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Sunset Cafeへようこそ

いつか、夕日の美しい絶景の地にカフェを・・と願う私のバーチャル・カフェ。未知の音楽と人との出会う場所。

秋色に染まる新宿御苑

2012-11-26 22:03:21 | 東京さんぽ・秋

(2012.11.25 新宿御苑)

それにしても、良く晴れて程々に寒く、理想的な休日の一日でした。
どこを向いても、今の東京は目を見張るばかりの美しい紅葉でいっぱいです。
ホントに良い季節となりましたなあ。

「新宿御苑なんて・・・」と、ちょっと引き気味だったのですが、
いやいや、この季節の新宿御苑は美しさに輝いていました。

やがて、まもなくやってくる、冷たく長い冬の3~4ケ月。
しかし、その前の、ほんの一瞬の燃え上がるような自然の美しさ。

「時間よ、このまま止まってくれ!」と思わずにはいられない、一瞬の輝きです。




護国寺の紅葉とスアマ

2012-11-11 15:56:53 | 東京さんぽ・秋

(2012.11.11 東京都文京区)

雨の降りだす前に近場の紅葉の様子を見ておこうと、音羽(おとわ)の護国寺へ。

今にも泣き出しそうな曇り空で、昨日の好天とはエラい違いです。
そんな曇り空の下、お茶会が終わったらしく、シックな和服姿の妙齢のご婦人がたが
護国寺の山門を次々とくぐって駅の方へ向かっていきます。

このお寺の象徴のような、見慣れた大きな楠の木がすっかり秋色になっていました。
良いですなあ、紅葉と和服姿の女の人・・・。
バッハのチェロソナタをウォークマンで聴きながら、良いひと時を過ごしました。

帰りのお土産に、お寺のすぐ近くの甲月堂で、「スアマ」を買い求めました。
私はスアマが大好物なのです。

今日から秋、かな・・?

2012-09-22 14:48:51 | 東京さんぽ・秋

(2012.09.21 西新宿)

「暑さ寒さも彼岸まで」とは良く言ったもので、あれほどしつこく続いた暑熱の日々も
昨日で終わったみたいですね。

一昨日(9月20日)の東京の最高気温は31度ジャスト。
今日の予想最高気温は27℃。 
明日はさらに下がって,最高気温は24℃くらいらしいです。

さっき近所の緑一杯のオープンエアカフェへ行ったら、この夏最後のセミの声と、秋の虫の声が仲良く共存して
ハモッていました。

ところで私が働いているオフィスでも、7月初めから咲いていた窓辺の朝顔が、恐らくこの夏最後の美しい花を
咲かせていました。
オフィスの心優しい女性が、この春に種を撒き、丹精して育てた朝顔です。

朝顔は、窓辺のブラインドにもツルを絡ませ、ブラインドの間からもちょこんと顔を覗かせています。
また、業務用のテープを伝わって上空に伸びた細いツルは、もう到底手の届かない高さにまで伸びて、
この夏中、みんなの目を楽しませてくれました。

でも・・・。
「朝顔の咲くオフィス」って、ちょっと非日常的で、いいですね。





今日は2011年、紅葉シーズンの締めだぁ。

2011-12-11 20:15:54 | 東京さんぽ・秋

(2011.12.11 新宿御苑・大木戸門近く)

あれよあれよという間に容赦なく月日は過ぎ去り、「あれぇ・・?」と気が付けば今年も残すところあと僅か。

しかし、師走も中盤に差し掛かったというのに、暖かな気候のせいか東京の今の季節感は「冬」というよりは
「秋の終わり頃」がピッタリかと思います。
その終わりかけている秋を求めて、うららかな日和の休日、朝から都心をほっつき歩きました。
表参道のけやき並木は紅葉も過ぎて散りはじめ、絵画館前のいちょう並木はピークアウトしてあの黄色の
絨毯はなく頭上もやや寂しいハゲ状態、日比谷公園・松本楼の大イチョウは終了(本日の営業は終わりました、
みたいな・・)。

そんな中で、新宿御苑の大木戸門近くの外周道路はかろうじて秋の風情がたっぷり残っていました。
(料金所に入る、その手前の一般道と並行する緑豊かな道です)。
例によって、大好きなバッハのパルティータ第四番(フレディ・ケンプのピアノ)をウォークマンで聴きながら
四ッ谷駅までゆらゆらと歩きました。
(四ッ谷駅の近くでは、「信州の山」をテーマにした写真展を覗きました。
早朝の北八ガ岳・白駒池の写真が素晴らしいと思いました)。

さすがに、来週の週末には東京から秋の気配は消え、初冬の色が一段と濃くなることでしょう。
そう思うと、今日見たあちこちの紅葉の残り香は二度と来ない2011年の、最後の輝きだったのですねえ。

何だかとても一杯飲みたくなり(そうでなくてもですが、とりあえず無理やり理由を探して)、「過ぎ行く今年の
秋に・・!」とか何とか言って、コノスル・ゲヴュルツトラミネール・ヴァラエタルで乾杯しました。

「更けゆく秋の夜・・」というような感じです。



今、すっかり、秋色の日比谷公園

2011-11-20 20:08:42 | 東京さんぽ・秋

(2011.11.20 日比谷公園)

