『我が偽りの名の下へ集え、星々』紹介ブログ

カクヨム掲載中、ファミ通文庫より発売予定のライトノベル『我が偽り名の下へ集え、星々』の紹介ブログです。

『我が偽りの名の下へ集え、星々』について

2018-05-31 | はじめに
『我が偽りの名の下へ集え、星々』はカクヨムにて公開中、ファミ通文庫より発売予定のライトノベルです。
カクヨムでの掲載ページはこちらになります。
当面は毎日更新予定です。

ストーリー
舞台は遠い未来。緩やかに衰退しつつある人類社会に刺激を与えようと皇帝グレゴールは、意図的に戦乱を巻き起こしていた。
その最中、現れた皇子ミロ。ミロは皇帝の手に寄る戦乱を収めようと、仲間と共に帝国学園に入学する。
その目的は……、帝国簒奪!
しかしミロにはある秘密が……。

当ブログでは、その著者である私こと庄司卓が、その内容を紹介していきたい思います。

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順不同
随時追加していきます。

更新履歴
4月23日:
カクヨムにて第三章「学園自治会長カスガ・ミナモトの憂鬱」第31話「……ぬかったわ」が公開されました。
ファミ通文庫公式ツイッターカバーイラストが公開されました。是非ご覧下さい('ω')ノ。
「設定:SF、科学」『リープストリーム その2』を公開しました。
「登場人物」「登場宇宙船」についてはストーリーの進行に合わせて随時更新。

当ブログはファミ通文庫編集部の了承を得て、『我が偽りの名の下へ集え、星々』著者の庄司卓が運営しております。
当ブログに関する責任は全て庄司卓にあります。ご意見、ご質問は庄司卓の方へお願いいたします。
当ブログに掲載されているテキスト、イラスト、画像の無断転載を禁じます。
当ブログに掲載されている設定等は全て『我が偽りの名の下へ集え、星々』用に創作したものであり、現実のものや他の作品とは違いのある場合があります。その点は予めご了承ください。
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リープストリーム その2

2017-04-23 | 設定:SF、科学
リープストリームに入ると、周囲を光り輝く靄か雲のようなもので覆われたチューブ状の空間を移動する事になる。その光り輝く靄を通して、通常空間の天体が確認出来る。
しかし光り輝く靄や天体の光は、可視光線として発したものでは無く、通常空間では重力として発生したエネルギーである。重力エネルギーの一部は、通常の空間に留まらず、他の宇宙へと漏れ出しており、その一部がリープストリーム内で超対称変換されて電磁波となると推測されている。またそれが干渉するとリープストリーム内を充たす、光り輝く靄のようになるらしい。
その為、ブラックホールや褐色矮星など巨大な重力を持ちながら、通常、光学的な観測が難しい天体でも、リープストリーム内では、明るく輝く天体として確認出来る。
またリープストリーム内からリープ閘門を見ると、漆黒の円盤のように見える。そこを通過するとディストーションエクステンダーを起動したままで通常空間へ戻れる。通常、ディストーションエクステンダーの再起動には時間を要するが、このようにリープ閘門から直接、通常空間へ戻った場合、間近に別のリープ閘門があればすぐさまリープストリームに再突入することが出来る。
リープ閘門、リープストリームは質量を持たないが、重力場による空間の歪みに引きずられるので、結果的に天体の周囲を質量のある物体のように回る事も珍しくない。
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レーザー兵器

2017-04-22 | 設定:SF、科学
この世界に於ける宇宙戦闘の主力兵器。
レーザーは光速度で直進、電荷もないので、発射されてからの回避は事実上不可能であり、電磁的にシールドする事も出来ない。兵器として実用化されてから(作中では)千年近く経っており、技術的にも完成されており信頼性も高い。
しかしそのレーザーのメリットがデメリットにもなっている。直進性が高いので遮蔽物、障害物の向こう側に潜んだ敵を攻撃することが出来ない。宇宙空間で使用すると、射線が見えないので、弾着観測が出来ない。照準がきちんと合っていれば問題は無いが、機械や計器というものは常に誤差があり、また兵器である以上、過酷な条件で使用されており、その誤差は徐々に大きくなっていく。その為、理屈の上では百発百中であっても、実際には命中しない場合も多い。そしてレーザーは直撃させないとダメージを与えられない。
また仮に「レーザーを100%反射、拡散する物体があれば、レーザーそのものには質量が無いので、如何にその物体が物理的に脆弱でもそれを貫通することは出来ない」。もちろん軍用レーザーを100%反射、拡散あるいは吸収する物質など存在しないが、数%でも反射、拡散する物質があれば、それを大量に散布、塗布すれば、威力の低減が望める。そのような物質を利用した折りたたみ収納式の防盾(シールド)、艦船用の塗料や装甲、そして宇宙空間に散布する微粒子(ミスト)などが実用化されている。
またディストーションエクステンダーの「空間の歪みを拡大する」機能を利用して、空間そのものに負荷を掛けて電磁波の全反射現象を起こす「空間負荷型対レーザー防盾」も存在するが、これはまだ実験段階である。
このような欠点を補う為、戦闘艦にはレーザーと共にミサイル、レールガンも搭載されている。また実戦においては敵艦艇が宇宙空間に浮遊する小惑星やデブリの陰に隠れている場合が多く、艦載レーザー砲は対艦と障害物破砕用の対物レーザーを兼ねている。
またレーザーを発射する前に。その射線上へレールガンで運動効果弾を発射しておき、各種対レーザー防御手段を破砕した後、レーザーを発射する、いわゆる「コンビネーション砲」も開発されているが、これも実験段階である。
レーザー兵器の威力は必ずしも口径には比例せず、また必ずしも常に最大出力で使用されるわけでもないので、その破壊力を比較するのは難しい。そこで帝国軍はもっとも基本的な艦載対空レーザー銃の威力を「1」として、平均してその何倍の破壊力があるかで比較している。その単位は「v」であり「7v」は対空レーザー銃の7倍、「120v」は120倍となりが、若干の誤差があり、また数年ごとに見直されるので、過去の兵器との比較は無意味である。なお単位「v」は、かつてレーザー発振管を「バルブ(valve)」と呼んでいた名残だとされる。
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ウーラント軍

