カレーなる日々 / शानदार दिन

インドの日常を中心に日々を綴っています。

ボクシング名勝負 ~その①~

2005年10月10日 20時54分59秒 | スポーツ / SPORTS
体育の日にちなんでスポーツの話題でいきます。

元祖イケメン・ボクサーのコウジ有沢選手(草加有沢ジム):写真が、
引退するそうです。カズ有沢選手(兄)と双子のボクサーとして、
人気も実力もあり、ジムを引っ張ってきた存在でした。

そこで今夜は、私の記憶に残っている名勝負をお届けします。
奇しくも2試合共に元世界チャンピオンの畑山隆則選手の試合でした。

      その①

コウジ有沢  畑山隆則

1998年3月29日、日本ジュニアライト級タイトルマッチ。
チャンピオンの有沢選手は、ここまで18戦18勝(15KO)。

その強さは際立っていた。覗き見スタイルでガードの固い、
古城賢一郎選手(ヨネクラジム)を2ラウンドKO。
本人曰く「もはや国内に敵なし。」と思わせる内容だった。

その日は、12連続KO中のチャンピオンの6度目の防衛戦だった。
対する畑山選手(横浜光ジム)は、21戦20勝(16KO)無敗1分。
世界タイトル奪取失敗(引分け)後の試合で、
文字通り国内最強を決める一戦だった。

試合は初回から、両者一歩も引かず、意地と意地とがぶつかり合い、
ガチンコの打ち合いが続いた。やや打ち勝っていた畑山選手が、
9ラウンドTKOで勝った。
二人とも端正な顔がはれ上がり、壮絶な打ち合いを物語っていた。

              

その後9月に畑山選手は、
WBA世界スーパーフェザー級チャンピオンになった。

敗れた有沢選手は復活し、
日本スーパーフェザー級チャンピオンに返り咲いた。
そして、世界挑戦を2度もしている、
故:平仲信敏選手(沖縄ワールドジム)には、2戦2勝(1KO)。

2004年1月に現チャンピオンの本望信人選手(角海老ジム)に、
判定で負けているものの、実力・人気共にトップクラスの選手だった。
全戦績は、39戦33勝(23KO)4敗2分。

(ジュニアライト級は、階級名を改めスーパーフェザー級となっている。)
コメント
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