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カレーなる日々 / शानदार दिन

インドの日常を中心に日々を綴っています。

【インド映画】 ~グレート・インディアン・キッチン~

2022年01月28日 21時44分59秒 | 映画 / MOVIE

2021年公開のマラヤーラム語映画。
南インドのケララ州が舞台である。
タイトルからはお料理の映画?と思ったのだが、
全く違ったわ。どうしてこのタイトルなのか?
全編を通した台所のシーンが多いからか。

娯楽作品ではないインド映画では数年に1回の割合で、
インドの現実を正直に描いた作品が公開される。
世界にインドの遅れている現実を知らしめるためなのか、
インド内部に注意喚起するためなのかはわからない。

主人公は妻、夫、義父、義母などで特定の名前はない。

  <ストーリー> 

南インドのケララ州カリカットと言う町で、
中東バーレーンでの生活経験がある家庭の娘が、
お見合いで結婚相手を見つけるシーンから始まる。
教養もある民族舞踊の先生でもある娘が高カーストの
バラモンのお堅い家に嫁いでいく。夫は教師だった。

このバラモンの家庭は親族が外国で暮らしていたりして、
一見、開かれた家庭なのかと思いきや・・・
伝統を守り通している時代錯誤の家庭だった。

嫁いだ嫁は夫とその父親やその家のしきたりに従うべき、
自分の考えを持つなどと言う事はあり得ないと言う、
この現代において恐ろしく古めかしい家柄だった。

 これだけの家で使用人がいないのが不思議だが・・・。

そのため義母と同じように嫁も夫と義父を神と崇め、
従うべきが幸せと教えられる。来る日も来る日も、
家事(主に食事の用意と掃除、洗濯)に明け暮れる。
夫も義父も当たり前のように用事を言いつける。

義母が出産を控えた自分の娘の家に行ってしまうと、
嫁は24時間息をつく暇もない。しかも夫は嫁の事を考えず
自分の欲望のはけ口にするだけだった。

嫁が生理になると別室に隔離され、その時だけ臨時の使用人を
雇って日常生活を送る夫と義父。

 「パッドマン」でも描かれていたが現代において、
  生理が不浄の物と言う時代錯誤も甚だしい考え。

踊りの先生として働きたいと相談しても許されるはずもなく、
嫁を家に閉じ込めて自由を与えず家政婦同様に扱う。
次第にストレスを溜めてしまう嫁は、ある日、家を飛び出す。

そして踊りの先生となった嫁は離婚して自分の道を歩き始める。
夫は別の嫁を貰い幸せな日々を送ると言うエンディング。

 元嫁は踊りの先生の職を得たが伝統舞踊に近代的な
 アレンジを加えていた。恐らくここから伝えたかった
 メッセージは、伝統は守りつつも新しいエッセンスを
 加えて変化していくものであると言う事か。

 もう一つは、変化を受け入れられない堅物は、
 変われるはずはないので、堅物同志で上手くやれば良い。
  
 インドにはカーストと言う生まれながらついてまわる物がある。
 これはいくら撤廃を訴えても人間の心の中は変えられない。
 男尊女卑についても都市部が近代的に変化して行っても、
 田舎の村や伝統を守る階級の人々は変わらない。

 だからこう言うテーマの映画が時々創られているのだろう。
 インド人がインドに注意を喚起するためなのか、
 いつまで経っても世界のトップには近づけない自国を
 皮肉ったり、憐れんだりしているのかもしれない。

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クライ・マッチョ

2022年01月27日 21時43分59秒 | 映画 / MOVIE

91歳のクリント・イーストウッドの主演作品。
91歳って言ったら生きてるだけでも、大したもので。
それが動いて(笑)いるのも凄いし、
堂々と主演を張ってるのも凄い。

私にとってはダーティー・ハリーである。
そこから遡ってローハイドだったり、
マカロニ・ウエスタンだったりするが。
やっぱりアメリカでもカウボーイなのかな。

ちなみにマッチョは劇中に登場する雄鶏の名前であるが、
男はマッチョでなければならない。との教えでもある。
見かけだけの筋骨隆々ではなく男気である。

 <ストーリー> 

かつてロデオでならしたマイク(クリント・イーストウッド)は、
落馬で引退し馬の調教師となっていたが、
その仕事さえも首になってしまう。

その雇い主の依頼でメキシコで別れた妻と住む息子ラファエル
( エドゥアルド・ミネット)を連れて来るためメキシコへ行く。

さほど難しいと思えなかった仕事だが、
反対する母親が雇ったギャングや警官に邪魔される。
ラファエルは闘鶏のチャンピオンのマッチョを連れて
マイクと一緒に国境へ向かう。

途中で立ち寄った街のレストランでマルタ(ナタリア・
トラヴェン)と出会い、一家とほっこりしたひと時を過ごす。
スペイン語を話すマルタと会話の成立しないマイクだが、
心を通わせる。

 イーストウッドは40年前にオファーされた時は断ったそうだ。
 ストーリーとしては平たんで捻りもないのだが、
 ほのぼのとしていて良かったのかもしれない。

 テキサスではカウボーイが誇りのある職業だったり、
 馬に乗れないと馬鹿にされたりするらしい。
 メキシコではアメリカ人は嫌われているらしい。
 メキシコでは警官に賄賂が通用するらしい。
 
 エンディングでマイクはマルタの元に戻るのだが、
 愛があれば言葉の壁は・・・ないらしい。
 「マディソン郡の橋」でメリル・ストリープとは 
 最終的に結ばれなかったのであるが、たぶんこの映画では、
 結ばれる設定にしたのだろう。

