青裸々日記 Aorara Diary

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1割。

2011年04月27日 23時22分53秒 | 青裸々日記。
羊山公園の芝桜(埼玉県秩父市)

 こんにちは。
 今日も皆さん、ありがとうございます。



 素晴らしい考え方をしている人の話を聞いたり、自己啓発本などを読んで知ったという場合。
 その瞬間、あるいは短期的には「なんてすごい考え方があるんだ」と、
 感動する人がほとんどだと思います。
 しかし、しばらくすると「やっぱりそんなのは難しい」とか「気がついたら忘れちゃった」ということで、
 ややもすれば「自分はすごい人には敵わないんだ」と、残念な気持ちになってしまいかねません。


 さて。

 あくまで私の意見ですが、そんなのは当たり前のことではないかと思うのです。
 熟練の味を作るためには、熟練したコックさんの熟練した腕が必要なのです。
 「自分には敵わないなあ…」という考え方も、それと同じ。
 いわゆる「すごい人」や「偉い人」だって、最初から人並み外れたものを持っていたわけではないのです。
 「少しずつ自分の意見や信念を繰り返し、少しずつ考え方を磨いていったからこそ、結果として物の見方が変わった」というのが、
 本当のところではないでしょうか!?


 素敵な心掛けと言っていくら感動して真似てみたって、
 最初から自分がそのコピーになれるわけではないのです。
 自分もまた、同じように少しずつより良い言動を心掛けていく、
 そうやって、少しでも「爪の垢を煎じて飲み続ける」ことで、
 ようやく目標にしたい人のクローンになれる
わけです。

 完全に真似できなくても、1割でも吸収できれば上出来です。
 簡単なことから、やっていけばよい。
 たとえば、「私はいつも笑顔でいます」という人がいる場合、
 最初は「いつも」じゃなくたって良いのです。
 10回に9回ぐらいは、ニコッとできなくてもいい。
 1回だけでもエイヤッとできれば、それで万々歳。
 そして、達成感を味わっておもしろくなったら、
 少しずつ目標を上げていけばよいのです。
 逆に、おもしろくなかったら、残念ながらその考え方は自分に合っていなかったということになりますから、
 またいろいろな知識を吸収していけばよいわけです。


 だいたいの話、人並み外れているからこそ、
 話自体もそうだし、発信している人も有名になったりするのです。
 つまり、極端な話ほどインパクトがあって、それに引きずり込まれてしまうのです。
 普段とりとめのない思考をしている人が、
 そんなものに最初から同じ土俵で戦うなんて、
 本当は無理でしかないのです。


 少しずつ、いろんな考え方を身につけていく。
 その結果として、少しずつ「素晴らしい人」になっていく。

 より良い思考や言動を手に入れる方法は、
 本当はこれしかないのかもしれません。

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