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カレーなる日々 / शानदार दिन

インドの日常を中心に日々を綴っています。

六義園。

2016年08月11日 22時19分59秒 | 日記 / DAIRY
一時帰国している時の私は日本国民と言うより、
日本に観光に来ている外国人観光客のようなものである。
東京近郊に観光地があれば平日に動けることを利用して、
西へ東へ南へ北へ行ってみる。

スカイツリーだって、虎ノ門ヒルズだって、
インド在住になってから出来た所であるが、
かなり早い段階で出かけている。

 さて六義園(りくぎえん)である。
駒込駅の方が近いが、巣鴨からも散歩がてら行ける。
私はこの近辺のクリニックに毎年健康診断の為に行っているし、
友人が勤務している会社もあるので、存在は知っていた。

1695年に加賀藩の旧下屋敷跡地を綱吉から拝領した、
徳川五代将軍・徳川綱吉の側用人・柳沢吉保が、
自らの下屋敷として造営した大名庭園である。
約2万7千坪の平坦な土地に土を盛って丘を築き、
千川上水を引いて池を掘り、7年の歳月をかけて、
起伏のある景観をもつ回遊式築山泉水庭園を造り上げた。

「六義園」の名称は、紀貫之が『古今和歌集』の序文に書いた
「六義」(むくさ)という和歌の六つの基調を表す語に由来する。
和歌に造詣が深かった柳沢が、この「六義」を
『古今和歌集』にある和歌が詠うままに庭園として再現しようとしたもので、
紀州の和歌浦を中心とした美しい歌枕の風景を写して、
庭園を造ろうと思い立った。その設計は柳沢本人によるものらしい。

 

 入場券(300円)を購入し入場する。
 まずは枝垂桜である。見事な枝ぶりである。
桜の季節だったら、さぞかし綺麗だっただろう。



6月に行ったので紫陽花が咲いていたが、
その前ならツツジが楽しめたらしい。
 秋は紅葉があり四季を草花から感じ取れるようにと言う、
本当に考え抜かれて造られているなぁと感心する。



 

池には錦鯉や亀もいた。
東京の山手線の内側にこんな静かな佇まい。
庭園の中には小高い丘があり、平坦でない立体で景色が楽しめる。

次回もし違う季節に一時帰国したなら、また訪れてみたいものだ。

 

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コメント
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