皆様おはようございます。
今朝は涼しくて夏の終わりのような朝だったのですが、今時分になると気温が上がってきたようです。
残暑はもう少し続きそうですね。
今日は山古志の風景と野菜以外の話です。
まずは風景から。
まずは、種す原地域で朝時間を潰しているときに撮ったもの、道には栗が落ちていました。
こちらは池谷地域周辺。
長岡市の山古志支所(役場)から少し西の直売所の絶景ポイントにて。
写真に写っている向こう側の地域は、車でおそらく10分ほどでいけます。
つまり全体が地形がかなり高低差の激しい土地になっています。
遠そうにみえて近くなのです。
パンフレットにこの山古志の風景を箱庭のようだとたとえる人がいると言うのが良くわかります。
さて、昨日も書いた直売所、野菜のほかにもいろいろな話が聞けました。
この土地は道も高低差があってマラソンの特訓ができそうだ、と思っていたら、あるトンネル近くの直売所で大学駅伝の強豪が合宿に来ているという話が聞けました。
個々の一番元気なお母さんは、息子さんがある大手航空会社の一級整備士で頑張ってきて、今は出世されて私の住んでいる町のマンションに住んでいるとのこと、不思議な縁だと思いました。
またある直売所では、今年の天候の話。雨がなかなか降らないと嘆いていました。空を見ていると雨雲が近くの山まで来てなくなってしまうそう。
長野の方から来て十日町あたりを通ってくる雲の流れなんだよねぇ、と言っていました。
ダイナミックな表現に感心してしまいました。東京に住んでいるとビルばかりで遠くの雲は見渡すことはできません。
道中のダムもこんな感じでした。
そして役場内の直売所では、小学校1年生の男の子がおばあちゃんのお手伝い。
両親は旅行に行ってしまったそうです。
よその人は興味があったのか、慣れてくると電卓の使い方を教えてくれたり、オリンピックで卓球の話をしてくれたり。
びっくりしたのは、今どきの子は家族の携帯暗証番号を知っていて、解除してしまうんだとか。
早起きしないとボクが使っちゃうよぉ!なんて言っていました。でも、全然憎めない。いたずら程度にしかいじらない感じです。
山古志ではたまに言われることがあって、ここでもおばあさんが言ってくれたことがあります。
震災の時はどうなるかと思いましたが、こうやって笑って毎日暮せてうれしい、皆さんのおかげです。
私は中越震災の時は何もできていないので、ただ聞いてうなずくだけになります。
でも、本当に皆自然に笑って話をしてくれて、復興というのはこういう皆が笑って暮らせる所までくることなのだなと思いました。
今日は、山古志の風景を中心に書きました。
それでは、皆様良い1日を。