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Sunset Cafeへようこそ

いつか、夕日の美しい絶景の地にカフェを・・と願う私のバーチャル・カフェ。未知の音楽と人との出会う場所。

東京駅から5分の別天地

2009-03-31 21:23:39 | 東京さんぽ・春

(2009・03・29 皇居東御苑二の丸庭園)

静寂の中にウグイスの声・・・・。
新緑の雑木林に映える山ツツジの緋色・・・。

新幹線が秒単位で発着する東京駅から約5分。
文字通り日本の心臓部分のそのまたコアの部分からすぐ近くに、
こんな自然が息づいています。

人智を尽くした先端技術・テクノノジーの一瞬の狭間に見る思いがけなく古い歴史的な
建造物や、逆に思いがけない状況で大自然の息吹きを感じる意外さ。

ここは日本の良い部分を肌で感じられる、清々しい場所です。


お花見の定番だけど、やはり北の丸公園ははずせない。

2009-03-29 21:58:59 | 東京さんぽ・春

(2009.03.28 東京・北の丸公園)

お花見の季節になると、私はうれしさの余り一時的に取り乱してしまいます。
(年間を通して取り乱しているよ、という有力な説もありますが)。
この季節、今日は上野へ明日はカナルカフェへと、都内の有名サクラどころを徘徊する日々が暫く続くのです(このブログの
過去のページを見てもそのトチ狂い方が伺えます)。

しかし今年は開花は早かったものの、その後がご存知の通りに低温続きの日々。
数日前には小雪も舞いましたし、今日も最高気温がやっと12度で陽が落ちると
ダウンジャケットを着ても寒い位です。
当然サクラもスンナリとは咲かず、全体的に二分~三分咲きといったところでしょうか。

とは言うものの何はともあれ状況確認の点からも北の丸公園に足を運びました。
無機質である筈のお城の石垣に、咲き始めたばかりの可憐なサクラがぴったりと
合い、思わず「ああ、日本人に生まれて良かった・・・」と独り言が出ます。
九段にあった会社に二十年近く勤務し、毎年この北の丸公園のサクラを見てきましたのでもう条件反射のように、お濠の水際まで迫る
サクラの淡い紅色や足元にじゅうたんを敷き詰めたように拡がるハナダイコンの紫色とタンポポの黄色が一体になったシーンを見ると、
「おお、これだ、これだよ!」と思いうれしくなります。

これが私のサクラの原風景です。





さくらが咲いたよ !

2009-03-23 21:54:15 | 東京さんぽ・春

(2009・03・22 文京区・神田川沿いのサクラ並木)

靖国神社のソメイヨシノ開花基準木に五つ以上の開花を確認したことで、気象庁は
開花予定日通りの21日に開花宣言をしました。
そのニュースを聞いて私も近所の神田川沿いのサクラの木が続く散歩道に急行し、
かろうじて数本のサクラに可憐な花びらが開花しているのを見ました。

しかし開花宣言の後の冷たい雨、物凄い強風、今までとは打って変わったような
低温続き、の三拍子そろった悪天候が続いています。
例年なら開花宣言のあとは数日以内に五分咲き、そしてその週の週末に絶好のお花見宴会日和となるわけですが、
今年はやや様相が違いますね。今にもほころびそうな蕾も冷たい強風に身をすくませているようで、
ちょっと足止めを喰っているような感じです。

恐らくは来週~4月第一週辺りに一気に気温が上がり、天候も安定し、皆様が
(私も)お花見に行きたくなるムードも一挙に高まるのではないでしょうか。

今から来週が楽しみになってきましたのお~・・・。

玉川上水・・・・緑したたる木陰の散歩道

2008-05-18 23:16:29 | 東京さんぽ・春

(2008.05.17 玉川上水・ささやきの小道付近)

西武国分寺線鷹の台駅で下車。
駅前から約2分歩き、玉川上水沿いの散歩道に一歩足を踏み入れて撮った風景がこれ。
まずは目に飛び込んでくる圧倒的な量の新緑と静寂さに驚かされ、思わずその場に1分ぐらい立ち止まってしまいました。

かすかなせせらぎの音、鳥の声、木々の緑、踏み固められた土の道。
玉川上水駅まで、ゆっくり・ゆったりと歩いて1時間、こんな感じです。

安全であること、それでいてアクセスが良いこと、自然がそのまま残っていること、
敢えて未舗装で踏み固められた土の道(歩き易い)であること等など、
東京近郊の散歩道としてはOne Of The Best と言えると思います。

玉川上水全行程はもっと長いのですが、私のお薦めは西武国分寺線鷹の台駅付近
から玉川上水駅までの約1時間の行程(またはその逆でも)。
もちろん、それで物足りなければもうすこし上水沿いに足を伸ばして武蔵砂川駅
でも拝島駅まででも気の向くままに行程を選べます。

いづれにしても、たまには一寸足が疲れるくらいまでこの緑陰の道を歩くことをお薦めします。
まるで新緑のシャワーを浴びている感じになりますよ。

丸の内仲通りが面白い!