 91歳のイーストウッドはスクリーンにいるだけで、
 良いのだと思う。この先、命ある限り、演じて欲しい。

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【インド映画】 ~フライング・ジャット(日本語字幕版)~

2021年12月29日 21時49分59秒 | 映画 / MOVIE

2016年の作品、タイトルは主人公のヒーローの名前。

ドタバタ劇だと思って観たら、なかなかどうして家族愛だったり、
悪を倒す正義の味方として感動させる物もあった。
コメディーはヒンディー語が比較的簡単なので、
インド人と同じタイミングで笑えた箇所があった。

前半は普通の若者がヒーローになっていくくだりで、
後半は戦いが宇宙規模になり若干飛躍しすぎた感じはする。
前半のほのぼのコメディタッチで終始したら、
ギャグ漫画で終わったのだが、後半はスケールが大きくなった。

 <ストーリー> 

とあるシク教(日本ではシーク、スィクとも表記される。)の
村の近くにある工場地帯に橋を架けるために、
昔から伝わる御神木を切る計画が持ち上がる。

インドでは木に精霊が宿るとされ、
よほどの事がない限り切る事はできないので住民は反対する。

この御神木にはシク教のマークがあり、
それを守ってきた家族がいた。
母親と兄ロヒットと弟のアマン(タイガー・シェロフ)である。
シク教徒の名前じゃないみたいだが、
亡くなった父親の写真はターバンを巻いたシク教徒であった。

アマンは学校で子供たちにマーシャルアーツを教えているが、
あまり興味を持たれていなかった。



ある夜、大木を切るために怪物のような大男がやってきた。
アマンが抵抗するが全く歯が立たず、
木に押し付けられたままボコボコにされる。
その時・・・・木に宿っていた神の力が・・・

嬲り殺されたはずのアマンは何事もなかったように、
自分の部屋のベッドで目覚めた。
ところが神の力によって不死身の超人となっていたため、
物凄い力で兄をぶっ飛ばしてしまう。

そして手に触れた本やDVDの能力が身についてしまうという、
不思議な能力も持っていた。
母親と兄はいろんなヒーロー物の映画をアマンに見せて、
スーパーヒーローを造り上げる。

 衣装を母親がミシンを使って手作りする所も、
 かなりチープで笑ってしまうが、愛情を感じる。

そしてアマンはスーパーヒーロー:フライング・ジャットとなるが、
最初はマントが車にひっかかったり、高く飛べなかったり、
強盗に間違われて催涙スプレーをかけられたりと、
かなり間抜けなヒーローかと思わせられるのだが、
だんだんとみんなの憧れの本物のヒーローになっていく。

 

アマンの活躍を見たロヒットが衣装を着て人々の前に現れるが、
特殊能力もない格好だけである。アマンが思いを寄せている
同僚のキルティ(ジャクリーン・フェルナンデス)も
フライング・ジャットの大ファンになる。

そんなある日、あの夜の怪物の大男がよみがえってくる。
しかも公害や廃ガスを吸うとパワーが倍増すると言う特殊能力を身に着けていた。
そして不死身のフライング・ジャットもかなわなかった。
ズタズタにやられたアマンは家で傷をいやしている時に、
ロヒットが衣装を着て怪物に向かって行き身代わりに・・・。



ロヒットの死を知ったアマンは嫌がっていたターバンを巻いて、
最終対決に向かう。

最終対決に公害のない火星を選びアマンは優勢になるが、
中国製の人工衛星にぶつかった時に原子力のガスが出てしまい、
怪物はよみがえってしまった。
それでも死力を尽くして勝ったフライング・ジャットは地球に戻る。



めでたし、めでたし。

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【インド映画】 ~無職の大卒 ゼネコン対決(日本語字幕版)~

2021年12月28日 21時48分59秒 | 映画 / MOVIE

2017年のタミル語の作品、タイトルはタミル語なので
解らないが「Velaiilla Pattadhari」が無職の大卒と言う意味らしい。
略称はVIPと言うみたい。

2014年の作品の続編であるが、前編を観てないので繋がりが
理解できなかった。前編の展開やバックグラウンドが解らないと、
この作品(それほどのストーリー性はないが)が理解できないと
思ったので、前編のストーリーを抜粋しておく。

土木建築科を卒業したラグヴァラン(ダヌーシュ)は、
他の仕事を希望せず4年間無職であったが、隣人の歯科医
シャリーニ(アマラ・ポール)と恋に落ち結婚する。

ラグヴァランがシャリーニとデートに出かけた時に、
心臓病の母親(サランヤ・ポンバンナム)は発作で死亡。
その心臓は移植を待つアニタ(スルビー)に移植される。
アニタの父親は建設会社を営んでおり、ラグヴァランは
その会社に就職が決まり、スラム開発で手腕を振るった。

  <ストーリー> 

前作から2年後と言う設定。舞台は南ンドの都市チェンナイ。
土木建築大賞の表彰式で南インドのゼネコン最大手である
ヴァスンドラ社が圧倒的に強く社長ヴァスンドラ(カージョル)が、
表彰を受けている。しかし最優秀賞をラグヴァラン(ダヌーシュ)
と言う無名の若者が受賞した事に驚き、引き抜こうとする。

ヴァスンドラ社から招待を受けたラグヴァランにアニタ社の社長は、
引き抜きに気づき、大企業に行った方が良いとラグヴァランを諭す。

ラグヴァランはアニタ社に恩義を感じており、断ってしまったために、
ヴァスンドラの逆鱗に触れ、アニタ社は仕事を受注できなくなってしまう。
しかたなくラグヴァランはアニタ社を辞め、スラム開発で仕事をした、
無職の大卒者と意志に賛同する仲間達とでVIP社を起業する。

