青裸々日記 Aorara Diary

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保守するための改革。

2010年10月12日 11時20分19秒 | 青裸々日記。
小車(おぐるま、東京都大田区)

 こんにちは。
 今日もありがとうございます。



 改革と保守。

 一般には対義語として扱われる両者ですが、
 「両者が力を合わせることも出来るんだよ」といった人がいます。
 イギリスの思想家で、政治家でもあったエドマンド・バーグという人は、
 「保守するための改革」という名言を残しています。

 こういう触れ込みだと小難しい話と思われがちですが、
 なんのことはない、皆さんもよくやっていることだと思うんです。

 たとえば、ダイエット。
 ダイエットは元通りの体型に戻したり、
 より良いボディラインを欲しがって始めるものですよね。
 …ということは、コアな部分の体型に戻したりするためには、
 それまでの生活習慣を続けていては、成果など望みようもないわけです。
 そこで、生活習慣を「改革」することで体型を「保守」できるのです。
 ダイエットを「改革」と「保守」という観点で見ると、
 こんな考え方が出来ますよね。
 あるいは、ファッションにしてもそう。
 こだわりの色の服を着たいにしても、
 季節の変わり目になってしまった場合、
 意地でもそれを着続けるか、
 新しい服を探したり、その色を主張してくれる小物を見つけるか、
 どちらが良いかは、もう明らかだと思うんです。


 私達は守っていきたい、大切でかけがえのないものを持っているものです。
 しかし、人間は変化する生き物です。
 成長する生き物です。
 そうであれば、当然、その時々に合ったやり方や扱い方、捉え方だって、
 いろいろと変化していくものです。

 やり方にこだわるか、
 譲れないものを守るか。

 場合によっては、100%満足する結果にはならないかもしれない。
 でも、もはや「やり方を変えなければ腐っていくだけで守れない」となった場合、
 その100%未満の満足すら手の届かないものになってしまいます
 であれば、最初は数%の満足度でも、それを育て上げ120%位にしたほうが、
 どう考えたって生産的だと思いませんか!?


 そのためにも、普段から
 「本当に守りたいものはなんなのか!?」
 「失いたくない、いつまでも大切にしたいものは何!?」
 といった自問自答が必要になります。
 そういった軸さえあれば、
 環境の変化への対応、
 あるいは自分自身の磨き方も、
 少し違ってくるものになるハズです。

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