庄司卓完全攻略ブログ

作家庄司卓のブログです。
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『エウレカセブンAO』第17話

2012年08月29日 23時00分06秒 | Anime・特撮
堺三保さんがあっちの世界で、あんな本を書いていたとは知りませんでした(^^;。

さてそれはさておき、何となく見えてきましたな。
時間と空間は同義の存在ですが、スカブコーラルはそれを最初から同じものとして認識する事が出来る。空間を移動するように時間も移動する事が可能。一方、人間は知識では時間と空間が同義と知っていても、それを感覚として認識する事はできず、空間を移動する事はできても、自在に時間を移動する事はできない。
スカブコーラルは人間に知性がある事は分かっていても、時空間に対する認識に違いがあるので、なかなかコミュニケーションが取れない。そこでコーラリアンやトラパーを寄生させる事により、何とかコミュニケーションを取ろうとしているという事でしょうか、
時間を移動する事が出来れば、過去の改変により生じたパラレルワールドも、スカブコーラルは同一の存在として認識してるのかも知れませんな。スカブから見ると人間は、視点が変わるとすぐに姿が変わったり(時間経過による成長、老化)、あるいはすぐに考えが変わったり(パラレルワールドの存在を同一視)と、理解不能な存在なのかも知れません。

この所、急に性格が変わったりしているゲオルグ辺りも、もしかしたら基礎部分にクォーツを使っており、多世界とリンクしているのかも知れませんな。

消えたかと思ったチームゴルディロックスもこの世界では一般人として無事に生活している様子。しかしクロエ、メイヴのマキャフリー姉妹はさておき、マギー・クァンって名前の人は世界中に一体何人いるのかと(^^;。

何人いるのかで思い出しましたが、やはりこの世界は20世紀初頭の大規模なスカブバーストで大打撃を受けていたんですな。人口は約半分。東京がスカブバーストで壊滅、世界から孤立している割には、それなりに経済も潤っており軍事力もあるようなので、あの世界の日本は相対的にアメリカに次ぐ大国なのかも知れません。

ヨハンソンがこの世界が過去に改変を受けたと主張していた為か、皆さん、意外とあっさりその事実を受け入れましたな。まあ正直、この辺はいささか巻が入ってるように思えましたが(^^;。
しかしヨハンソンの言う「他の世界」はほぼ現実世界に近いですが、他の世界の可能性に言及している様子がないところを見ると、ヨハンソン自身が「こちらの世界」から転移してきたんですかね。あるいはトゥルースがそうなのか。
ヨハンソンは別の世界を幻視していたと言いますが、アオが見た「ナルがトゥルースに連れ去られた時の別の沖縄」もそうなのか。もしもヨハンソンが自分が転移してきた世界の事を語っていただけなら、幻視そのものが嘘という事になりますが。
もっともあっちの世界の堺三保さんが書いていたあの本。どうも(旧?)文部省の刊行らしいんですよねえ。すると国家レベルでも影響のある本という事なのか。

エレナの件もありますし、ガゼルの仲間ハンも世界の書き換えをあっさり受け入れた所を見ると、意外に他の世界から紛れ込んでしまった人間というのは多いのかも知れません。
しかしエレナが「世界の選択」「君の相談にのってあげられるのは私だけ」とかいうと、どこまで本気なのか分かりませんなあ。
ところであのタイアップアニメはBD/DVDに特典として収録されるんでしょうか(^^;。
それにしても一時期、ナルが蚊帳の外と言われていましたが、この所はむしろフレアの方が蚊帳の外ですな。

それはそうとクォーツを吸収するクォーツガンは何となく『まどか☆マギカ』のキュウベエっぽいなとチャットでも話題になりました(^^;。