全く仕事が来ないVIP社に1本の電話が入り初めて受注する。
しかしその仕事は、買収により不正に証書を取得した不適合地に
遊園地を建設すると言う計画だった。独自に検査を行い、
土壌が建設に適合しない事を知ったラグヴァランは、
仕事を中止し仕事はヴァスンドラ社に・・・・。

ラグヴァランはヴァスンドラに不正を告げようとするが、
傲慢なヴァスンドラはラグヴァランを見下し面会を拒絶する。

資金繰りに困ったラグヴァランは自分の出資分の株を売るが、
手をまわしたヴァスンドラが買い取ってしまいVIP社は、
ヴァスンドラのグループ会社になってしまう。そこまでして
ラグヴァランを自分の傘下に入れようとするが、
ラグヴァランが辞職すると社員たち全員も辞職してしまう。

大雨がチェンナイを襲い、遊園地の地盤が軟弱である事が
バレてしまう。社員を返して社長室にこもるヴァスンドラの元に
ラグヴァランがやって来て、いろんな事を話していくうちに
打ち解けていく。

雨が上がった朝・・・ラグヴァランはヴァスンドラを自宅に招待し
妻シャリーニが作る朝食をふるまう。

 思い悩むラグヴァランは時折、母親の幽霊に助言をもらい、
 正しい道を突き進む。


 口うるさい妻シャリーニの尻に敷かれるラグヴァランだが、 
 無職期間が長いうえに、歯科医を辞めさせ専業主婦にした
 そう言う事で仕方ないのか・・・。父親もそうだったみたい。

 大学を卒業したとしても、スキルがあったとしても、
 コネのない者は就職できないと言う現実。
 金儲けのためには賄賂は当たり前、金の為に規則も曲げる、
 安全第一ではなく、儲け第一、私利私欲第一。 

 とことん傲慢なカージョルに、立ち向かっていくダヌーシュ、
 それについて行く無職の大卒達も一抹の乱れなく、
 心意気に打たれる作品。まぁストーリー的にはイマイチだが、
 爽快な気持ちにはなれる。機会があれば前編もみたいな。

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【インド映画】 ~イングリッシュ・ミディアム(日本語字幕版)~

2021年12月27日 21時46分59秒 | 映画 / MOVIE

2017年公開の「ヒンディ・ミディアム」の続編であるが
ストーリーは繋がっていない。2020年公開作品。

「ヒンディ・ミディアム」とはヒンディー語で教育をする、
学校の事で、「イングリッシュ・ミディアム」は、
英語で教育をする学校の事である。(原作はアングレージー・
ミディアムで、ヒンディー語で英語と言う意味。)

前作「ヒンディー・ミディアム」は、
英語で授業を行う小学校へ娘を入学させようとする夫婦の、
お受験物語であったが、今回は男手一つで、
娘をロンドンへ留学させようとする父親の物語である。

  <ストーリー> 

ラジャスタン州のウダイプルでお菓子屋を営むチャンパック
(イルファーン・カーン)は妻を亡くした後、
娘のタリカ(ラーディカー・マダン)と暮らしている。

チャンパックの店の向い側には従弟のゴピもお菓子屋を営んでおり、
双方が「元祖」と言う看板を掲げている。
どちらがオリジナルなのかの裁判で決着をつける事になったが、
ゴピが判事に賄賂を贈っていたため、
チャンパックは敗訴し看板を下ろされてしまう。

タリカはイギリスの大学へ留学する事を夢見ており、
一所懸命に勉強して推薦でイギリスの大学に入れる事になった。
しかしチャンパックはタリカの夢を応援していたものの、
留学費用が1千万ルピー(約1600万円)だとは知らなかった。

友人の紹介でロンドンに住む資産家を頼って、
タリカとチャンパックとゴピの3人は一緒にロンドンへ向かう。

ところがチャンパックとゴピは英語が話せないため、
空港の入国審査で揉めてしまった。
その上、頼りにしてた資産家は偽物で犯罪者だったため、
チャンパックとゴピはインドへ強制送還されてしまう。

そんな事とはつゆ知らずのタリカは自力で下宿先に向かい、
そこの友人たちの協力を得て家とアルバイトを見つける。

インドに戻ったチャンパックとゴピは偽造パスポートを使い、
パキスタン人に成りすましイギリスへ入国する。
そしてタリカと再会するが、資産家が偽物だったと知り、
学費を入手するためにギャンブルをしたり、
あの手この手を使うが上手くいかない。
最終的に麻薬の運び屋をしてお金を手に入れる。

  ICチップ入りのパスポートになった現在では、
  写真を張り替えると言う古典的な手段は使えない、
  と思ったけど、まぁ小さい事にはこだわるまい。 
  だって・・・インドだもん。

  娘を思う父親と父親を思いやる娘、
  そしてそれを取り巻く親戚や友だち。
  ロンドンで他の留学生とハメを外す娘、
  ロンドンで悪戦苦闘する父親。

  イルファン・カーンだからこその軽快さと笑い。
  ほのぼのとさせる親子愛・・・。さすがだった。

  なおイルファンはこの映画の公開を待たずに急逝したため、
  ヒンディー語映画としては遺作である。

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エターナルズ

2021年12月26日 21時42分59秒 | 映画 / MOVIE

アメリカのマーベル・コミックのスーパー・ヒーロー映画である。「エターナルズ」とは・・・宇宙の創造主によって生み出され、
捕食者ディヴィアンツから人類を守ることを命じられた10人。

