(2008.09.28 文京区芭蕉庵の萩)
ポール・ニューマン逝去。
また一つ時代のコマが回転する思いです。
今年になってから逝去したハリウッド映画スターだけでも、
ロイ・シャイダー (2008年2月)
リチャード・ウィドマーク (2008年3月)
チャールトン・ヘストン (2008年4月)
と続きます。そしてその上に、ポール・ニューマン・・・。
まさに私が高校生頃からつい最近までの長い間、スクリーン上で私に感動を与え
彼らの主演作を見ながら生きてきた私の人生の一部のようなスター達でした。
ポール・ニューマンに限れば,私が鮮烈な印象を受けいまだにポール・ニューマンといえばすぐそのシーンを思い浮かべるのは、
有名な「明日に向かって撃て」や
「ハスラー」や「スティング」ではなく、「暴力脱獄」での権力に反抗し自由を求め続ける男・ルークを演じたあの姿です。
私はポール・ニューマンといえば、あの一寸とはにかむような笑みをたたえた
口元をすぐに思い浮かべます。
年齢を重ね、人を魅了するあの低いバリトンの声が相変わらず少年のようなあの
口元から出るのをTVで見て、「このように美しく老いることが出来たらいいなあ・・」と私も感じていたものでした。
美しい秋の花のように、ポール・ニューマン氏は旅立ちました。 合掌。
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