青裸々日記 Aorara Diary

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希少価値。

2012年12月27日 21時07分08秒 | 青裸々日記。
後楽園から(東京都文京区)

 こんにちは。
 今日も皆様、ありがとうございます。



 人間、数が少ないものには、魅力を感じやすく出来ているものです。

 いわゆる「レアモノ」と呼ばれるものは、どんな分野でも高値で取り引きされたり、所持していることがステータスになりますよね。
 あるいは、芸能人なんかだと、個性的な人ほど、なぜか心に引っ掛かり、
 そこに魅力を感じる人も多かったりもするもの。
 いずれにしても、「珍しい」とか「めったにない」、「数が少ない」ものは、
 いやがおうでも目立ち、また人の心をひきつけてやまないようです。


 ところが。

 同じ「稀少なもの」でも、意外とぞんざいに扱われているものがあります。
 なんだと思いますか!?



 それは、「心が暗い時の前向きさや笑顔」なんです。


 人間、ふさぎ込むほど、素敵なものを受け取れなくなったり、
 あるいは、素晴らしい部分、好ましいことに意識がいきにくくなるもの。
 



 落ち込んでいればこそ、自分の感情に嘘をつくほど、疲れてしまうもの。
 手荒れがある時、傷口を無視して水にさらしたら、普通は痛いですよね。
 無理に前向きになろうとする行為は、この傷口を無視してしまうのと同じこと。
 だから、つらいならつらいままでいいのです。

 でも。
 暗がりの中で星が目立つように、ちょっとした笑顔や前向きさが、落ち込みをどうにかする足掛かりになりやすいのです。


 落ち込んでいる時、元気が出ない時は、なかなか立ち直るきっかけを見つけずらいものです。
 そしてまた、落ち込んでいる時は、たいてい自己評価がかなり低くなっているものです。
 ちょっとした手違いに過ぎないことも、「私は手違いをするような、欠点しかない人間だ」と、
 自分を全否定するような考え方に偏りがち。



 そんな時だからこそ。

 苦しい中で出た笑顔、つらい中で出た言葉には、普段の何倍もの価値があり、力があるのです
 自分がどんな表情で、どんな言葉を口にしているかは、なかなか気づくのが難しいのかもしれない
 でも、だからこそ、そこに気づいた時、そんな自分を全力で褒めていくことで、
 はじめは難しかった笑顔や前向きな姿勢が、だんだんと輝いてくるのです




 サエない時ほど、笑顔には価値が出ます。
 しんどい中の一歩は、どんな一歩より強いのです。

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