写真上段左から、セルシ(ジェンマ・チャン)、
セナ(アンジェリーナ・ジョリー)、
エイジャック(サルマ・ハエック)、
スプライト(リア・マクヒュー)、
マッカリ(ローレン・リドロフ)。
下段左から、イカリス(リチャード・マッデン)、
ギルガメッシュ(マ・ドンソク)、
ファストス(ブライアン・タイリー・ヘンリー)、
キンゴ(クメイル・ナンジアニ)、
ドルイグ(バリー・コーガン)。

10人は7000年の間、地球を守ってきたが、
サノスによって半分になった宇宙生命が、
アベンジャーズの戦いによってディヴィアンツ復活したため、
イカリスがエターナルズ再結成を呼び掛ける。

前半はバラバラになっているメンバーを招集するくだりで、
後半は招集されたメンバーが協力したり反発したりしながら、
ディヴィアンツと戦っていく。

 メンバー間で恋愛感情があったり、嫉妬もあったりで、
 人間のような感情や思考の違いやもつれなどもある。
 最終的にはメンバーの入れ替えなどあって、
 次作に続く・・・・みたいな感じ。

 

 

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【インド映画】 ~バージラーオとマスターニ(日本語字幕版)~

2021年12月24日 22時08分59秒 | 映画 / MOVIE

インディアン・ムービー・ウィーク2021の第3弾。
2016年公開の作品で、タイトルは主人公の名前。

 1720年に歳でマラーター王国のペーシュワー(宰相)に任命された、
バージーラーオ1世とその第二夫人マスターニである。

バージーラーオ1世(1700~1740年)は、
1720~1740年に渡り宰相を務めたが、
最期はデリーを攻めようと出征し途中のインドール近郊で熱中症で死んでいる。
その死に絡めて異教徒である第二夫人との愛を描いている。
全体的な衣装の豪華さや画像の綺麗さ、踊りは観るべき物がある。

歴史物の台詞は現代と違い英単語が使用されていないのと、
日本の時代劇と同様に古い単語が使用されているため(想像)、
難しい。今回、日本語字幕で観る事ができて良かった。

 <ストーリー> 

 バージーラーオ

映画はバージーラーオ(ランヴィール・シン)が宰相に任命されるシーンから始まる。
そして「インド全土を配下にする」ためバージーラーオは軍を率いて出征する。

ある時、バージーラーオの出征先にブンデルカンド王国の王の娘マスターニ
(ディーピカー・パードゥコーン)が訪ねてくる。
マスターニはムガル帝国の軍に城が包囲されてしまったため、
バージーラーオに助けを求めに来たのだった。

 マスターニ

バージーラーオは助太刀してムガル帝国軍を打ち破る。
それが縁でマラーター王国とブンデルカンド王国は同盟を結び、
マスターニはバージーラーオの嫁になった。

 カーシーバーイー

 バージーラーオにはカーシーバーイー(プリヤンカー・チョープラー)と言う正妻がいた。
バージーラーオの母ラーダーバーイー(タンヴィー・アーズミー)と
弟のチムナージー・アッパー(ヴァイラヴ・タドヴァンディー)は、
マスターニがムスリムであった事が気に食わなかったようで、
あれやこれや意地悪をする。

カーシーバーイーとマスターニーは同時期(1734年)に男子を産むが、
カーシーバーイーの方は1720年生まれの長男バーラージおり、
次男はラグナートと名付けられる。
マスターニの長男はクリシュナ・ラーオと名付けられるが、
ムスリムの息子のためシャムシェール・バハードゥルと改名させられる。

そんな中、別に暮らしていた長男バーラージ(映画ではナーナー・サーヘブ)が、
城に帰ってきて母親がマスターニのせいで苦しんでいる事を知り、
バージーラーオの出征中にマスターニと息子を監禁してしまう。

バージーラーオは出征先でマスターニが囚われの身となった事を聞いて、
解放するようにと手紙を送るが、弟が妨害する。
バージーラーオは宿敵を倒したのち力尽きて倒れ、
そのまま発狂し死んでしてしまうのだが、
囚われたマスターニもそれを察したように同時に死んでしまう。

・・・・と言うストーリーなのだが・・・
三角関係と言うのはどうだろうか
あの時代の権力者たるもの妻が複数いることは当然であろうし、
正妻が第二夫人に嫉妬すると言うのも不自然な気がする。

カーシーバーイーの心中は、激しく嫉妬していると言うわけではなく、
面白く思っていない程度にしか感じられなかった。
カーシーバーイーよりもバージーラーオの母親と弟の方が何十倍も憎しみがこもっていた。

バージーラーオの母親や弟は嫉妬と言うより、
単にイスラム教徒である事が気に入らなかったように思われたが、
世継ぎ争いで正妻の家族が第二夫人の子供を殺そうとする事も考えられるが、
年の離れた長男もいるのだし、ちょっと不自然な気がした。

結局マスターニは死んでしまうのだが、
劇中では息子のシャムシェールがどうなったのか解らない。
歴史上では生きており、その後の戦いで戦死している。

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【インド映画】 ~心のままに(日本語字幕版)~

2021年12月23日 21時56分59秒 | 映画 / MOVIE

インディアン・ムービー・ウィーク2021の第3弾、
最近は日本でもインド映画が日本語字幕で観られるようになり、
なんとも嬉しい今日この頃である。

2018年公開の作品、原作タイトル「マンマルジヤーン」は、
ヒンディー語で「わがまま、身勝手」と言う意味。舞台は北インド・
パンジャーブ州の州都のアムリトサルに住むシク教徒の家庭。

インドで観てはいるのだがパンジャビー語混じりで、
言葉が理解できないところが多かったのでありがたい。

3年前インドでヒンディー語版を観た感想であるが、
ストーリーが2002年公開の「ミモラ」っぽいと思った。
ミモラの邦画タイトルは同じ「心のままに」である。
まさか翻訳者は私と同じく「ミモラ」っぽいと思ったのか??

