青裸々日記 Aorara Diary

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2011年10月23日 21時42分56秒 | 青裸々日記。
多摩川・鮎美橋(東京都青梅市)

 こんにちは。
 今日も皆さん、ありがとうございます。



 苦しいことや嫌なことがあると、普通は落ち込みます。
 いくら「失敗に負けないタフな心を」と言っても、まさか本当に失敗ばかりして元気になる人を目指すというのなら、そちらのほうが無茶な話です。

 世の中には、あたかも傷つかないような心を持っているかのように見える人がいるものです。
 そうすると、その人は余程打たれ強いか鈍感かのどちらかということになりますが、
 いずれにしても、そういう人並み外れた心を持っている人はなかなかいません。
 「周りがみんな強くて、自分だけ弱い」と感じているなら、それはほぼ誤解です。
 落ち込んでいる時は心も傷つきやすくなっているものですから、
 周りの人がみんな強い人に見えて、逆に自分自身がめちゃくちゃ打たれ弱い人間と感じてしまう
 だからこそ、落ち込みが激しいから自分が弱く見えているというだけで、
 元気でいる時、意外な打たれ強さを発揮していることも、本当はあるのです。


 だから、自分の「打たれ弱さ」を考えるのも、ほどほどにしたほうがいい。
 辛いことがあれば落ち込むのは当たり前の話なのですから、自分だけの問題とは考えなくていいのです。
 苦しい時は、もっと素直になっていいのです。

 周りの人はたまたま「気落ちして当たり前のこと」にぶつかっていないだけで、
 同じようなことがあれば、自分と同じように気落ちするのです。
 だから、自分だけ特別に傷つきやすく出来ているなどと、劣等感を持っこともないのです。


 そう考えられれば、逆に落ち込んでいる人への見方も変わるのではないでしょうか!?
 「自分だけでなく、誰でも落ち込むことはある」というのは当たり前のようでいて、
 現実には、誰しも自分のことで精一杯で、やっぱり自分の落ち込みこそが世の中で一番しんどいものと考えてしまいがちです。
 しかし、「誰でも落ち込むことはある」という意識があれば、
 「ちょっと落ち込みすぎじゃない?」という考えから、「あれほど落ち込んでいるということは、よっぽどのことがあったに違いない」と、
 相手を慈しみ、また優しく接することが出来るようになる。
 つまり、自分も人も、悲劇のヒーローに仕立て上げることがなくなるのです。


 落ち込むことでは、人間的に劣っていたり、弱いということにはなりません
 そこがわかれば、安心して落ち込み、安心して立ち直れる気がするのです。

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