今回のサドリが取った作戦を見て『伝説巨神イデオン』を思い出しました。
ギジェがソロシップ側に寝返って間もなく、Bメカにギジェが乗ってる事を知ったバッフクランは「よくやった。メカを乗っ取ってすぐに戻ってこい」と連絡。そんな約束などないギジェは戸惑いますが、戦闘の衝撃で他のパイロットが失神。監視の為に乗り込んでいた少女が銃を取り落とし、それを奪ったギジェはバッフクランへ投降を連絡。
ギジェが裏切ったという他のクルーに対して主人公のコスモだけは
「いや、これは作戦だ! いまだギジェ!」
そう言われたギジェは銃を返してバッフクランを撃退。
無事に帰還したギジェは恋人(?)のシェリルから
「本当に作戦だったの?」
と問われて
「……私にも分からん」
『イデオン』の中で屈指の好きなシーンですが、劇場版ではカットされてしまってるんですよね(^^;。
当時は「コスモはギジェを仲間と信じていた」と思ったのですが、今になって思い返してみると、コスモはやられた事をやり返しただけ。仮にギジェが本気で裏切ったとしても、バッフクラン側は疑心暗鬼の目で見るはず。コスモ側には損のない作戦なわけで、コスモもなかなかしたたかだったんですな。二重三重のシナリオには今さらながら感心します。
今回、サドリの攪乱で同盟軍側に参加したオーランの第三艦隊とグラキエス航空隊が同士討ちを始めるわけですが、『イデオン』並とはいいませんが、もうちょっとうまく処理できなかったかなとは思います。第三艦隊側にはグラキエス戦闘機への恐怖心、グラキエス側には母国を第三艦隊に滅ぼされた恨みがあると描写されていたものの、それが指揮官レベルの話でしか語られてないので、各人の猜疑心が頂点に達して均衡が破れたという説得力がいまいちなんですよね。まぁ想像はできるのですが。
前作に登場した銃士モランのような一介の兵士視点もあればいいのですが、そうなるとどうしても尺を取るし、やはりこのストーリーを2クールでやるのは厳しかったのかなと。
ファムは予想通りサーラの意思を汲みサドリに親書を届ける役目に。
やはりミリアからサーラの親書を受け取ったヴァサント、そしてサドリも意外とあっさり矛を収める事に。
まあ両者とも落としどころを探りつつ戦っていたのかも知れませんが、その辺はやはりもうちょっと描写が欲しかったかなあ。特にヴァサントは強硬派を押さえきれずにいた所もありますし。
ラストシーンでサドリの回想に登場した少女。サドリの娘か孫か。そしてファムとはどういう関係か。サドリがあっさり引いた理由は、もしかしたら親書を持ってきたのがファムという所も関わってきてるのかも知れませんな。
お家騒動を危惧してサドリが逃がしたアウグスタの血縁者がファムなら、そのファムが現アウグスタであるサーラの所にいるとなったら一大事。
アデス軍同士で争ってる場合ではないと思った可能性も。
またチャットでも指摘されたのですが、サドリはルスキニアが真意をある程度察しており、自分は時間稼ぎをすればいいと分かっていたか。
しかしいきなり現れて、全方位射撃でアデス艦隊を撃退するシルヴィウス。最終回のゴーカイジャーかと(^^;。
ギジェがソロシップ側に寝返って間もなく、Bメカにギジェが乗ってる事を知ったバッフクランは「よくやった。メカを乗っ取ってすぐに戻ってこい」と連絡。そんな約束などないギジェは戸惑いますが、戦闘の衝撃で他のパイロットが失神。監視の為に乗り込んでいた少女が銃を取り落とし、それを奪ったギジェはバッフクランへ投降を連絡。
ギジェが裏切ったという他のクルーに対して主人公のコスモだけは
「いや、これは作戦だ! いまだギジェ!」
そう言われたギジェは銃を返してバッフクランを撃退。
無事に帰還したギジェは恋人(?)のシェリルから
「本当に作戦だったの?」
と問われて
「……私にも分からん」
『イデオン』の中で屈指の好きなシーンですが、劇場版ではカットされてしまってるんですよね(^^;。
当時は「コスモはギジェを仲間と信じていた」と思ったのですが、今になって思い返してみると、コスモはやられた事をやり返しただけ。仮にギジェが本気で裏切ったとしても、バッフクラン側は疑心暗鬼の目で見るはず。コスモ側には損のない作戦なわけで、コスモもなかなかしたたかだったんですな。二重三重のシナリオには今さらながら感心します。
今回、サドリの攪乱で同盟軍側に参加したオーランの第三艦隊とグラキエス航空隊が同士討ちを始めるわけですが、『イデオン』並とはいいませんが、もうちょっとうまく処理できなかったかなとは思います。第三艦隊側にはグラキエス戦闘機への恐怖心、グラキエス側には母国を第三艦隊に滅ぼされた恨みがあると描写されていたものの、それが指揮官レベルの話でしか語られてないので、各人の猜疑心が頂点に達して均衡が破れたという説得力がいまいちなんですよね。まぁ想像はできるのですが。
前作に登場した銃士モランのような一介の兵士視点もあればいいのですが、そうなるとどうしても尺を取るし、やはりこのストーリーを2クールでやるのは厳しかったのかなと。
ファムは予想通りサーラの意思を汲みサドリに親書を届ける役目に。
やはりミリアからサーラの親書を受け取ったヴァサント、そしてサドリも意外とあっさり矛を収める事に。
まあ両者とも落としどころを探りつつ戦っていたのかも知れませんが、その辺はやはりもうちょっと描写が欲しかったかなあ。特にヴァサントは強硬派を押さえきれずにいた所もありますし。
ラストシーンでサドリの回想に登場した少女。サドリの娘か孫か。そしてファムとはどういう関係か。サドリがあっさり引いた理由は、もしかしたら親書を持ってきたのがファムという所も関わってきてるのかも知れませんな。
お家騒動を危惧してサドリが逃がしたアウグスタの血縁者がファムなら、そのファムが現アウグスタであるサーラの所にいるとなったら一大事。
アデス軍同士で争ってる場合ではないと思った可能性も。
またチャットでも指摘されたのですが、サドリはルスキニアが真意をある程度察しており、自分は時間稼ぎをすればいいと分かっていたか。
しかしいきなり現れて、全方位射撃でアデス艦隊を撃退するシルヴィウス。最終回のゴーカイジャーかと(^^;。