昨日、一日中降り続いた雨が嘘のように、朝から快晴の日曜日となりましたな。
しかも信じられないくらいに暖かいこと。

日比谷公園の松本楼の大イチョウは、思ったよりも、かなり黄葉が進んでいました。
今年は暖かいのか、11月20日の今日に至っても、私たちが都内で普通に目にするイチョウの木は
まだ緑のまま状態が殆ど。 なので、松本楼の「かなり仕上がっている」イチョウを見て、やや驚きました。
日当たりが良いせいか、ここの大イチョウは都内でも早めに見ごろになるようです。

この様子だと、松本楼のこの大イチョウは、ここ1週間ほどが見ごろでしょうなあ。
「その内に・・・」と思ってらっしゃる向きは急いだほうがよろしいかと・・・。



(2011.11.20 日比谷公園)

今日は、日比谷公園では、何やら「お子ちゃま向けイベント」が開催中だったようで、子供づれのファミリー
で一杯でした。

いつもの閑静で、大人の雰囲気の漂う日比谷公園が好きな私は、やっと見つけた木陰のベンチで缶ビールをグビッと
飲って、早々に引き上げました(松本楼のオープンエア席は長蛇の列でギブアップ)。

但し、日比谷公園の至るところで紅葉はきれいでしたなあ。


プラタナスの並木道

2011-11-13 20:22:42 | 東京さんぽ・秋

(2011.11.13 新宿御苑)

「そういえば、あのプラタナスの並木道は今ごろ、どうなっているんだろう?」。
一雨ごとに秋の深まるこの頃、週末の眠りにつきながら、ふと、あの美しい並木道のシーンを思い浮かべました。

9時の開園を入り口で待って、大木戸門から新宿御苑に入り、まっすぐにあの並木道を目指しました。

誰もいない、静寂に包まれたプラタナスの並木道。
バッハのパルティータをウォークマンで聴きながら、木漏れ日に彩られ、落ち葉が分厚く積もった並木道を
ゆっくり、ゆっくり、歩きました。

お昼までの3時間、美しい並木道と美しい音楽の、至福の朝でした。





今、秋たけなわ(東京)

2010-11-14 22:15:33 | 東京さんぽ・秋

(2010.11.13 東京・小平霊園)

ひょんな事から小平霊園の中に自転車で迷い込みました。

人影もまばらなウィークデーの朝、凛と張り詰めた朝の空気の中で、色とりどりに紅葉した葉が音もなく
散っていきます。

まるでフランス映画に出てくる一シーンのような、絵のように美しい紅葉のトンネルの下を、
私もフランス映画の主人公のつもりで、ゆっくりと自転車を走らせました。



仏さまの手の中でまどろむ古猫

2010-10-05 20:49:22 | 東京さんぽ・秋

(2010.10.03 東京都文京区・護国寺)

日当たりの良い仏様の手の中で、古猫が午睡のひとときを楽しんでいました。
仏様が両手を組んだ位置は、ちょうど猫が彼(彼女?)の体を横たえるのにおあつらえ向き
の広さで、悪童どもの手の届かない理想的なポジションです。

以前この猫が、日当たりの良いお賽銭箱の上でまどろんでいるのを見かけました。
このお寺には相当古くから居ついている様子で、悠然としたその姿は、可愛らしいというよりも、世俗を超越した貫禄すら感じました。

紅葉便り2009(おまけのおまけ) ・・・・・ ⑪ 目黒・八芳園

2009-12-08 18:42:14 | 東京さんぽ・秋

(2009.12.08 目黒区・八芳園)

「今年の紅葉はこれで終わり!」と終結宣言を出して置きながら、未練がましく私のとっておきの紅葉スポット・八芳園へ来てしまいました。

都内でもかなり紅葉の遅いここ八芳園ですが、さすがに年の瀬もクリスマスも近い師走・8日の今日、紅葉はかなり盛りを過ぎた感がありました。
しかしながら、終わりかけている紅葉・・・これがなかなかに良いものでしたなあ。
水面に映える紅葉は間もなく来る厳しい冬の到来を前に、最後の凛とした姿を見せておりましたよ。

私もこうでありたい!

それにしても、100%純和風の日本庭園。 よいですなあ・・。
身も心も満足、満足。
つくづく日本の良さに惚れ直しました。



紅葉便り2009(おまけ) ・・・・・ ⑩ 松戸・本土寺

2009-12-07 18:52:38 | 東京さんぽ・秋

(2009.12.04 北小金・本土寺)

今年の紅葉は鎌倉で終わったと思っていました。
しかし前日までの雨があがり、うららかに晴れ上がった朝の空をみていると、どうしても行きたかった紅葉スポットが頭に浮かびました。

30分後、私はJR常磐線(地下鉄千代田線乗り入れ)・北小金駅を目指して車中の人となっていたのでした。

しかし・・・ 。
残念ながら本土寺の紅葉は期待はずれでした。
比べてもしようもないことですが、先日の紅葉に燃えた鎌倉の印象が余りにも強烈に残っていたせいか、
本土寺の紅葉には歴史、文化の点で物足りなさを感じました。
私の頭の中で、紅葉の名スポットとして本土寺のイメージが膨らみに膨らみ過ぎていたのが大きな理由です。
(未知の対象に対して、自分の頭の中でイメージを美化し過ぎてしまうのが私の欠点です)。

紅葉そのものが明らかにピークを過ぎてしまっており、「終わりの始まり」の時期だったことも大きく影響しました。

ま、誰のせいでもなく「過ぎたるは及ばざるが如し」というところでしょうか。
でも一般的に見れば本土寺の紅葉は十分にきれいでした。
(私が欲張りすぎるのでしょう・・)