F1 ハンガリーＧＰ

さてレースそのものはポールからスタートしたハミルトンがそのまま逃げ切り、三勝のアロンソ、ウェバーに続いて今期二勝目。前回、ドイツＧＰは何かとドタバタしておりましたが、何とか今回は面目を保った形です。
しかし今回の主役はやはりロータス。ライコネン二位、グロージャン三位と２、３フィニッシュ。特にライコネンはＫＥＲＳにトラブルを抱えていながら、この結果を残したのはさすがにワールドチャンピオン経験者。後半戦は表彰台の一番、高い所へ登れそうですな。
一方、今回の踏んだり蹴ったり枠はシューマッハ。フリー走行のクラッシュに始まり、スタートではエンジンの異常過熱とかでピットスタート。さらにはドライブスルーペナルティとよくもまあこれだけ続くものだというトラブル続出。結局は終盤にリタイアとまったくいいところがありませんでした。

いいところがなかったといえばザウバーも同様。ハンガロリンクでは苦戦が予想されましたが、今回はまったくいいところ無し。可夢偉も「Ｑ３まで残れれば奇跡」とコメントするほど。結局、可夢偉は完走１８位ながら終盤リタイア。ペレスも完走はしたものの１４位。ポイント争いにはまったく絡めないまま終わってしまいました。

そういえば七月に勝てないベッテルのジンクスはいまだ継続中ですな。

Ｆ１は８月中はお休み。そして休み明けにいきなりみんな大好きスパフランコルシャンが待ちかまえております。
順調にポイントを伸ばしているアロンソを追うのはハミルトンかベッテル、ウェバーか。後半戦は可夢偉の表彰台も期待したいですね。