Sunset Cafeへようこそ

いつか、夕日の美しい絶景の地にカフェを・・と願う私のバーチャル・カフェ。未知の音楽と人との出会う場所。

梅雨明けだ、海へ行こう。

2006-07-31 12:58:54 | 夕日
浜辺で泳いだ後、一休みしていると、海の家から聞こえるラジオニュースが梅雨明けを
告げていました。  この日を狙って海に来た訳ではないけど、今日海へ来たのはかなり良いタイミングでした。

真っ青な空、真っ白な雲・・・。
暑いけど気持ちいい。 千葉県内房の原岡海水浴場という所にやってきました。
波も小さく、かなり沖まで遠浅で、海底は砂地で、気持ちのいい浜辺でした。
無料のシャワー、着替え所、トイレなども完備していて、ファミリー向きかな・・。コウタンは最初は怖がっていたけど、段々と海にも慣れて、ザーッと沖から来る白い波に向かって、
「ウ・ミー!」と吼えてました。



帰りは海を見ながらカッコいいカフェで休もう、ということになりましたが、
全面的にその希望にピッタリのレストラン・カフェがありました。
金谷港にある、東京湾フェリーの港にある、海辺の「the Fish」というカフェレトランです。
気に入りました!

ちょうど、夕暮れの時間になり、ムードは満点!
港や海で出会う、夕日・夕暮れって、ほんとにイメージをかき立てられますね。







三宝寺池で絵になるご老人を見た

2006-07-23 23:27:53 | 東京さんぽ・夏
「そうだ、石神井公園へ行こうよ!」と妻が突然に言い出し、私も「う、うん」と承諾の返事をしました。
二人とも何十年もこの東京に住んでいるのに、石神井公園には行ったことがありませんでした。

石神井公園が、と言うよりも、石神井池に道路を隔てて隣接している三宝寺池がとてもよかったです。
日曜なのに人もまばらで、こんなに大自然に近い形で、したたるような緑の広大な公園が池袋から
僅か15分の所にあるなんて思いませんでした。
ほんとに、これだったらお弁当と本を2~3冊持って、毎週でも来たいねって妻に話したくらいです。

三宝寺池のほとりで睡蓮の絵を描いているご老人がおりました。
見事なその絵もさることながら、そのご老人からは、何とはなしににじみ出る風格や余裕といったものが感じられました。
絵の素材としての睡蓮の池よりも、むしろ、その睡蓮の池を描いていたご老人の方が、それこそ「絵になって」おりました。


東京都練馬区・石神井公園三宝寺池(2006.07.23)




安曇野ハーブスクエアのこと

2006-07-21 22:10:56 | 安曇野さんぽ
安曇野に嫁いだ娘が、「これこそ安曇野のカフェだ」と思えるような素敵なカフェに案内してくれました。

安曇野ハーブスクエア(http://park16.wakwak.com/~akai_ringo/herbsquare/herbsquare.htm)は
北アルプス前衛の山裾を背後にして、前面は広大な安曇野平野を見下ろす段斜面という好立地です。
特にティーテラスからの眺望は「素晴らしい!」の一言!
緑あふれる眼前のハーブガーデンの向こうに,雄大な山々が並び、いつまでもこの
テラスに居たくなるほどです。



私は「ハーブモカソフトクリーム」を頂きました。 これは絶品!
口の中に、ふあーっ、と上品なハーブの香りが拡がります。
「これ、おいしいですね!」と奥様に感想を言ったところ、「でしょう? これは私が考案したんですけど、自分でもおいしくておいしくて毎日すこしづつたべているんですよ」とのお答えでした。

私の中での「眺めの良いカフェ」のピカイチでしょうか。

帰り際にふと目にした玄関のハーブの美しい青色が何とも印象的でした。
ご主人に尋ねると、「デルフィニウム、ですよ」とのお答えでした。





安曇野の道祖神

2006-07-20 21:03:33 | 安曇野さんぽ
大糸線の電車をフラリと気ままに途中下車し,車窓で見かけた田園風景の中に
歩き出しました。

晴れていれば、常念岳の方向に素晴らしい夕焼けが見れるだろうにと、時々小雨の
混じる夕暮れの道を歩きます。
住宅が途切れ、水田の多い地帯に差し掛かった頃、田んぼのあぜ道の一角に素朴な
道祖神を発見!
このような道祖神は安曇野地方を散歩していると時々、目に入ります。
宗教的な感じというよりも、日常の生活感の漂う,手作り的な像が多いようです。
何とも可愛く、そして素朴で、心がホッとしますなあ。

