青裸々日記 Aorara Diary

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「共鳴」という心理。

2011年03月23日 11時51分13秒 | 青裸々日記。
大寒桜(東京都江東区)

 こんにちは。
 今日も皆さん、ありがとうございます。



 機嫌の悪い人と接していて、機嫌のよくなる人はいません。
 機嫌のよい人と接していたほうが、機嫌がよくなる可能性は高い。
 さて、その理由はなんでしょうか!?

 1.相手のオーラに影響されるから
 2.相手の中から悪魔が出てきて、乗り移ったから
 3.こちらの心を刺激するから

 …すいませんね(笑)
 答えは3番目です。
 こちらの感情を刺激するから、これだけです。


 映画で悲しい場面や、あまりにも感動的な場面になると、
 ハンカチで涙を拭う人がたくさん出てきますよね。
 これは心理学で「共鳴」と呼んでいるもので、
 簡単に説明すると、「相手の気持ちを直輸入してしまう」ことなんです。
 言い換えれば、「感情を表現したり、撒き散らす」というのは、
 「あなたもそう思いませんか!?」と言って回る働きもしてしまうことになるのです。

 どんな感情だってそうです。
 不機嫌な人は不機嫌を、
 暗い人は暗さを、
 笑顔の人は笑顔を、
 前向きな人は前向きな姿勢を、
 ひたむきな人はひたむきさを、
 意識しようがしまいが、それぞれ周りにいる人に伝染させているわけです。


 さて、これで注意したい点が2つできました。

 1つは、意識して、他人の感情をシャットダウンすること。
 相手の機嫌が悪かったりふさぎ込んでいても、
 その原因までは知る術もありませんし、
 原因を知っているつもりでも、勝手な思い込みをして取り越し苦労…なんていうことになったら、
 時間や元気を無駄にしてしまうのですから、笑うに笑えません。
 たとえば、相手の機嫌が悪い理由は「左足の小指の先にトゲが刺さっただけ」なのに、
 あれこれと案じた挙げ句、いちいち腫れ物に触るような態度でいたら、
 結果は目に見えていますよね。
 それに、共感せずとも、こちらから元気な態度を見せることで、かえって相手が元気になってくれる場合があるのです。

 …というわけで2つ目は、どうせ感情が撒き散らされるものならば、積極的によい感情を発信すること。
 痩せ我慢をしたり、あるいは自分の暗い気持ちを隠すことはありません。
 しかし、「感情を表現すること」が即座に他人に気持ちをうつしたり輸出したり、反映させてしまうということになるのだとわかれば、
 「感情の出し所」を選ぶようになります。
 影ではどんなな根暗であってもよいのです。
 そのかわり、必要以上に負の感情を出さないこと、
 これだけで、他人も自分も幸せになるのです。


 ところで、冒頭で「オーラ」とか「悪魔」とか書きましたが、
 真偽はともかく、本当はそんな捉え方でも構いません。
 要は、悪い感情はシャットダウンできると知っていれば、
 感情の表現も変わってくるのですから。


 ご機嫌でいたいものです。

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