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Sunset Cafeへようこそ

いつか、夕日の美しい絶景の地にカフェを・・と願う私のバーチャル・カフェ。未知の音楽と人との出会う場所。

も一つ、孤高の桜、 東郷公園。

2008-04-05 10:19:41 | 東京さんぽ・春

(2008.04.04 市谷・三番町)

クライアント先の担当の方とお話し中に桜の話題になり、「ウチではこの時季、
よく東郷公園で夜、お花見の酒盛りをやるんですわ。」と聞きました。
早速その場所を伺って、そこから2~3分の東郷公園を目指しました。

大して期待もしてなかったけど、行ってみてその桜の大きさ、見事さにびっくり!
その桜の大きさは公園の隣りにあるビルの6階の窓に届いている!
中型のビル一棟分くらいの大きさがあり、地を這うように広がった大枝を何本か
の支柱で支えています。
写真の女性は今晩のお花見会の準備中のようでしたが、この女性と対比すると
桜の大きさが分かるでしょ?

この公園は正確には「千代田区立・東郷元帥記念公園」と言う名前で、日本海海戦を勝利に導いた有名な
東郷平八郎海軍元帥を記念した公園だそうです。
(日テレもすぐ近くにあることから、TVドラマのシーンなどに良く使われるんだそうです)。
それにしてもこの孤高の桜、どっしりと一人立つその姿は貫禄十分で、正に黎明期の日本と日本の
海軍を勝利に導いた偉大な軍人のように風格がありますよ。

表参道の孤高の桜。 Cafe Maduが絶好の花見席。

2008-04-03 22:40:46 | 東京さんぽ・春

(2008.04.03 表参道)

街の灯りが点りはじめ、春の宵闇が迫る南青山。
「一本だけのあの桜」が気になって、桜の向かい側のオープンカフェ「Cafe Madu」
の最前列の席に座って、目の前の桜をじっくりと眺めました。
もちろん良く冷えた生ビールを手に持って・・・。

桜の大木はおしゃれなアニエスベーのブティックとヘアー・ディメンションの
真ん中にあります。
ブティックの上にかぶさる様に張り出したおおぶりな枝からは、時々音もなくハラハラと花びらが散り、
それがブティックの窓に映って、この世のものとは思えない美しさを演出しておりました。
思わず時の立つのを忘れて、おしゃれな街並みに溶け込んだこのたった一本の美しい桜に見入ってしまいました。

千鳥が淵のように沢山の桜が密集して咲いているのもきれいですが、このように
一本だけその存在を訴えるかのように咲く孤高の桜も、何とも言えず良いものですなあ・・・。



もう一つ水辺の桜の名所が・・・。

2008-04-01 21:54:20 | 東京さんぽ・春

(2008.04.01 飯田橋・カナルカフェ)

桜の時季、桜が咲いている間に私が必ず足を運ぶスポットの一つがここ。

余りにも定番になりすぎたが、行かなければ行かないで気になる・・・何だか
惚れた女の家をせっせと訪ね歩くモテモテ男の心境か・・・。

因みに、その桜の時季に私が訪ね歩く定番のスポットとは、
①小石川・播磨坂 ⇒ ②江戸川橋・神田川沿い遊歩道 ⇒ ③目黒川
⇒ ④アークヒルズ裏の桜坂 ⇒ ⑤小石川植物園 ⇒ ⑥白金の八芳園
⇒ ⑦上野公園・五重塔参道 ⇒ ⑧九段・千鳥が淵と靖国神社
⇒ ⑨高輪プリンスホテル・サクラタワー ⇒ ⑩四谷外壕公園
⇒ ⑪浜田山~吉祥寺に至る神田川沿い遊歩道 

この全てを桜が咲いている間に見て回ると「大きな満足感と深い疲労感」が残る。
大抵の年にはこの他に鎌倉または安曇野の桜も貪欲に見て回る。

ふぅ~っ、疲れた・・・。

桜は水辺によく合う。

2008-03-30 19:40:53 | 東京さんぽ・春

(2008.03.29 千鳥が淵)

