。

今回のデザイアグランプリがいわば予選なのか。それともデザイアグランプリの向こうにさらなる展開が待っているのか。

しかし景和くん、ここに来て徐々に「一言多い」「空気読めない」キャラ付けが顕著になってきましたな。『カブト』の加賀見さんみたく「あくの強い主人公を中和する人の良い相棒」ではなく、微妙にイラッとさせるのが面白いキャラ付けです。

そしてバッファ＝道長がデザイアグランプリ、ギーツを憎む理由も明らかに。親友をデザイアグランプリのライダーバトルで失ってる。その時、ギーツは助けてくれなかった。
問題はこの時のギーツが英寿なのかどうか。どうやら変身後の姿は、ＩＤコアに依存するようなので別人だった可能性も捨てきれません。
流れとしては、なんか道長の方が英寿の相方になりそうな気もしてきました。

そして徐々に良い味を出してきたメリーおじさんこと森魚。今の引っかき回し役は彼のようです。現状、一番の年長者のようですし、実生活で鍛えられたしたたかさを生かして、もっとかき回して欲しいですが、次のリタイア候補も彼だよなあ。

新ライダーのパンクジャックは運営が用意した、いわばＮＰＣか。これも中の人がいるのかどうか。居たとしたら敗退した挑戦者、シローやダパーンという可能性もありますねえ。

次週はパートナーシャッフルが行われるようで、パンクジャックと組むのが誰になるか。パンクジャックと組んだライダーが敗退したらリタイアは一人。それ以外だったら一気に二人敗退する事になりそうですが……。

まぁ主人公枠のギーツ＝英寿、ヒロイン枠のナーゴ＝弥音は残りそうです。そうなると道長、景和、森魚から一人、もしくは二人敗退ですかね。

しかしそろそろ最初の激震が来そうなタイミングでもあります。いきなりデザイアグランプリの大前提がひっくり返されるかも？