【インドの聖地】～ シュラヴァナベルゴーラ ～

インドには、いろんな宗教が混在している。
そして、それぞれに聖地がある。
まずは、ジャイナ教から・・。

■ シュラヴァナベルゴーラ ■

この舌をかみそうな名前の村は、丘の上の僧と言う意味だ。
マイソールの北８０Ｋｍの所にあり、
南インド最大のジャイナ教の聖地として知られている。
　（知らないって？　インド好きな人でも、聞いた事がないかも？）　

道路を挟んで二つの山がある。
高い方がインドラギリ、低い方がチャンドラギリと言う。

とんでもない石段を登りきった、インドラギリの頂上にいらしゃるのが、
この写真の像。高さ１８ｍ。
ジャイナ教の初代始祖マハーヴィーラの第２子：ゴーマテーシュワラの像で、
９８１年建立だから・・・もう１０００年以上もここに立っていらっしゃる。

以前ＴＶで見た大灌頂祭では、頭上からミルクを浴びていた。
そのお陰か、１０００年以上も経っているのに、古く見えない。
仏像の周りは、意外と狭いから足元が写らなかった・・・。
次回の大灌頂祭は、今年か来年だそうだ。

◆豆知識◆

ジャイナ教の教義は不殺生と無所有の為、仏像は全裸だ。
出逢った事は無いが、僧侶も全裸で生活してると言う。
　　（基本的には仏像も僧侶も、男性。念のため・・・。）