カレーなる日々 / शानदार दिन

インドの日常を中心に日々を綴っています。

【インド映画】~ マダム・イン・ニューヨーク ~

2015年03月08日 21時14分59秒 | 映画 / MOVIE
インドの大女優シュリデヴィの15年ぶりの主演作品。
インドでは観ていないが、日本で日本語字幕版を観た。

マダム・イン・ニューヨーク [DVD]
クリエーター情報なし
アミューズソフトエンタテインメント


 <ストーリー> 

料理上手な主婦シャシ(シュリデヴィ)は、
近所の人々のためにお菓子を作ってお小遣いをためていた。
しかし夫のサティシュ(アディル・フセイン)や2人の子供には、
英語が話せない事を馬鹿にされていた。

 ⇒  確かにインド社会においては英語が話せるといい職に就けるからか、
   それだけで威張っている人が多い。
   しかし英語ができる=頭が良い、ではない。
   英語ができる人が頭が良いと言う理論なら、
   イギリスやアメリカに馬鹿がいない事になる。

そんなある日、ニューヨークで暮らす姉の娘の
ラーダ(プリヤ・アーナンド)が結婚することになり、
式の手伝いを頼まれ渡米することになった。

初めて乗った飛行機でアミターブ・バッチャン(友情出演)に助けられ、
なんとかニューヨークに到着する。
ある日一人で出かけた町でよせばいいのにコーヒーショップに入り、
全く英語がしゃべれないためパニックとなってしまう。

 ⇒  コーヒーの種類を聞かれるシーンで、ネスコーヒーと言ったので、
   思わず椅子からずり落ちそうになって大爆笑したのは私だけであろう。
   インドではネスコーヒー(インスタントのネスカフェ)は
   堂々とメニューに載っている。



シャシは偶然「4週間で英語が話せる」と言う英会話学校の広告を見て、
お小遣いをはたいて内緒で通い始める。
そこでメキシコ人のベビーシッター、フランス人シェフ、謎のアフリカ人、
韓国人美容師、パキスタン人のタクシー運転手、
タミル人のITエンジニアとクラスメイトになる。
ITエンジニアが英語ができないと言うのは、ちょっとどうかなぁと思うけど。

 ⇒ このタミル人の台詞で「ラジニカーントは俳優じゃないんだ。
   ラジニカーントは神だ」には思わず大拍手してしまった。

フランス人がシャシに恋心を抱くが、そこはフランス人女性とは異なり、
お堅いインド人マダム・・・・。

ラーダの協力もあってなんとか4週間通い続けたのだが、
最終試験が結婚式と重なってしまった。
結婚式にはクラスメートと先生が駆けつけた。
シャシはそこで親族代表のスピーチを行う事になってしまった。
心配する家族、ゲスト達、クラスメート、みんなが見守る中・・・
たどたどしいながらの見事なスピーチを披露したシャシ。

ハッピーエンドで終わって良かったわぁ。
お互いに足りない所をカバーしあうのが家族である。

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コメント
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