庄司卓完全攻略ブログ

作家庄司卓のブログです。
スケジュールは毎月一日に掲載。アクセスカウンターは2010年1月1日より集計。

『ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風』第七話

2018年11月23日 00時00分53秒 | Anime・特撮
ギャングダンス! 今回はなんといってもギャングダンスがすべて持って行ってしまった感じです(^^;。
五部アニメ化のニュースリリースがあってから、このシーンをどうアニメ化するかと話題になっていたのは、難解なクライマックスでもえげつないボスの拷問でもなく、今回のこのギャングダンス。まさにその期待に応えてくれました(^^;。原作では数コマしかないのですが、それを見事にふくらませてキレッキレのダンスシーンに昇華。もともとこのシーン、ズッケェロを拷問してるシーンで、ギャング同士の抗争で自業自得とはいえ、主人公勢が無抵抗の敵を痛めつけるという展開。原作でもその陰惨さを適度に緩和するべく、挿入したシーンだと思いますが、そのズッケェロの拷問もダンスシーンに加えてしまうとは(^^;。

アニメ化の話があってから気になっていたと言えば、個人的にカプリ島の説明シーン。原作では「帝政ローマの時代には、皇帝アウグストゥスはこの島を別荘とし、一〇年もローマに帰らなかった」とありますが、後に『ローマ人の物語』を読んで気づいたのですが、これアウグストゥスではなく第二代皇帝ティベリウスの間違いなんじゃないかと。原作文庫版でもアウグストゥスのままですが、アニメは特定の名前を挙げずに「ローマ皇帝」とだけにしましたな。この辺もどうするのか気になっていたのですが(^^;。

Bパートはサブタイトル同様、ミスタのスタンド、セックス・ピストルズの登場。『ジョジョ』全シリーズの中でも、かなり個性的なスタンド能力です。海岸でランチを決めるミスタといい、無線にすでにサーレーが出てることをミスタに知らせようと四苦八苦するシーンと良い、Bパートはジョルノがミスタのマイペースっぷりに翻弄された感じですな。

そのサーレーのスタンドは登場せず。折角クラフトワークが来日公演を発表したのに(^^;。
そんなわけでズッケェロがどうやって二隻のヨットを短時間で重ねられたのかの推測はまた次回回しと言うことで( =゚ω゚)ノ。

『ゾンビランドサガ』第七話

2018年11月21日 22時39分18秒 | Anime・特撮
いやぁ前に「昭和アイドルと平成アイドルの違いを見せてほしい」みたいな事を書きましたが、それをここまで正面からやるとは思いませんでした。
うれしい誤算です。
でもまぁ昭和アイドルでも握手会はやっていたんですけどね(^^;。かくいう私も三田寛子さんのコンサートに行ったときシングル(当然、アナログレコードです。昭和ですから(^^;)を買って握手してもらいました(^^;。またファンの集い(今で言う「ファンミーティング」ですかね)で、一緒にポラロイド写真を撮って貰った事もあります。家の中捜せばどこかに埋まってるはずですが(^^;。

「お前たちはゾンビィであってもロボットじゃない」「心を開けばあいつらはお前を助けてくれる。そのときお前が何をしてやれるかを考えろ」
いざという時には決めてくれる巽もかっこいい。この作品、キャストのトップはさくらではなく巽なのですよね。あくまで主人公は巽なのか。
そして何より巽が何を考えてゾンビアイドルを結成しようとしたのか。そもそもさくらたちをゾンビィにしたのは巽なのか。グラサンの下に隠してるのは、シニカルな笑みなのか、それとも涙なのか。

サキちゃんも立派にリーダーしてるし、ゆうぎり姐さんもバランサーとしてうまく機能してますし、キャラクター配置もうまいですね。

「アイドルという職業は得るものよりも失うものの方が多い」とは、とあるアイドルアニメの二次創作で見た指摘ですが、この作品のフランシュシュのメンバーはもう失うものはないですからね(^^;。あるとしたら、これまで培ってきた仲間との絆か。あるいは生前の記憶が邪魔をするか。今回、さくらが自分の最期を思い出しそうになったし、この辺で何かあるかも知れませんな。

