青裸々日記 Aorara Diary

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3日後への種。

2011年08月30日 19時22分11秒 | 青裸々日記。
野萱草(のかんぞう、千葉県勝浦市)

 こんにちは。
 今日も皆さん、ありがとうございます。


 良いものにしろ、悪いものにしろ、
 習慣というのは、ある程度の期間、同じことを繰り返すことで作られていくものです。
 逆に言えば、それまでやっていたことをいきなり全て変えたいと思っても、なかなかそれは難しい。
 人間は習慣の生き物で、環境に適応するためには、必ずそれに相応しい習慣を知らず知らずのうちに築いているものだからです。


 これを踏まえて。

 よい話を聞いて、いざ「これこれこんな心掛けでいよう」と思っても、
 人間が習慣を作る生き物である以上、すぐに上手くいくとは限らないのです。
 それまで膨大な時間を費やして作り上げられた習慣があるのに、
 いきなり全てをかなぐり捨てられるほうがおかしい。
 つまり、自分の行いを即座に変えられないからといって、それを挫折と呼ぶほうが間違えているのです。
 「最初の一発で完璧にしなければ成功とは呼べない」のなら、
 ほとんどの人は落伍者になってしまいます。


 …だからこそ。

 「いきなり全ては変わらない」なら、「期間があれば変わりうる」ということもまた、言えますよね
 ということは、少しだけ先に視線を投げ掛ければこそ、
 すぐに成果は出なくとも、退屈をしにくくなるのです。
 具体的には、3日ぐらい先の自分を作っているのは、今日の自分だ」ぐらいに思っていると、
 1日では難しくても、実際に3日も経てば変わっていることも多い

 これは観念で言っているのではありません。

 たとえば、いつもブスッとしている人には、挨拶をする気も起きませんよね。
 そういう人が1日くらい笑顔でいても、「たまたま機嫌がいいのかな」ぐらいにしか思わない。
 ところが、3日連続でニコニコして「おはようございます!」と挨拶してきたら、
 「ああ、この人も変わったんじゃないかな」と思いますよね。
 続けるからだんだん変わったと認識するようになるのです。

 挨拶に限りません。
 どんな努力も、どんな習慣も、「点」ではなく「線」で考えると、
 だんだんと手応えが良くなる変化を楽しめるのです。


 自分が蒔いた種は自分で刈り取るもの
 種はすぐには育たないものですが、刈り取るのもまた自分です
 だからこそ、目先のことに一喜一憂せず、
 むしろ、自分が「これは助けになる」と思ったことを愚直にするのが大切なのです。


 目先のことに楽しめるようになるためには、まずよい習慣をつくること。
 よい習慣はよい結果を呼ぶのなら、
 いつもよいことをしていれば、いつもよい結果が出ますが、
 その結果、よいことがあるまでタイムラグもなくなるのです。

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