「ミモラ」のサルマン・カーンがヴィッキー・コーシャル、
アイシュワリヤ・ラーイがタープシー・パンヌー、
アジェイ・デーブガンがアビシェーク・バッチャンである。

サルマンに惚れてるアイシュワリヤに求婚し結婚したアジェイ、
ヴィッキーに惚れてるタープシーに求婚し結婚したアビシェーク、
と言う図式。アジェイはアイシュワリヤの愛が成就するように
協力するのが自分の愛であると言い、アジェイの愛の深さに気づく
アイシュワリヤ。アビシェークはタープシーの愛が自分に向くまで
待つと言い、タープシーはアビシェークへの愛に気づく・・・。

ミモラの16年後なので、ミモラほど純愛と言うわけではないが、
愛するがゆえに妻の幸せを望む夫、最終的にはその愛に気づき
夫を愛するようになる妻・・・・。

ちなみにヴィッキー・コーシャルは先日、
女優のカトリーナ・カイフと結婚している。おめでとう。

 <ストーリー> 

パンジャーブ州に住むカップル、ルミ(タープシー・パンヌー)と
ビッキー(ビッキー・コーシャル)。ルミは元ホッケー選手で
今は小さいながらスポーツ用品店を経営している。
BFのビッキーはクラブのDJで見るからにそれ風の若者である。

ヴィッキーはルミの従妹の協力でルミの部屋に忍び込んだり、
自分の仕事場で密会していた。

ある日、ルミの叔母家族にバレてしまい、ヴィッキーは結婚を迫られる。
二人は愛し合ってはいたがヴィッキーの収入は安定しないし、
すぐに結婚はできないと思っていた。



そこへロンドンから結婚相手を探しにロビー(アビシェーク・バッチャン)が帰国する。
結婚紹介所で写真を見てルミを気に入ったロビーはフェースブックでチェックする。
ヴィッキーと一緒に映っている写真を見てBFがいる事は知ったが、
ルミに結婚を申し込み、お互いの家族も承諾する。



結婚式の前夜ヴィッキーがルミの前に現れ駆け落ちしようと提案する。
ルミはロビーに結婚はできないと告げ荷物を持ってヴィッキーの到着を待つが、
ヴィッキーは現れなかった。
ヴィッキーは両親からルミを幸せにできないと諭されたため、
ルミを諦める事にしたのだった。

結婚式は予定通りに行われルミとロビーは新婚旅行でカシミールに向かう。
ヴィッキーを失ったロミはロビーを受け入れる事はできなかったが、
ロビーは急がす時間をかけるようにと言う。

ルミはヴィッキーにワッツアップ(インドで利用されているLINEのような物)で、
連絡をするとヴィッキーは新しいGFと一緒にいると嘘をつき映像電話をかけてくる。
いたたまれなくなったルミは家に帰ろうと言いだす。

帰宅したルミとロビーは少しづつ打ち解けてくる。
ヴィッキーとの事を正直に話すルミにロビーは、
一緒にいたいと告げ、そのために時間をかけて欲しいと言う。

しかしルミはヴィッキーとの密会を続けていた。
ある日、後をつけたロビーは二人の密会現場を目撃してしまう。
さすがのロビーも自分を制する事ができなくなり、
アルコールに溺れ、ルミに目撃した事実を告げ離婚しようと切り出す。

ビッキーはルミの為にタクシー会社を始めるので結婚したいと、
ルミの家を訪ねて家族に話す。
ロビーは自分の荷物をまとめて出て行ってしまった。
その時・・・ルミはロビーを愛している事に気付くのだった。
ルミはヴィッキーに結婚できない事を告げオーストラリアに行く事を勧める。

離婚届にサインをするために二人は裁判所で再会した。
ルミは自分の気持ちをロビーに告げようとするが、
その前にロビーは離婚届にサインをしてしまった。

二人はルミの自宅までの道のりを共に歩きながら話をした。
別れ際にルミはロビーにフェイスブックで自分をブロックしているのかどうか聞いた。
ロビーは友達リクエストを送るように伝え踵を返した、
ロミはリクエストを送信した。そのプロフィール写真は結婚式の物だった。
それを見てロビーはルミを振り返る。

 シク教の戒律で喫煙は禁じられているがビッキーとルミは吸っていた。
 ロビーがターバンを脱いでから煙草を吸っていたのには感心したが。

 設定としてはルミとヴィッキーは20代、ロビーは30代だと思うが、
 恋愛や結婚に対する考え方は親の世代と異なっている事が見て取れた。

 この作品は2回観た(1回目はヒンディー語版)のだが、
 2回目はヒンディー語を聴きながら日本語字幕を確認できたし、
 ストーリーも細かい台詞もなるほどと思うところも多かった。
 日本語字幕って本当にありがたい。

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【インド映画】 ~チャンディーガル・カレー・アーシク~

2021年12月19日 21時43分59秒 | 映画 / MOVIE

2019年の作品、タイトルはヒンディー語で、
「チャンディーガルで恋しよう!」。

チャンディーガルと言う北インドの都市を舞台にした、
ラブストーリーだが、ちょっと変わった題材である。それは・・・
性転換手術を受けた元男性とノーマル男性との恋愛である。

チャンディーガルはパンジャーブ州とハリヤナ州の州都で、
建築家ル・コルビュジェの計画に基づいて造られた都市。

インドらしからぬ街と言う事でこの映画の舞台に選ばれたのか?
と勝手に想像している。(未確認)。

主演のアーユシュマーンは2020年公開の「シュブ・マンガル・
ジャーダー・サワダーン」でインド映画初のゲイの恋愛を演じたが、
今作品でも元男性を愛する男性役を演じている。
相手役の元男性を演じるのは、女優バーニー・カプール。