11月18日(日)のつぶやき

2018年11月19日 03時28分57秒 | Weblog

『仮面ライダー ジオウ』第十話

2018年11月17日 21時30分27秒 | Anime・特撮
いやぁ映司は立派になっちゃって。それでもあの救えなかった子供を経ての映司とというのが感慨深い。ライダーの力はなくとも、同じ悲劇を繰り返すまいと映司が選んだ道が国会議員だったわけですな。そして比奈ちゃんの怪力も健在(^^;。結局、本編で怪力のネタ晴らしはなかったわけで『ジオウ』でもそのままという事は、やはり生まれつきか(^^;。映司と比奈だけの登場でしたが、ウォズの「ハッピーバースデー!」やタイムマジーンのタジャドルコンボといい結構『オーズ』は優遇されてる感じですね。映司の赤い羽根も「赤い羽根募金」という意味だけではないそうで。「あしたのパンツとちょっとのお金」もいただきました(^^;。

惜しむらくは『オーズ』本編でも映司と父との間に確執があった様が描写されてましたし、壇黎人王と正宗社長との対比にする手もあったかと思いますが、さすがにそれは欲張りすぎか(^^;。

しかしキャッスルドランもタイムジャッカー側なのね。大型メカ(厳密に言うと違いますが)は原則的にタイムジャッカーの持ち物になるんですかねえ。
他に大型メカというと『ファイズ』のジェットスライガー、そして『鎧武』のスイカアーマー……というわけで、ラストに来ました! 紘汰さん! そして予告編には戒斗も! もちろんオリジナルキャスト! いやぁこれは良い意味でびっくり。『オーズ』では主人公とヒロインでしたが、『鎧武』は主人公とライバル。こうなると呉島兄弟の登場も期待したいですねえ。プロフェッサー凌馬は……、まあ無理か(^^;。
しかし紘汰さんがどういう素性で現れるのか分かりません。他の作品同様、ライダーとしての活躍がなかったことになれば普通に(?)フリーターなのか。それとも自称神の黎人神とは違い、神の力で時間干渉も乗り切っているのか。まぁこうなると次回も黎人神に続投してもらい、神対神の対決も見たかったような気もします(^^;。

『SSSS.GRIDMAN』第六話

2018年11月17日 21時25分55秒 | Anime・特撮
あぁ、なるほどなるほど。日常シーンが生活ノイズのみで一切BGMがないのはそういう事だったのか。
こうなるとアカネが作り上げたというあの世界が、いわば「音楽のない世界」とも考えられます。グリッドマンやアシストウェポンの皆さんが活躍するとき、BGMが流れるのは、アカネの影響力よりもグリッドマンたちの力が優位に立ってるとも考えられます。
そうなると俄然気になるのが、六花が怪獣少女二代目アノシラス同様、ヘッドフォンステレオを聴いてるシーンが多いこと。今回も意味ありげに演出されてましたね。そうなると六花はアカネの作った世界からの影響がもともと少ないのかも知れません。
あるいは六花はアカネが作り上げた理想の親友。過度に自分へ干渉しないものの、常に気にかねてくれる、いわば都合の良い存在という線も面白そうです。

