青裸々日記 Aorara Diary

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2012年12月20日 23時24分40秒 | 青裸々日記。
新宿モザイク通りから(東京都新宿区)

 こんにちは。
 今日も皆様、ありがとうございます。



 スポーツでは、「フォーム」が大切なものが圧倒的に多いものです。
 「フォーム」というのは、「効率的な一連の動作」のことですが、
 「効率的」ということは、フォームを磨き、極めれば極めるほど、
 スコアが上がったり、試合を上手く運べたりするわけです。


 これ、スポーツに限った話ではありません。
 どんなことでも、「効率的な動き」があればあるほど、エネルギーが少なくて済みますよね。
 そしてまた、目に見える「動作」だけでなく、「その人の考え方や気の持ちよう」にだって、
 やっぱり、「フォーム」という考え方は生きると思うのです。
 つまり、「よりシンプルに、気軽に、わかりやすく簡単に考える」ほうが、
 幾分でも、生きやすくはなったりするんですよね。


 …と、ここで。

 「「よりシンプルに、前向きに」というのは良いことだから」と、
 心を軽く、明るく導く本などがたくさん出ています。
 いわば、「理想的な心のフォーム」ということで、
 「このフォームで生きれば、やりやすくなるよ」と、お節介にも似た文言が、色々書いてあるわけです。
 でも、本を読んでいる全員が、必ずしもいい気分になっているわけではありませんよね。
 あるいは、「そりゃ、わかってるけどさ…」と、気を揉むばかりで終わってしまう人だって、いると思うんですね。


 なぜでしょうか!?

 ここで、スポーツのフォームの話に戻りましょう。
 野球でもなんでもいいですが、いくら理想的なフォームが形としてあるにしても、
 一人ひとり、動作が微妙に違っていますよね。
 これは、その人の特性に合ったやり方があるからです。
 全員が全員、同じような体つきをしているわけでもなければ、
 しなやかさ、気の持ち方だって、みんなバラバラだからです。
 だから、基本は似通っていても、あとの何割かは、どうしても我流に走るとか、カスタマイズしないと、
 なかなかフォームを活かし切れなかったりもするのです



 動作にしても、考え方にしても、100%、教えられた通り、学んだ通りにやることはありません
 押さえるところだけ、おぼろげにでも押さえてあればいいのです
 要は、身体の負担が減り、気が楽になればいいのですから



 「フォーム」は使うものであって、フォームに使われ、囚われるのは、
 結果として、「フォーム」の意味をなしません。
 もっと気楽な在り方があってよいのです。

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