  <ストーリー> 

重量挙げチャンピオンのマヌ(アーユシュマーン・クラーナ)は、
トレーニングしているジムにやって来たズンバのインストラクターの
マーンヴィ(バーニー・カプール)に一目惚れし集中できなくなる。

マヌがマーンヴィを誘う形で二人は情熱的な関係になり、
マヌの家族もマーンヴィを歓迎し結婚するものと期待する。

 最近のインド映画はいつの間にか規制が緩和されたのか?
 かなり激しいラブシーン(ヌードはなし)の連続、笑。

ところがマヌが結婚を決意した時に・・・・
マーンヴィは自分が性転換手術を受けて女性になった事を告げる。
マヌは元男性と肉体関係をもっていた事や元男性と気づかなかった事、
(結果的に)騙されていた事にショックを受ける。

 そう言う大切な事は最初に言うべきだと思うけど、
 (まぁ言おうかどうか躊躇するシーンはあったけど)
 相手を思いやる気持ちがあれば最初に言うなぁ。
 でも判らないもんなんだね。手術痕って残らないのかなぁ?
 美容整形って凄い技術なんだね。

マーンヴィが男性であった事を知ったマヌの家族が、
ジムでそれを言ってしまったがためにマーンヴィは窮地に追い込まれる。

マーンヴィの父親が倒れマーンヴィは病院に駆けつけるが、
そこでもマーンヴィが女性になった事を受け入れられない母親や親戚が反発する。
マーンヴィが元男性でも愛せるのか? マヌは葛藤しつつも病院に行く。

そしてコンテストの日、ライバルが好成績をあげ差を付けられたマヌは、
最終種目の重量挙げでインド記録を塗り替え優勝する。
駆けつけたマーンヴィを抱き上げるマヌ。

 最後はみんなが認めて、めでたしめでたしなんだけど、
 現実としては保守的なインドでは厳しいだろう。
 これが多様性を受け入れるきっかけになるかなぁ(?)。

 一緒に観た友人とも話し合ったのだが、
 劇中の言葉があまり理解できなかった。その理由(いいわけ)は
 パンジャーブ州の話だったのでヒンディー語ではなく、
 パンジャビー語が混ざっていたからだろう。もう一つ、
 若者の会話だったので早口だった事もある。
 まぁ理解できなかった「いいわけ」である。

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【インド映画】 ~サッティヤメワ・ジャヤテ2~

2021年12月06日 21時58分59秒 | 映画 / MOVIE

2021年の作品、タイトルはヒンディー語で「真実のみが勝つ2」。

主演ジョン・アブラハムのジョン・アブラハムによる、
ジョン・アブラハムのための映画であった。
父親の敵を討つ双子の兄弟(ジョン・アブラハムの二役)であるが、
なんと父親までもがジョン・アブラハムと言う一人三役(笑)
しかも仇討ちと言うストーリーが古いし、内務大臣が法で裁けない悪人を
必殺仕置き人みたいに殺ってしまうと言うのも今時どうよ~の展開。

  <ストーリー> 

ウッタル・プラデシュ州の内務大臣サッティヤ(ジョン・
アブラハム)が推進する汚職防止案は州議会で否決されてしまう。
反対派には州首相チャンドラプラカシュ(ハルシュ・チャッヤ)の
娘でサッティヤの妻のヴィディ(ディヴィヤ・コースラ・クマール)
も含まれていた。

ある母親が事故で大怪我をした娘を公立病院に連れてくるが、
ストライキ中の医師に治療を拒まれ娘は死んでしまう。
それを知ったサッティヤは医師に天誅を下す。
州首相チャンドラプラカシュは犯人逮捕の為にサッティヤの
双子の弟ジャイ(ジョン・アブラハム)に捜査をゆだねる。

イスラム学校で起きた食中毒事故で、食材の供給元と
病院の設備供給元が州首相の側近であった事を知ったサッティヤは、
この2人も始末してしまう。

サッティヤとジャイの父親は地元農民をまとめ政治に進出した
人物であったが25年前に恨みを買って殺されていた。
巻き込まれた母親は意識不明の状態になっていた。

悪人退治に明け暮れていたサッティヤとジャイであった。
ある日25年間昏睡状態であった母親が突然目覚め(驚愕)、
父親を殺したのはチャンドラプラカシュだった事を思い出す。

追い詰められた州知事は母親を人質にして、
助けたければ2人で殺し合うようにと告げる。

死力を尽くして戦った2人は力尽きて倒れてしまう。
そこへ民衆が押し寄せて州知事一味を袋叩きにするが、
州知事はヘリコプターで逃げようとする。

サッティヤとジャイは目覚めヘリコプターが離陸できないように
地上に引き寄せる。そこへ父親の亡霊があらわれて力を貸し、
州知事は捕えられる。

と言う無理やりな(笑)結末。

 タイトルが 「サッティヤメワ・ジャヤテ2」なので
 1もあったのかと探したところ2018年にジョンと
 マノージ・バジペー主演であったみたい。
  
 48歳でもマッチョなジョンの肉体美を見たい人に(だけ)
 お勧めの作品である。

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【インド映画】 ~囚人ディリ ~

2021年11月24日 22時01分59秒 | 映画 / MOVIE

2019年のタミル語映画、タイトルは主人公の名前。

事件に巻き込まれてしまった謎の囚人ディリが、
スーパーマンぶりを発揮して事件を解決してしまう。
「唄って踊って」がないインド映画と言う事では、
タミル映画にしては珍しいかもしれない。

