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授業で役立つ指導の技術-33-

2024-08-13 05:15:25 | 全員参加型授業の指導技術
《 机間指導の基礎・基本 》
 
机間指導は、教師の力量が問われる場である。
 
目的は次の3つである。
 
① 個々の状況を把握する
 
  → 個々の考えの特徴やわかり方、つまずきを見つける。
  → 指導と助言;実態に応じて個別的に言葉かけをする。主にCをBにする。
  → 激励と評価;より高いレベルに上げるために励ましつつ、全員の状況を記録する。   主にB→Aをめざす。
 
 
② 全体的な学習状況・傾向を把握する
 
  → 状況によっては、授業を修正(速度・手順・方法・展開)しなければいけないかの判断をする。     
 
 
③ この後の授業で使うモデルを選択し、組み立ての戦略を立てる。
 
  → 直後の全体場面で、学習の質が高まる契機として生かす。
 
  (例)机間指導しながらノートに☆を書いておく。
  「ノートに☆を書かれた人起立。書いた意見を読んでください。」 
 
 
だからこそ、机間指導には座席表が欠かせないのである。
 

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