人生の謎学

―― あるいは、瞑想と世界

瞬篇小説 《片足》

2008-06-28 08:14:41 | 短編小説
この物語にとって、春はことさら残酷な季節です。

片足を失った少女を描くことは辛いのですが、誰の人生にも、とりかえしのつかない苦しみの芽はひっそりと胚胎しているものかもしれません。私たちはふつう、それをふりかえり、せいぜいのところ鎮魂することしかできないのです。

瞬篇小説 《片足》__1


瞬篇小説 《片足》__2








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