さて世界の構造も明らかに。舞台となってるつつじ台の町がアカネが作り上げたもの。そして気に入らない所を怪獣を使って壊し作り直す。なんか箱庭療法というか『ポピュラス』というかですなあ。
その先にあるものは何か。アカネにとって理想の町を作り出すことなのでしょうか。そうなるとなんか『ドラえもん』の有名エピソード「独裁スイッチ」も思い出します。独裁スイッチは、独裁者を懲らしめるために作られたものでしたが、アレクシスはアカネを懲らしめようとしてるわけではないでしょうねえ。
アレクシスにとっては、アカネはあくまで道具。アカネが使ってる怪獣のようなものかも知れません。アレクシスがなぜアカネに協力してる振りをしてるのか。グリッドマンと相打ちになり、アレクシスの方も力を失っているのでしょうか。アカネが怪獣を使い町を作り直す過程でアレクシスに何らかのエネルギーが流れ込んでいるのか。あるいは『ウルトラマン』のメフィラス星人ではありませんが、アカネから「こんな世界なんかいらない」という言質を引き出すのが目的かも知れません。アレクシス側にも何らかの契約条件みたいなものがあり、現地に住んでる知性体から「譲渡」の意志を示して貰わないと、世界を手に入れられないのかも。

グリッドマンと裕太の関係も分かったようで分からないままですな。合体してるものの、同一人物ではない。これはアカネとアレクシスの関係と鏡像になってるのでしょうか。

しかし六花ちゃんは敵の男の子を拾ってくる運命なのね(^^;。

11月16日(金)のつぶやき

2018年11月17日 03時34分47秒 | Weblog

『ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風』第六話

2018年11月16日 22時50分25秒 | Anime・特撮
おお、アバッキオの過去エピソードをここに持ってきましたか。
おかげでエピソード全体がアバッキオ中心によくまとまった感じです。ソフト・マシーンの謎を解くのもブチャラティよりはアバッキオの比重が増えた印象です。こうなると原作で過去エピソードが挿入されていたマン・イン・ザ・ミラー戦は、完全にフーゴメインになりそうですね。
前回の未来より過去に拘るアバッキオのモノローグといい、非常によく計算された感じです。
これは今回、相当脚本に時間を掛けたんじゃないですかねえ。一度、シリーズを通して最後まで書き上げた後、細かい矛盾点や説明、そしてキャラクターの掘り下げやエピソードの順番を精査した上で、また最初から書き直したんじゃないかと思えてきます。原作は週刊連載という事もありライブ感覚重視ですから、矛盾や説明不足をすべて潰したら、原作のノリをスポイルしてしまう可能性もありますし、その点も踏まえても非常に高いレベルで安定してる脚本ですね。

アバッキオは長い『ジョジョ』の中で、一、二を競う切ないキャラクターなのですが、今回もその一端が見えましたね。特にアバン冒頭。警官の制服に袖を通すアバッキオの一瞬の晴れがましい表情が何ともいえずに切ない・゚・(ノД`)・゚・。この町を守る、市民を守ろうと、若者らしいまっすぐな志に胸を躍らせて警察官になった若者が、現実にすりつぶされて死んだような目になっていく。そうなって行かざるを得なかった現実がなんともつらいです。
同時にこれはジョルノがギャングスターに憧れた経緯の補完にもなってるんですな。なまじギャングスターに憧れたからこそ、ジョルノは現実にすりつぶされずにすんだわけで、なんとも皮肉な展開です。
荒木先生の作品ではありませんが、まさに「悪を倒すのは正義じゃない。より強大な悪だ」ですな。

ヨットをナンバーで区別してるなど、よりわかりやすく説明していた感じですが、なまじ詳しくなった為、逆に疑問が生じた点もネットで指摘されてますな。
特にブチャラティがハーバーでヨットを借りていた短時間で二隻のヨットをどうやって重ねたのかという疑問。
私はここで次回能力が明らかになる、相棒のサーレーに手伝って貰った説を提唱します( =゚ω゚)ノ。
原作を読み直してみると、ズッケェロが自動車から姿を消した後、もう一度どこかでサーレ-と落ち合っていてもおかしくないんですよね。
詳しい説明についてはサーレーの能力が明らかになってからと言うことで( =゚ω゚)ノ。

さて次回はセックスピストルズ登場ですな。饒舌なスタンドだけに、アニメでどう描かれるのか楽しみです。