今年の桜は何かとてもせっかちな感じがします。
丁度先週末に開花したと思ったら、5日後の金曜にはもう満開、そして冷たい雨。
かろうじて昨日は千鳥が淵の桜を満喫できましたが、今日はもう午後からまた雨。

毎年思うことですが桜こそ、咲いたらすぐに全ての予定を棚上げにして桜を
堪能することに全力を傾けた方が良いですね。
「そのうちに・・」という言葉は桜には通用しないですね。
ぱっと咲き、ぱっと散る・・・。
その進退の鮮やかさ、思い切りの良さにはいつもながら惚れ惚れします。
又自身をそこに置き換え、「自分も桜のように・・・」とは思いますが現実には
なかなか、ねぇ・・・。


実は・・・・、日本は素晴らしい国です。

2008-03-24 22:35:43 | 東京さんぽ・春

(2008.03.23 小石川後楽園)

東京のあちこちで桜が咲き出しました。
毎年,この時季になれば咲き出すと分かってはいるものの、この年一番の桜の
蕾が一つ二つとほころび出すのを見ると、何とも言えない感動に包まれます。

それにしても、我々日本人の桜の花に対する思い入れの深さ・桜の花に寄せる
思いのたけは凄いものがあります。
世界広しと言えども、日本以外どこの国でその国を代表する全国ネットのテレビ放送や新聞が、
桜の開花が近づくにつれて「○月○日ですよ!」と開花予想日を何度も報じ、
その開花日当日にはアナウンサーが満面の笑みを浮かべて「今日、東京で桜が開花しました!」と
全国津図浦々に放送する国があるでしょうか?


桜に寄せる国民的な気持ちの高揚、ひいては四季折々の季節のヒダ(桜に始まり、
梅雨入り、梅雨明け、台風,月見、紅葉などなど季節の移ろいに対する感情の起伏)は、
日本人なら全国民的なレベルでその喜怒哀楽を分かり合える所が凄い。

・私たちは冬から春への季節の移ろい、年月の経過や自分自身の移ろい、などを
 桜に託し、その寄せる想いは奈良・平安の昔から多くの和歌に残されている。
・お花見は男女老若,貴賎に関係なく、江戸の昔から国民的な行事として
 自然発生的に続いてきた。
 桜の傘の下で飲むお酒の、なんと旨いことでしょう!
・一つの花、一つの季節的現象に対して、ここまで盛り上がり熱狂する国民は
 日本人以外には見当たらない。
・我々はまた、月が美しいと言ってお供えをし、月を見ながら静かに飲む。
 梅雨時には紫陽花が美しいと言って多くの人々が雨に打たれて紫陽花を見に
 古寺を訪れる。 なんと美しい心情でしょう!

この国は根本的に素晴らしい国、素晴らしい国民性なのです。
もちろん、少々難はあるけれど・・・ね。




私の一年はこのようにして回る

2008-03-10 22:50:29 | 東京さんぽ・春

(2008.03.09 護国寺)

地下鉄有楽町線・護国寺駅からすぐの護国寺では今年一番のサクラが咲き出しましたよ。
それも境内あちこちの5~6本のサクラが一斉に、ですよ。
これってもしかしたらこの春東京で一番早いサクラの開花でないかい?

ところで、私の場合、1年が過ぎていく時間的サイクルは自分が興趣を覚える
自然の移り変わりと同じ歩調で変化する;

3月下旬   サクラの開花 
4月     新緑     
5月     山の残雪と新緑
6月     梅雨とアジサイ
7月     花火
8月     キャンプ
9月     温泉
10月    山の新雪と紅葉
11月    紅葉
12月    クリスマス

1月と2月は何をするのかって・・・? そう、私の場合・・・死んでます。

そんなわけで、3月も中旬に差し掛かった今、私はとてもとてもうれしい。
3月下旬のサクラの開花に始まり、6月のアジサイの咲く頃までの3ケ月こそ
が「私の季節」なのです。
「今日まで生きていて良かった」、「この国に生れて本当によかった」と
毎年思います。

ところで仕事の事はどう考えるのかって・・・?
いつ仕事はするのかって・・・?

