カレーなる日々 / शानदार दिन

インドの日常を中心に日々を綴っています。

【インド映画】 ~フィダ~

2021年05月06日 22時17分59秒 | 映画 / MOVIE

2004年の作品、タイトルはヒンディー語で「献身」。
もともと女優のアミーシャ・パテルの為に作られた作品であるが、
他の作品を選んだためカリーナ・カプールに代わった。当時23歳の、
シャヒード・カプールはもともと童顔なので今もそれほど変わらないが、
カリーナ・カプールも変わっていないのに驚いた。シャヒードと
カリーナは2007年の共演作品から恋愛関係に発展したが破局。

ちなみにファルデル・カーン、アミーシャは当時29歳。

  <ストーリー> 

何者かが銀行システムをハッキングし裏世界のドン・アンナ
(アキレンドラ・ミシュラ)や他の口座を空にしてしまう。

ジェイ(シャヒード・カプール)はルームメイトのソニア
(キム・シャルマ)と一緒に住んでいるが、ある日、町でネハ
(カリーナ・カプール)を見かけて一目惚れしアタックする。

しかし振られたジェイは睡眠薬を飲んで自殺を図る。
昏睡から覚めたジェイにネハは告白し二人は付き合い始める。

 振られて自殺って・・・インド人男性、怖いっつ。
 そして振って自殺未遂させて、愛の告白って変じゃない?
 いいのか? 映画だから。

ある日、ジェイがネハの部屋を訪ねるとネハは自殺しようとしていた。
ネハの死んだ父親がドン・アンナから多額の借金をしており、
返却に困っていると言う事だった、そして部屋を売ろうとするが、
それでも足らなかった。

ジェイは銀行強盗を思いつき下見に行くがそこでヴィクラム
(ファルデル・カーン)と言う資産家が大金を引き出すのと目撃し、
後を付け屋敷に忍び込むが捕まってしまう。

ヴィクラムはジェイを警察に引き渡す代わりに自分がハッカーで
ある事を話し、身代わりの犯人として出頭する事で分け前を
渡すと言う条件を提示しジェイはネハの為に受け入れる。

ジェイは銀行のサイトをハッキングし警察に逮捕される。
(冒頭のシーン)怒り狂ったドン・アンナはジェイを暗殺しようと、
護衛途中で襲う、寸前で逃げたジェイはネハの家を訪ねるが・・・
なんとネハがヴィクラムと一緒にいる所を目撃してしまう。
まんまと騙され利用されていた事に気付くジェイは、
追手の警察から逃れるためにその場を去る。

列車に乗ったジェイだが警官に狙撃され列車から川に転落する。
死体は見つからなかったがジェイは死んだものと思われていた。
2カ月後・・・幸せに暮らすネハとヴィクラムへ一本の電話が入り、
二人はジェイが生きている事を知る。

ジェイは二人に復讐し始める。映画館のトイレでネハを襲い、
ヴィクラムに脅迫電話をかけるが逆に襲われ重体となる。
ヴィクラムはドン・アンナにジェイの情報を提供する。

しかし回復したジェイはネハを誘拐しヴィクラムを呼び出すが、
ドン・アンナがネハを奪いジェイに詰め寄る。ジェイはお金は
ヴィクラムが持っていると話し、ドン・アンナはネハを撃とうとする。
ヴィクラムは時間を稼ぎ、ドン・アンナを倒す。

ヴィクラムとジェイは格闘になるが、ネハがヴィクラムを助け、
ヴィクラムはドン・アンナの拳銃でジェイを撃つ。ジェイは、
最後の一発でネハを射殺し、息絶える。

後日、生き残ったヴィクラムはボートで沖へ去って行く。
レポーターのナレーションによりドン・アンナらから奪ったお金は、
慈善団体へ寄付された事が判る。

 カリーナがシャヒードを手玉に取る悪女なのであるが、
 見事に演じ切っていた。ストーリーとしてはイマイチなのであるが、
 ファルデルやシャヒードよりも悪女役のカリーナの為の作品。
 アミーシャがこれを蹴って他の作品を選んだと言う話であるが、
 2004年に主演した2本はヒットしたのであろうか?

コメント
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