2017-04-21 | 設定:社会
正式には「銀河共同体ウーラント星域方面軍」。
元を正せば2415年に発足した銀河共同体の条約内容に反対した勢力である。
軍を中心とする公的機関の大幅な整理削減に反対する一派がアントワープ星域に立てこもり武装蜂起。皮肉な事にその一件が銀河共同体の常備軍「統合宇宙軍(GCJSF)」の発足を急がせることになった。出来たばかりの統合宇宙軍に排除された反対派は、銀河共同体中央星域に繋がるリープストリーム「アドニス回廊」を占拠するも、再び統合宇宙軍に敗れ去り、辺境ウーラント星域へ逃亡した。ウーラント星域はリープストリームによる連絡が悪い事も有り、共同体政府はそれ以上追撃する事無く、反対派もそこを拠点とする事になった。その後、内部闘争や離合集散を繰り返しながら2610年頃に「銀河共同体ウーラント星域方面軍」を自称するようになる。
ユニークなのは彼らを排斥した銀河共同体の「正規軍」を名乗った事である。彼らが反対していたのは条約内容とそれに伴う公的機関の大幅な整理削減であり、銀河共同体そのものには反対していない。むしろ統合宇宙軍こそ非合法の軍事組織であるというのが、ウーラント軍の主張である。
アレッサンドラ女帝の帝制宣言に対して書簡を送ったウーラント軍は、汎銀河帝国体制を承認する見返りに、ウーラント軍を帝国の正規軍と見なすように求めたが、帝国側はこれを拒絶。以来、ウーラント軍は皇帝や王朝の代替わりに際して、帝国領への侵攻を繰り返すことになる。
「選帝侯戦争」の時には、ボーダー男爵を介してチェーザレ八世と称したアルトゥール・バイロンの後ろ盾となり、フリードリッヒ帝の時代には名将サクサワベ将軍の指揮でエイペックス作戦を敢行。帝国首都まで間近に迫るなど、たびたび汎銀河帝国に干渉してきた。しかしグレゴール帝による三年半に渡る長期遠征「オデッセウス作戦」によりウーラント軍は事実上壊滅。司令部は逃走、敗残兵は帝国領内にも潜んでいるが、組織だった行動は出来なくなっている。

社会体制としては全体主義軍事国家で、幼児から老人まで市民全てに軍の階級が与えられている国民皆兵国家である。しかしそれ故に組織の硬直化を招き、エイペックス作戦の際にはまだ勝敗が決していないにも拘わらず、些細なミスを理由にサクサワベ将軍を軍法会議に掛けて銃殺するなど、結果的に人材の枯渇を招くことになり、「オデッセウス作戦」の頃には、すでに自壊していたも同然だったという。
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「引き潮の時」

2017-04-20 | 設定:社会
25世紀以降、顕著になってきた「地球を故郷とする人類の衰退」を意味する言葉。
三大勢力が覇を競っていた、いわゆる三国時代から「ドーヌムからの回収に頼りすぎ、人類が独自に新たな発見発明をする事が無くなっている」「過去に作られた技術的産物の資料が散逸してしまい、再現、修理不能なブラックボックス化してしまっている」などの問題が指摘されていたが、社会情勢から踏み込んだ調査と研究はなされなかった。
銀河共同体設立後の2450年頃、この問題に関しての大規模な調査が行われた。
その結果、以前から言われていたような「新たな発見や発明の極端な減少」「ブラックボックス化してしまった過去の技術」のような問題が現実に見られること、そして技術的問題ばかりでは無く「出生率と平均寿命の低下」や「非科学的な迷信の流布」「社会的な帰属意識の低下」など様々な問題が明らかになった。
銀河共同体政府はさらに調査を続けたものの原因は不明であった。「調査のタイミングで、無関係な複数の調査結果がたまたま一致しただけ」という見方もあったが、「人類は緩やかに衰退を始めている」という解釈が一般的なものとなった。しかしこれが一時的なものか、永続的なものか。一時的なものだとしたら、どの程度、続くのかに関しては、論者の数だけ仮説があった。
この現象については「文明の氷河期」「人類の限界点」とも呼ばれたが、結局、誰が言い出したのかも分からない「引き潮の時」という名称が定着した。
銀河共同体の「第一市民制度」も、もともとこの「引き潮の時」への対策として始められたものである。しかし成果を上げることは出来ず時代はアレッサンドラ女帝、クラウス帝の帝制、貴族制の完成へと至った。クラウス帝はトップダウンによる強引な改革を期待して帝制、貴族制を導入したと言われるが、歴代皇帝や貴族は権力争いに終始するだけで、この問題に本腰を入れて取り組んだのは、地球人類文化圏の統一を目指して「イスカンダル作戦」を立案したマクシミリアン帝、大胆な経済改革で現状打破を図ったヘルムート帝などしかいなかった。
以降も多少の回復を見せつつも、長期的には「引き潮の時」は継続していると考えられている。
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