(2014.01.01 東京・文京区)
元日、午後4時38分。
私は、今さらですが、「日の出」よりも「日没」の方により魅かれます。
(それは、このブログタイトルを見て貰えば分りますよね)。
太陽が地平線の彼方に没してゆく、その前後30分。何とも、ミステリアスな感じに包まれますなあ。
もちろん、美しい日没を見やりながら飲む一杯のお酒の味、これが格別な味であることは
言うまでもありませんがね。
まして今日は元日。
そして、今、西の空に沈んで行くお日様こそ「2014年・最初のサンセット」。
夕日を見ながら、
永遠の時間について、
その時間の始まりと終わりについて、
今年の抱負について、
来し方の数多くの失敗と僅かな栄光について、
つまりは、様々なテーゼについて、つかの間の思索に耽りたい、
と思ったのですが、何も出来ないまま、気がつけば夕日は没し、辺りは本格的な夜になっていました。
夕日の美しさと、手にした白ワインのおいしさに、
あっという間に時間が過ぎて、
私は呆然と立ち尽くすのみでした。
2014年が皆様にとって幸多い年になりますように。
今年も当ブログをよろしくご愛読くださいませ。