  <ストーリー> 

南インド・タミルナドゥ州のトリチーが舞台。
犯罪組織に潜入した捜査官からの情報で900Kgの麻薬を
押収した特殊部隊の隊長ビジョイ(ナレーン)は、
麻薬をトリチー警察署の古い地下室に隠す。

奪われた犯罪組織に分け前を要求する密告電話が入る。
電話の主は麻薬を押収した特殊部隊員5人の名前を告げる。
組織のボスは手下達に5人の首を取る事を命令し、
避暑地で酒宴に興じる警察官達を襲う。

酒に薬を盛られた警察官の中で飲酒しなかったビジョイだけは、
難を逃れるが、5時間以内に治療しなければ命が助からないと知る。
ケータリングのトラックに警察官を乗せて病院に向かおうとするが、
トラックを運転できる使用人がいなかった。

そこで護送中の囚人ディリ(カールティ)に頼み込み、
道案内の青年を乗せて3人で80Km離れた病院に向かう。

犯罪組織の追手が次々とトラックを襲い、
ビジョイもディリも手負いとなるが、
謎の囚人ディリがスーパーマンで(笑)、
なんとか目的の病院に到着する。

10年前、ディリは身重の妻が襲われた時に、
犯人2人を殺してしまい服役していたが釈放されるところで、
孤児院に預けられた娘に会いに行くところだった。

一方、ビジョイはトリチー警察署に連絡し、
門を閉めバリケードを築くよう要請するが・・・・
夜勤の警察官達は命令に背き自分の命が大事と帰宅してしまう。
(さすがインド人!)

この日、異動で署に到着していたナポレオン巡査は、
何も知らず取り残された学生5人と協力して署内に籠城する。
ところが留置所には犯罪組織のボスが拘留されており、
組織は奪還するために警察署を襲う。

病院からビジョイとディリは警察署に向かい、
署内で孤軍奮闘していたナポレオンと学生達を助け出す。

最後にディリは娘と巡り会い、めでたしめでたし。 

 南インド映画(特にタミル映画)の特徴としては、
 家族愛を中心に据えた作品が多い。この作品も、
 犯罪組織と対決する警察の図式もあるが、
 ディリと娘、ビジョイや警官とその家族と言う背景も
 織り交ぜてあった。

 前評判が良すぎる気もするが・・・・
 まぁタミル映画のアクション作品としては標準的だと思う。

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【インド映画】 ~スールヤヴァンシ ~

2021年11月12日 22時16分59秒 | 映画 / MOVIE

2021年のディワリに合わせて公開された作品で、
タイトルはアクシェイ・クマール演じる主人公の警察官の名前。

ディワリと言えばインド正月であるので過去に警官を演じた、
アジェイ・デーブガンとランヴィール・シンもカメオ出演。

都内などで特別上映があったので大森キネカへ行った。

  <ストーリー> 

1993年にボンベイで起きた連続爆破事件では、
257人が死亡したが、その中に含まれていたある夫婦の
息子スールヤヴァンシは成人しムンバイの警察官になった。

一方、パキスタンのテロリストのボス・オマル(ジャッキー・
シェロフ)はその時に残った600Kgの爆薬を使用した
連続爆破テロを計画していた。

ある日、スールヤヴァンシは犯人逮捕の際に妻のリヤ
(カトリーナ・カイフ)と息子を危険にさらし怪我を
させてしまった事でリヤから離婚を切り出され、
オーストラリアに行きを引き止められなかった。

 この展開はストーリーにはあまり関係なかった。

オマルは息子たちをインドに潜入させ隠しておいた
爆薬を取り出し車に仕掛けてムンバイの各所にばらまく。

そこへシンバ(ランヴィール・シン)とシンガム(アジェイ・
デーブガン)が助っ人に現れてスールヤヴァンシと一緒に
爆弾を処理しテロリストをやっつける。

最後に3人の前に爆弾を巻き付けられたリヤが現れるが、
(当然、笑)助けられて、めでたし、めでたし。

ディワリ(インド正月)に合わせた公開にだから、
内容よりも格闘の末に悪人をやっつけるのが見せ場で、
主役級の3人そろい踏みで豪華~って感じの作品。

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【インド映画】 ~アンナーッテ ~

2021年11月09日 22時16分59秒 | 映画 / MOVIE

2021年のディワリに合わせて公開されたラジニ様の作品で、
タイトルはタミル語で「大兄」。

タミル映画は家族愛をテーマとするものが多いが、
まさかまさか・・・ラジニ様の新作も家族愛だった。
世界を股にかけたようなスケールの大きい作品が多かったが、
ここへきて原点回帰のようだ。

こちらも大森キネカでのディワリの特別上映。
タミル語で英語字幕付きだったがヒンディー語とは
勝手が違うので、思い込みである可能性がある。
前半・・・不覚にも寝落ち・・・面目ない。

  <ストーリー> 

ムンバイ、産気づいた女性を家族が車で病院へ運ぶシーン。
子供は取り上げられたが母親は死んでしまう。
兄(推定10歳)は妹を育て上げる事を死んだ母親に誓う。

ところ変わってコルカタ。悪人達の前にアンナーッテ
(ラジニ様)が現れ、水戸黄門風に懲らしめるシーン。

コルカタに突如現れた謎の男アンナーッテは誰なのか?
街中がその噂でもちきりだった。

カーライヤン(ラジニカーント)はムンバイ近郊のとある村の
実力者となり尊敬の意味を込めてアンナーッテ(大兄)と呼ばれていた。
アンナーッテは妹のタンガ・ミーナッチ(キールティ・スレーシュ)を、
コルカタの大学へ通わせていたが、ある日、別の実力者の息子との
縁談をまとめる。