2008-05-05 15:10:18 | 東京さんぽ・春

(2008.05.03 丸の内)

都内でゆっくりと連休を過ごすことにしました。
初日は久し振りに丸の内エリアをぶらぶら散歩。

東京駅と有楽町駅を結ぶ丸の内仲通りの変貌ぶりに驚愕しました!
ここを数ヶ月ぶりに歩く私でさえその変わり方に驚いた位ですから、一緒に行った
配偶者などはその変貌ぶりに驚いて腰を抜かして歩けない程でした。

かつてこの通りは大企業の巨大なビルや銀行ばかりが林立する、どちらかと言うと
味気なく寒々しく人を寄せ付けない感じのするビジネス街でしたね。
今や、通りは美しい新緑の並木と幅の広いゆったりした歩道、美しく飾られた季節の花々で彩られています。
特色のあるブティックやカフェ・レストランなどが多く
全体としてこの街にしっくりと溶け込んでいます。



折からこの連休に開催中の「ラ・フォル・ジュルネ」主会場の国際フォーラムも
すぐ近くにあり大勢の人が熱心に無料のピアノ演奏に聴き入っていました。
新緑の美しいこの季節、殆どの人が仕事から解放されるGWに、このような壮大な音楽イベントを企画した人々に感謝です。
丸の内はいつも何かしら文化的なものを発信している所というように感じられ、
この街を作っている人々もそれを目指している事が変貌した丸の内仲通りから
感じました。今日はなかなかに良い散歩でした。

新緑に萌える表参道

2008-04-09 21:23:56 | 東京さんぽ・春


今シーズンの桜が終わった東京の街で、今、何が旬かと言えば、萌え出たばかりの
鮮やかな新緑以外にはないでしょう。

私はいつも思いますが、4月初めのこの時季ほど東京と言うこの街が美しく輝いて見える月は他にないと思います。
それも公園へ行けば見える新緑ではなくて、生活の中の一部として街の中に普通にある街路樹の
新緑がとりわけ美しく感じられます。

表参道のケヤキ並木の新緑はその代表格でしょう。
自然の産物である木々の新緑って、その対極である人工のビルや自動車などに
不思議なほど映えて、しっくりとマッチしていると思います。





花散らしの雨

2008-04-08 18:18:04 | 東京さんぽ・春

(2008.04.08 自宅付近)

東京は朝から大雨と強い風の一日でした。
散りかけた桜に追い討ちを駆けるような冷たい「花散らしの雨」でした。

雨が小降りになるのを待って近くの桜並木へ出かけました。
殆どの花が散ったあとの桜の花弁は、朝から降り続く雨をたっぷりと吸って、
重たそうに頭を垂れています。
散った花は強い雨と風のせいで地上には殆ど残っておらず、こん跡も見当たりません。
数日前の花吹雪のように地上に降り散った桜は夢だったのでしょうか・・?

散る桜 残る桜も 散る桜

良寛和尚の辞世の句だそうです。
「生命あるものは、遅かれ早かれ、死を迎えるんですよ」と読み取ると、何やら
とても壮絶で救いがないように思えます。
しかし、満開を迎えた桜も(惜しまれながらも)やがては全て散ってしまうが、次の年には再び花を
咲かせるように、全てのいのちが輪廻のシステムの下、大きな自然の一部として
生まれそして死んでいくのであり、だからこそ咲いているうちはそのいのちを
美しく咲かせたいものだ、と解釈すると、かなり納得できますね。
恐らく良寛さんも自身を散る桜になぞらえて、散る事の意味をそのような輪廻の一部として捉え、
美しく散りたいと散り際に臨んだのかもしれません。

花散らしの雨はがさつな私をほんのちょっとだけ思索の方向に向ける効用が
ありました。

日比谷公園のチューリップ

2008-04-07 23:01:10 | 東京さんぽ・春

(2008.04.06 日比谷公園)

4月に入ってここ1週間、今、東京中の木々が一斉に新緑の芽吹きに輝きはじめて
います。
つい先日までは新緑の気配がちょっとしただけだったのに、この数日間の変化は
劇的です。

今、日比谷公園は一年で一番美しい季節なのではないかなあ・・?
この新緑のケヤキの若葉色とチューリップの赤の対比が見事だと思わない?

窓越しに見る桜

2008-04-06 21:39:25 | 東京さんぽ・春


新宿御苑のほぼ中央に無料休憩所があります。
この無料休憩所に入ると、突き当たり正面が全て総ガラス張りの窓で、その窓
から手が届く近さに桜の枝が伸びています。

窓越しに見る桜の表情は、また一段と美しく、正に絵のようです。

少々人の多いのが難点ですが、こうして室内に腰掛けお弁当を食べたりビールを
飲んだり出来て、窓の外は絵のような桜の景色に囲まれて、何と言う贅沢さ
だろうと思いました。
窓越しに見る桜は、これはこれで非日常的な美しさです。

この桜吹雪が目にへぇらないか!

2008-04-05 10:43:50 | 東京さんぽ・春

(2008.04.04 新宿御苑)

このブログを見た人は、今日すぐに新宿御苑へ急行して下さい!
この写真のような、美しい新雪が降り積もったような一面の桜吹雪の状態を
目にする事ができますよ。

JR千駄ヶ谷駅を降りて歩いて5分、200円を払って新宿御苑・千駄ヶ谷門を入ってすぐ右手にこの光景が広がっています。

この美しい桜吹雪の光景も今日が限度でしょう。
すぐにデジカメと200円を手に新宿御苑へ向かってください!!
(入り口付近にいつも美味しい焼き芋屋さんが出てます)