IBF世界フェザー級チャンピオン IBF世界フェザー級1位
アンジェロ・レオ(アメリカ)
亀田 和毅(TMK)
25勝(12KO)1敗 42勝(23KO)4敗

興味はないのだけれど、某ジムの会長が亀田選手が勝ったと思った、
と言っていたのでとりあえず観てみたわけだ。ググってみたら
亀田選手はメキシコでデビューし2013年にWBOバンタム級、
2018年にWBAスーパーバンタム級(暫定)と2階級制覇だった。

写真左側:青色のトランクスがレオ選手。
写真右側:白色のトランクスが亀田選手。

1ラウンド:ジャブの差し合い。レオ選手が左ジャブから右ボディフックを伸ばす。
動きが少ない亀田選手にレオ選手がワンツー。亀田選手は前進してプレッシャーを
かけ左ジャブ。レオ選手が左ジャブから右ボディフック。レオ選手の左ジャブが
良く出ている印象。
(レオ選手:10-9:亀田選手)
2ラウンド:レオ選手の左ジャブ、亀田選手はガードを固めて前進するが手が出ない。
レオ選手は左ジャブから右ボディフック。亀田選手は左ジャブから左フックを振るが
空振り。レオ選手のワンツー、亀田選手は前進し左ジャブを出すが続かない。
レオ選手が左をボディから顔面へ。亀田選手は前進し上体を振るが手を出さない。
レオ選手が左アッパーで前に出て右フック。
(レオ選手:10-9:亀田選手)
3ラウンド:亀田選手がフェイントをかけるがレオ選手が左ジャブを突き、
左ボディアッパーから前進。亀田選手は手数が少ない、レオ選手が左ジャブから前進。
亀田選手の大きな右フックは空振り。レオ選手が左ジャブから左ボディフック。
(レオ選手:10-9:亀田選手)
4ラウンド:亀田選手が左ジャブを出すが距離が遠い。レオ選手が左ジャブ、
左ボディフック。亀田選手はガードを固めて前には出るが手が出ない。レオ選手の
スピードある左ジャブで中に入れない。レオ選手が左で翻弄している感じ。
前進する亀田選手にレオ選手は左ジャブ、左ボディフック、左アッパー。
亀田選手は左フック、右ストレート。
(レオ選手:10-9:亀田選手)
5ラウンド:亀田選手が前進、レオ選手が左ジャブを当てるが亀田選手が左フックで
前進して距離を詰めて左ボディアッパーでリズムを変える。レオ選手も左アッパー、
左フックを返すが亀田選手の左ボディフックがヒットし動きが止まる。レオ選手の
左ジャブ、亀田選手が左ボディから右ストレートで形勢逆転。
(レオ選手:9-10:亀田選手)
6ラウンド:亀田選手が左ジャブから前に出て左右フック、左ボディ。レオ選手は
左ジャブ、亀田選手がコーナーに詰めて左ボディ、右フック、左ボディ。
(レオ選手:9-10:亀田選手)
7ラウンド:レオ選手は左ボディアッパー、亀田選手が右フック、ガードを固めて
前に出て左フック。レオ選手は右フックをひっかけて回る。亀田選手が前進し
レオ選手が左ジャブを出しながら回る。亀田選手が追って右フック。レオ選手が
左アッパー、亀田選手が左ボディから細かく左右アッパーを連打。
(レオ選手:9-10:亀田選手)
8ラウンド:亀田選手がガードを固めて前に出る、レオ選手が左ジャブから右ボディ。
接近戦、レオ選手が左アッパーから右ボディ、亀田選手の左ボディ、レオ選手が左右の
フックを連打。頭をつけてアッパーの打ち合い。
(レオ選手:10-9:亀田選手)
9ラウンド:レオ選手が左ジャブ、亀田選手が前に出る。レオ選手が左ジャブから
ワンツー、右アッパー、亀田選手の左ボディ。接近戦、亀田選手の右アッパー、
左ボディフック、左フックを上下に打ち分ける。レオ選手も右フックを返すが
亀田選手の左ボディが有効。
(レオ選手:9-10:亀田選手)
10ラウンド:レオ選手が左ジャブ、亀田選手が距離を詰めて左ボディアッパー、
頭をつけての打ち合い。亀田選手の左フック、レオ選手が右アッパーを打つと、
亀田選手は左アッパーをボディへ。
(レオ選手:9-10:亀田選手)
11ラウンド:亀田選手が前進し左ボディを狙う。レオ選手は左ジャブ、ワンツー、
左アッパー。亀田選手の左ボディ、レオ選手は左ジャブで回る。亀田選手は左で
ボディを狙う。レオ選手は左フック、右アッパー、頭をつけての打ち合い。
レオ選手が左右アッパー、右ストレートから細かい連打。
(レオ選手:10-9:亀田選手)
12ラウンド:頭をつけての打ち合い。レオ選手が左アッパーから右フック、
亀田選手は左フック。レオ選手が左右フック、左ボディ、亀田選手はガードを固める、
レオ選手の連打、亀田選手は左ボディでロープに詰める。レオ選手は左フック連打。
亀田選手は単発、手数はレオ選手。
(レオ選手:10-9:亀田選手)
私の採点は115-113でレオ選手が防衛。公式採点は115-113、
116-112、114-114。2-0の判定でレオ選手の勝利。
序盤の4ラウンド、亀田選手はレオ選手の左ジャブからの攻撃のスピードに
対応できなかったのか積極的に仕掛けられなかったのが悔やまれる。
5ラウンドから接近戦に持ち込み左ボディに活路を見出したのだが、
手数が少なくレオ選手に上手くポイントを稼がせてしまった感じ。
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