そういえば仕事絡みのことは全く頭の中に無かった!


フォーシーズンズ・ホテルの春

2008-03-09 22:28:49 | 東京さんぽ・春

(2008.03.08 フォーシーズンズ・ホテル)

このホテルのフロントに置かれた巨大な桜の活け花は、このホテルを訪れる人
の目を奪う見事さです。
本格的な桜の開花にはまだちょっと早いですが、さすがは「フォーシーズンズ」
だけあって、このホテルがいつも一足早く季節の移り変わりに対して目を配るその感性はさすがだなと思います。

春はもうそこまで来ているのですね。

カンザクラと熱燗の関係に論理的考証を加える ・・・ ン?

2008-03-02 21:19:52 | 東京さんぽ・春

(2008.03.02 小石川植物園)

いよいよ3月になりましたね。

本日の東京の予想最高気温は12度。
真冬と比べると随分日中の気温は上がりましたが、まだまだ風が冷たくて
一冬ずっとお世話になった分厚いダウンジャケットはまだまだ手放せません。

そんな中、近所の小石川植物園では一本だけ桜が満開状態で咲いていました。
早春のこの時季、桜にはちょっと早すぎるのに一足早く満開に咲いたこの桜は
「カンザクラ」です。

今年の東京の桜の開花予想は3月22日。
この予想通りだとすれば、あと僅か3週間しかない!
早く満開の桜の下で「気の利いたお飲み物」を飲みたい!
寒空の下で見た美しいカンザクラから、思わず、カンザクラ⇒寒い⇒夜桜⇒
熱燗⇒飲みたいと、またしても意地汚い連想ゲームになってしまったのでした。

今日はお釈迦様の誕生日・はな祭り

2007-04-08 23:00:41 | 東京さんぽ・春


今日はお釈迦さまの誕生日を祝う潅仏会(かんぶつえ)・はな祭りです。
昨日サクラの事を採り上げた護国寺へ行ってみました。

護国寺正門の所には、今日のために特別なセットが用意され、近所の若いお母さんが
お子さんと一緒にお釈迦様像の頭から甘茶を何杯もかけていました。
やはり今日は子供さんを連れたお母さんやお父さんの参拝の方が多いようでした。

午後になると山門から本堂までの正装したお坊さん達の長い行列が始まり、
お稚児さん達がそれに続きましたが、仏教のお祭りとしてはとてもフレンドリー
かつ家族全員参加型で、全体に格式ばった厳粛さというよりも、祝典的な印象
を持ちました。
潅仏会は初めて観ましたが、お坊さん達がとても艶やかでカラフルな僧衣を身につけられ、
更にはシンパルのような楽器のジャンジャンという音、ホルンのようなほら貝
のブォーという音感的な盛り上げとも相俟って、地味目な印象とは全く違うため、認識を新たにしました。


’07年のサクラ ・・・ ⑫ 護国寺

2007-04-08 21:56:06 | 東京さんぽ・春


数日前に「今年のサクラに決別する」みたいな記事を書いてしまいましたが、
おっとどっこい、まだ満開の桜が健在でした。

これは江戸時代中期に建立された護国寺の中にある鐘楼(鐘突き堂)とその前
にある八重桜ですが、これが素晴らしくきれいでした。
都内のソメイヨシノは完全に散りつつあり、一部は葉桜状態ですが、ここ護国寺
のサクラは全てソメイヨシノ以外の種類で今まさに満開状態です。

また本堂横のシダレザクラはまだまだこれからという感じで三分咲きといった感じ
です。サダレザクラ全体が、西の空に沈みかけている夕日に照らされて舞台の
照明のように浮かび上がって見え、シルエットが見事な美しさでした。

忙しくて今年のサクラを見損ねた人、もっともっと今年のサクラを観たい人は、
いますぐ地下鉄有楽町線の護国寺駅すぐ近くの「護国寺」へ急いで行って下さい!
(特に大きなシダレザクラは今やっと咲き始めた感じですよ!)