青裸々日記 Aorara Diary

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与えられたもの。

2012年07月29日 23時33分38秒 | 青裸々日記。
ダリアの花(東京都小金井市)

 こんにちは。
 今日も皆様、ありがとうございます。



 人間、ストレス状態にある時は、何かしらの「ないものねだり」をしているものです。
 だって、そうでしょう!?
 何事も思い通りになればストレスは感じませんが、現実はままならないもの。
 あるいは、自分自身に対する不満でも同じで、隣にいる誰かさんがあまりにも輝いているほど、引け目を感じてしまうこともあると思うんです。


 ということは。
 逆に考えれば、この「ないものねだり」をなくせば、ストレスが和らいでいく、
 こんな図式も、できなくはないですよね。
 そして、ストレスがなくなれば、やれることも、引き出せる能力も増えるというもの。
 だとしたら、「ないものねだり」はなくしたほうが良いのではないかと思うのです。


 では、人はなぜ「ないものねだり」に走ってしまうのか。
 それは、自分に与えられたものを否定的に見ているからにほかなりません

 「隣の芝生は青く見える」と言います。
 一応、おさらいすると、これは「他人の持ち物や置かれた環境、場合によっては運命が、自分のそれより大幅に魅力的で優れて見えてしまうこと」を言った例えですよね。
 なるほど「他人だから」という理由だけで良く思える側面はたしかにあるかもしれませんが、
 「本当に、相手の方が圧倒的にいいじゃん!!」という場合だって、実際あるわけですよね(笑)
 それを羨ましがるなと言っても、現実にはなかなか難しい話ではないかと思います。
 やっぱり、「出来ることなら爪の垢のひとつでも煎じて飲ませていただいて…」くらいには思うでしょう。


 でも。
 でも、です。
 まさか他人と自分を交換することは、出来るわけがないのです
 地位や財産・富はもちろん、脳も人格も、交換する方法は、いくら残念がってもありません。

 もうお分かりですね。
 自分に与えられたもの」、これ以外でやっていく道はないのです


 …と言うと、夢もへったくれもない話です。

 しかし、ちょっと考えてみましょう。


 いくら自分自身や自分の持ち物、環境のみすぼらしさを嘆いても構わないのですが、
 みすぼらしいなりに、その能力や可能性を、100%引き出してからでも、愚痴を垂れるのは遅くないと思うのです
 活かせるものも活かさず、価値を見いだす姿勢もなければ、可能性の方から、逃げていってしまいます



 活かすことで、生きる楽しみが蘇ることも、少なくありません。
 あなたが嘆いているものも、他人から見れば「青い芝生」なのかもしれませんよ。

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