これは観音様(又は普通の女性?)が、ややうつむき加減で両手を合わせている
道祖神です。




安曇野の清流・そして・・・濁流

2006-07-19 13:02:42 | 安曇野さんぽ
雨の合間をぬって、鳥川(からすがわ)渓谷緑地へ出かけました。

山麓線(アルプスの山裾をかすめて松本~大町を結ぶ眺めの良い道)から、堀金村付近で「ほりでーゆ」の標識に従って山ふところに入って約10分走ると、「鳥川渓谷緑地」の目印が見えます。
眼前の蝶が岳や常念岳に降った大量の雨が、岩を噛む急流となって、耳を圧する轟音をあげて流れていきます。



辺りは水しぶきが霧のようにたちこめ、幽玄で神秘的なムードが一杯!
マイナス・イオン100%の森林浴が楽しめる散策路も完備され、上流に続いています(でも、野生のクマも出没するらしく、クマよけの鈴は必携とか・・)。



鳥川の流れはアルプスにふさわしい清流でしたが、翌朝は一変!
昨夜からずっと降り続いた雨のせいで、約1km下流の「鳥川橋」付近では物凄い濁流に激変! 大きな石がゴロゴロ流れているような音が!
「自然はすごい!」と、その変化のすさまじさに改めて仰天しました。


安曇野・路傍に咲く花々

2006-07-18 20:41:49 | 安曇野さんぽ
私は散歩するのが好きです。
そして散歩の楽しみの一つに、美しい花々と出会うその楽しさがあります。

東京での散歩と安曇野の散歩の、決定的な違いは、
・ 安曇野では出会う花の種類が、圧倒的に多彩でしかも色鮮やかだ。
・ 安曇野では静けさそのものを楽しめる。
  同時に静けさを際立たせる、せせらぎの音、カッコーの鳴き声、自然の雨の
  音、なども楽しめる。
・ 安曇野では自然の風景ととても良くマッチして、森の中、水田の近く、草原の
  中、せせらぎの近く、などに程よく点在して散歩する人を楽しませてくれる。
  こうしたカフェは概ね感じが良くて、センスが良くて、しっとりしています。

今回、散歩の途中で出会った「安曇野の花」の一部です;






雨の日の安曇野ぶらぶら

2006-07-17 23:41:20 | 安曇野さんぽ
「海の日」の3連休を利用して、大好きな安曇野へ散歩にやって来ました。
とは言え、梅雨の真っ只中のこと・・。
傘とデジカメを手に,空模様をにらみながら、広大な水田の中の道をゆっくりと歩きます。



早速、田んぼの脇に雨に打たれながら鮮やかに咲いている一輪の山ユリを発見!
山ユリの花びらからは、まだ水滴がポトポトと落ちていました。
そういえば、シドニー・ポワチエ主演の「野のユリ」っていう感動的な映画がありましたね。





遠くで鳴くカッコーの声や、時折、カエルの声が混じる静かな田園風景ですが、
安曇野のどこを歩いても必ずBGMとして聞えるのが水田地帯を縦横に走るせせらぎの音です。
特にこの日はまとまった雨が降ったせいか、せせらぎの音も「サラサラ」ではなくて、「ザーザー」や「ゴボゴボ」の音が勝っていたみたいです。
水田の稲は緑のじゅうたんを敷いたように一面のフレッシュ・グリーン。 たわわに実ったブドウはまだ青く、リンゴもまだゴルフボール位の大きさでした。



緑一杯の水田の入り口付近で、オープンしたばかりの小さなオシャレなカフェを発見しました。 7月1日にオープンしたての、Cafe Cachette (カフェ・カシェット)・・・ 隠れ家と言う意味だそうです。雰囲気もよく、とても気に入りました。 「隠れ家」とお店の名前をつけたオーナーさんのお気持ちどおり、いつまでも「隠れ家」的な静かなお店でいて欲しいです。
この日はクラシックギターの曲が控えめに流れていました。
特に小さな庭に面したオープンエア席はいかにも気持ち良さそうでした!
コーヒー(ブラジル)は最高に美味しかったです。