結婚式の準備は進んで行く。式の当日、タンガの姿が見えなくなる。
誘拐されてしまったかとアンナーッテが至る所を探すと、
タンガは恋人と駆け落ちしてコルカタへ向かう列車の中で見つかる。
アンナーッテは困り果てるが最終的に駆け落ちを認める。

数年後・・・コルカタでタンガ夫婦はビジネスを始めて、
軌道に乗っていたが、マノージ(アビマニュー・シン)が現れ、
タンガ夫婦を陥れ全ての資産を奪い夫を牢獄に入れてしまう。

アンナーッテは密かにコルカタに行きタンガの状況を知り、
マノージ一味を懲らしめようとする。ここで冒頭のシーンに繋がる。

アンナーッテはマノージを打ちのめし、
タンガ夫婦の資産を取り戻してハッピーエンド。

 まぁこれまでのラジニ様の作品に比べると、
 スケールがかなり小さいのであるが、
 家族愛を描くタミル映画の根本に立ち戻ったと思えば、
 それでも良いのかもしれない。

 とても70歳には見えないスタイルと身のこなし。
 さすがである。顔のアップでも皴もシミもないし。
 (メイクと修正かもしれないが)
 スーパースター健在である。

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マスカレード・ナイト(映画)

2021年11月05日 21時58分59秒 | 映画 / MOVIE

東野圭吾原作のマスカレード・シリーズの第3弾である。
読んでから観るか・・・観てから読むか・・・・
それが問題である。笑。今回はたまたま読み始めた時に、
観に行く事を決めたので、観る当日に読み終えたのだった。

読んでる時も(第1作目からだが)新田刑事はキムタクで、
山岸は長澤まさみをイメージしてしまっていた。
頭の中はキムタクでいっぱい・・・・笑。

これが登場人物である。

ある年の瀬、キムタクがアルゼンチンタンゴを踊るシーンから始まる。
そこへ呼び出しがかかる。殺人事件発生である。

そして匿名で通報が入る。犯人はホテル・コルテシア東京で
大晦日に開かれるマスカレード・ナイトに現れると言う物だった。

新田刑事(木村拓哉)はフロントマンに扮して潜入する事になったが、
前回組んだ山岸(長澤まさみ)はコンシェルジュになり、
山岸以上の堅物の氏原(石黒健)と組む事になる。

ホテルではお客様は仮面を被っている。それだけでなく、
今回は本物の仮面を被っているのである。
密告者の正体は? 犯人はなぜホテルに現れるのか?

原作では大晦日の前からの数日間を描いているのだが、
映画は2時間程度なので当日のみの設定だ。
23時から始まるマスカレード・ナイト(仮面舞踏会)迄の数時間で、
ホテル内での接客や捜査の情報収集や張り込みなどをまとめるのは、
かなり難しい・・・・。

コンシェルジュ業務をこなす山岸の仕事ぶりも描かざるをえず、
終盤は無理やりまとめた感があった。インド映画を思わせるが、
まぁキャラの立つお客様や刑事が多いので仕方ないか。

お客様の中に密告者と犯人がいる、全員を疑うのが刑事、
全員の仮面をはがさないようにするのがホテルマン。
この職業の違いの対比も見どころである。

原作と異なる部分があるのも仕方ない所であるが、
やはり原作の方が面白かった。

ホテルは日本橋にあるロイヤル・パーク・ホテルだった。
都心にあるホテルなので仕方ないと思うが、
エントランスとロビーが狭いと感じた。

私が知っている高級ホテルはインドに限られるので(笑)
比較対象としてどうかとは思うのだが・・・・
インドの5つ☆ホテルって本当に豪華絢爛だと改めて思った。

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007/ノー・タイム・トゥ・ダイ

2021年11月04日 21時54分59秒 | 映画 / MOVIE

1962年に始まった「ジェームズ・ボンド」シリーズの25作目で、
ショーン・コネリー(1~5)、ジョージ・レーゼンビー(6)、
ショーン・コネリー(7)、ロジャー・ムーア(8~14)、
ティモシー・ダルトン(15~16)、ピアース・ブロスナン
(17~20)、ダニエル・クレイグ(21~25)が主演。

前作で現役を退いたボンド(ダニエル・クレイグ)は、
恋人のマドレーヌ(レア・セドゥ)とイタリアで暮らしていた。

マドレーヌは秘密組織スペクターの一員だったホワイトの娘で
ホワイトに家族を殺された謎の能面の男に幼少の頃に母親を殺され、
自身も襲われるが命を助けられた過去を持っていたが、
ボンドには打ち明けられずにいた。

スペクターに襲われたボンドはマドレーヌが裏切ったと疑い、
マドレーヌと決別するのだった。

5年後、ジャマイカで暮らすボンドの元へ旧友のCIAフィリックス
(ジェフェリー・ライト)が誘拐された細菌学者を探して欲しいと
訪ねてくる。そこへ謎の女性ノーミ(ラシャーナ・リンチ)が現れ、
自分が007だと名乗り手出し無用と忠告する。

まぁこんな感じで(大部分は略)ボンドと007が細菌学者を
誘拐した黒幕の元へ乗り込んで行く。

その黒幕がサフィン(レミ・マレック)で彼が幼少時の
マドレーヌを襲った犯人だった。

あとは見てのお楽しみである。

タイトルが「ノー・タイム・トゥ・ダイ」、
死ぬ時ではない、と意味深である。
クレイグの主演も今作品が最後である。

 

 

 

 

 

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