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未成年(ACL山東戦)

2005-05-12 21:27:11 | 横浜Fマリノス
Jリーグはアジアレベルを越えている。
そう言えないのは、クラブチームがアジアの大会でそれほど強さを見せてないからだ。
そして今年、昨年の雪辱をはらすべく、マリノスは戦った。
過密日程とこれが及ぼす相次ぐ怪我人と共に。
しかし結果として昨日の山東に二敗して、グループリーグ敗退。

試合は開始直後6分にCKからの那須のゴールで、胸を躍らせる。今回求められるのは2点差以上の勝利。
しかし得点後、マリノスのプレスは甘かった。動くボールに対して動きだしが遅く、好きにボールを回されてしまう。
「腰の引けた試合はするな」という岡田監督の言葉が思い出されるが、改善はされる事がない。
そしてついに失点。今年の失点時のキーワード「エアポケット」の時間である。
疲労が溜まっているのか、運動量が少なく、気持ちはあるのかもしれないが、プレーには反映されてこない。
ACLでは、レフリーの質が悪いだとか、サッカーではなく格闘技の様なラフプレーなどがよくあるが、今回もレフリーの判断は意味不明だった。
身体が少しぶつかっただけで、ファール。ボールへちゃんと行っているタックルにファール。
しかし、相手の腕を掴んでまるで合気道の様なプレーにはイエローカードが出ない。
ただ、まだあと2点とればいいのだと思った。諦めてはいけない。

そして後半、前半よりはプレスが改善されている試合展開。しかし今度は、執拗なまでの山東の遅延行為。身体が当たってもないのに倒れ込み、痛がる。昨年もそうだったが、こんなシミレーションにイエローさえ出ない。
試合が5分程中断するなど、混沌とした試合展開にもマリノスはめげずに攻める。76分には4バックにしての久保の投入。流石に久保はレベルが違い、攻撃の核ができた。
ドローで良い山東は、遅延行為を続け、マリノスは必死に攻めるが、前掛かりになった所を綺麗なカウンターからロスタイムでの失点。
ロスタイムが7分もあった試合で、残りまだ数分あったが、この時点で1-2であるから、可能性として低くなってしまう。諦めずに攻めるがそのまま試合終了。

今回は横浜のあるスポーツバーで観戦した為、すぐに店を出なければならなかった。
だから悔しさを吐き出す暇はなかった。しかし、思い出されるのは悔しさばかり。
レフリーの質、これが果たしてサッカーなのか?と疑いたくなる様な、相手。
マリノスは力をもっと持っている筈だし、やれた筈。
しかし2年連続グループリーグ敗退。
過密日程とは言え、ヨーロッパのビッグクラブも同じ様な日程をこなしている。移動距離や時間の差はあれど。

昔、まだ10代の頃よく思った。
自分はもっとできる筈なのに、結果が出ない。そして周囲にも認められない。上手く理解されていないと思った。どうしてだろうと、そんな自分に苦悩し、何か自分を上手く表現する方法がないかと思った。理解される方法がないかと考えた。
試合後、そんな自分が思い起こされた。

ACLにしても、Jリーグにしても、マリノスにしても、まだまだこれからの状態、まだ未成年なのかもしれない。

さぁ、リーグ戦に気持ちを入れていこう。
選手の中で気落ちしている人もいるだろう。だからこそ、サポーターは気落ちなんかしてる場合じゃない。


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