場所はJR大糸線南豊科駅から西(山の方!)へ徒歩5分。
℡ 0263-72-9313  5台くらい停められる駐車スペースがあります。

コウタンの祈り

2006-07-12 22:03:38 | 日々徒然
皆さん、こんにちわ!
僕ですよ、コウタロウですよ!
僕は2才6ケ月になりました。そして今日はジージとお寺にお参りに来ました。

僕のお祈りの仕方、ちょっと可笑しかった?
ジージの真似して、お祈りしたんだけど、ジージみたいに足長くないから、
頭が床についちゃったんだよ。
でも僕は真剣なんだよ。



神様、そして、仏さま。
どうか、お願いです。
パパもママも病気しないで、これからも皆なで楽しく暮らせますように。
ジージもバーバも元気でいつまでも僕のこと、見守っていてね。
安曇野のユー君も、早く大きくなって、一緒に遊ぼうね。
パパのジャンボ宝クジ、一度でいいから当たってね。

こんなに沢山お願いしても、神様はちゃんと聞いてくれるかな・・・?





2000年前の古代ハスを見た!

2006-07-09 23:24:38 | 東京さんぽ・夏
約1週間前の朝日新聞に「縄文時代の古代ハスが,今年も見事に開花!」という
ニュースが写真入りで掲載されていました。
このロマン一杯の古代ハスを、ぜひこの目で見たくなり、満を持して早朝の千葉
公園を目指しました。


千葉市千葉公園 (2006.07.08)

昭和26年に千葉県検見川の縄文遺跡から3粒の古代ハスの種を発見し、そのうちの1粒から、見事に2000年前の花を開花させる事に成功した、当時の東大大賀教授にちなんで「大賀ハス」と呼称されている、この2000年前の古代ハスの種は、その後、千葉公園に移植され、毎年、この時期になると見事に開花しているとのことです。

それにしても、何という美しさでしょう・・・。
ただただ、理屈抜きで、その余りの美しさに震えるほど感動しました。 
「2000年の時を超えて現代に咲く古代ハス」です!
月並みだけど、これ程までに、言葉に表せないほどシンプルで純粋な美しさを
間のあたりにして、自然の持つ不思議で人智のはるかにおよばない神秘的な力に
打ちのめされました。
これは経験した事のない,不思議な種類の感動でした。



私がこの古代ハスを見て思ったことは、
 ・ 大賀博士が、遺跡の中の土くれから、僅か3粒の種を発見した、
その学問・ 見識の高さ
 ・ そして、その3粒の種が2000年前のものだと見抜いた研究者の目の
   確かさ
 ・ たった3粒の種から(2粒は不首尾だったとしても)、とうとう2000年
   前に開花したであろうハスの花を昭和の現代に蘇らせたその執念
 ・ それよりも何よりも、2000年の時間的不在を超えて、無言で問いかける
   古代ハスの無垢の美しさ!
 ・ その2000年という時間の重さ!
   その間に万葉集の時代があり、源平の戦があり、戦国時代があり、織田信長
   や秀吉の登場や死があって、それらがはるかに現代に続いている。
   その膨大な時間的な累積!



この古代ハスは「美しさゆえの感動」を私に与えただけでなく、
 ・ 人はなぜ生きるのだろうか?
 ・ 人はどう生きたらいいのだろうか?
 ・ 人はどこから来て、どこへ行くのだろうか?
といった根源的な問いを投げかけて来たように思いました。

まるで、仏教の教えにある「浄土」に迷い込んだように、私はしばしの間、美しいハスの迷路に立ち尽くしてしまったのでした。



入谷・鬼子母神の朝顔市

2006-07-09 13:40:06 | 東京さんぽ・夏
「おそれ入谷の鬼子母神」で有名な台東区入谷の鬼子母神・朝顔市をのぞきに
行ってきました。 
朝顔の花期は8月の真夏でしょうから、まだちょっと先のことになりますが、
朝顔市は時季を先取りしての伝統的なイベントということでしょう。

この辺は、東京でも下町情緒・江戸情緒が残るエリアでしょうが、江戸時代からタイムスリップしたような、捻り鉢巻姿のいなせなお兄さん・お姉さん達が良い雰囲気を醸し出しています。



いいですなあ、この「和」の雰囲気・・。
この大地に美しく咲く花々は、この国にしかない文化の一部ですなあ。

「朝顔に つるべとられて もらひ水」  (加賀千代女)