カレーなる日々 / शानदार दिन

インドの日常を中心に日々を綴っています。

砂曼荼羅って本当にいいですねぇ。

2005年07月10日 22時18分59秒 | 日記 / DAIRY
ダライ・ラマ法王は今年、生誕70年を迎えられました。
それを祝い制作された「砂曼荼羅」を見に行ってきました。
  (有楽町の相田みつお美術館)

以前TVで作成の様子を見て、これは素晴らしい、
いつか実物を見たいと思っていたのです。

制作は4人の僧侶が9日間かけて行いました。
直径1.5m程のこの曼荼羅は、砂で描かれています。
筆で描いたとしてもスゴイのに、細かな図案を砂で描く事は、
とてつもない集中力を要する事でしょう。

砂ですから模様は立体的で、
部分的には1~5mmくらいの高さでしょうか。
先が細くなった筒のような物に砂を入れて、
筒の先から砂を落としながら描いていきます。
間違ってしまったからといって、やり直しはききません。

筆と違って立体的なのと、
砂の粒の加減で微妙なタッチが出ている所が、
なんとも言えない「いい感じ」でした。

昔は色とりどりの宝石を砕いて描いていたそうですが、
現在では石英質の石をすりつぶして、
絵の具で色をつけているそうです。

◆豆知識◆

法王は、1935年7月6日、
チベット北東部のタクツェル村の自作農一家に生まれました。
その時の名前はラモ・ドンドゥップでした。
2歳のとき、ダライ・ラマ13世(トゥプテン・ギャッツォ)の
生まれ変わりと認定され、14世テンジン・ギャッツォとなりました。
コメント (1)
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