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Sunset Cafeへようこそ

いつか、夕日の美しい絶景の地にカフェを・・と願う私のバーチャル・カフェ。未知の音楽と人との出会う場所。

新幹線を格安で利用するには?

2010-03-15 19:48:58 | 東京さんぽ・春

(2010.03.13 三島付近を走行中の新幹線から)

今年になって何度目かの静岡への週末旅行です。

東京では1週間位まえに季節外れの雪が降りましたが、その時に富士山にも大量の雪が降ったらしく、5合目付近から山頂にかけては
真っ白でとてもきれいでした。
やはり雪のある富士山と真っ青な空という組み合わせが宜しいようです。
(この写真のあと、静岡到着後はどんどん空が曇って富士山は隠れてしまいました)。

ところで、新幹線にとても格安で乗れる方法があるのは皆さんはご存知ですか?
JR東海ツアーズの「ぷらっとこだまエコノミープラン」というのがそれです。

例えば友達と(または夫婦)二人で東京 → 静岡を往復した場合の比較は、
  新幹線こだま通常運賃 「ぷらっとこだま」運賃  差額    
    ¥6,180     ¥4,500      ¥1,680 
従って二人分の片道分差額は¥3,360、 往復なら¥6,720も安くなります!

もし二人で東京 → 新大阪を「ぷらっとこだま」で往復した場合は、
二人分の往復差額(安くなる分)は¥15,000となります。
(しかもお茶、ビールなどの無料飲み物券付きですぞ!)

この格安新幹線利用法は割りと知られておらず、現によく静岡まで行く私ですがごく最近までこの利用法は知らず
正規運賃以外の利用法があるとは思いもよりませんでしたよ。
実際に利用される場合は、上記のHPであらかじめ利用予定の「こだま」の往復の便名と時間をメモってお近くのJTBでキップを
購入される事をお勧めします(混んでいなければ数分で終わります)。

「こだま」に限定されるのがちょっと難ですが、
①座席指定なので安心できる
②飲み物券付きなので凄くトクをした気になる
③「こだま」利用で京都や新大阪までですと、「ひかり」や「のぞみ」と比べて目的地までの所要時間が掛かり過ぎるのが難点ですが、
東京→静岡なら静岡停車の「ひかり」と比べても僅か20分の差しかないので殆ど気にならない。

という事で、折りしも季節はいよいよこれから春本番。
格安キップでフットワーク軽く静岡へ、そして京都方面へお出かけになっては?

   

かもめも水浴び!

2010-03-12 09:12:47 | 東京さんぽ・春

(2010.03.11 墨田川テラス)

良いお天気が続いています。
2~3日前の雪混じりの氷雨が嘘のような、ポカポカの暖かい陽射しで、思わず外へ出てその辺を歩いてみたくなりますね。

隅田川にかかる勝鬨橋(かちどきばし)の築地側のたもとに「隅田川テラス」という小公園があり、たくさんのカモメ達が気持ちよさそうに水浴びをしていました。
さあーっと大空を滑空し、一気に上空から舞い降りては水浴びして、再びさっと隅田川上空へ・・を繰り返しています。

よく見ると自分の身体よりはるかに大きなかもめの左右の翼は、真っ直ぐではなくて中央部辺りで一旦大きく山型(凸型)に湾曲し、
より大きな浮力とスピードを得られる形になっています。
その湾曲した翼の形が、太平洋戦争でさんざんに日本軍を悩ました米軍のコルセア戦闘機に良く似ているのに気がつきました。
尤もコルセアの場合はV型の翼だったっけ・・・。


東大・五月祭へ行く。

2009-05-31 21:19:25 | 東京さんぽ・春

(2009.05.31 東京大学)

思い立って東京大学へ足を運びました。
昨日~今日の二日間行われている五月祭を体感するためです。

まず赤門を入った所で「五月祭パンフレット」を100円で買い求め、カフェで
コーヒーを飲みつつ、重点的に何を見るか、聞くかを検討します。
さすがにここは天下の東京大学。
一歩歩くたびに私の好奇心をくすぐり関心を呼ぶ様々な呼びかけや、キーワード
が目を惹きます。
何しろ、講演会だけでも
・勝間和代氏の「発信力」講座およびトークショー
・「環境問題」をテーマに幅広い先生方による「東大を体験する公開講座」
・投資家としてカリスマ的人気のある澤上篤人氏の「株式投資講座」
・斉藤鉄夫環境大臣による「時局講演」
・作家・東京都副知事の猪瀬直樹氏による講演・「この国のゆくえ」
等など、講演・講座だけでも19もあるのです!

結局、時間の関係から法文1号館法25教室での、猪瀬直樹氏の「この国のゆくえ」と題する講演会に参加しました。
猪瀬氏の歯に衣を着せない、あの独特な語り口に魅せられた事もあり、時間の経つのを忘れるほどの面白さでした。
この講演会は、東京大学行政機構研究会の主催でしたが、日頃から著書等で日本の官僚システムを手厳しく批評して
おられる同氏ですが、「日本の官僚はこの東大の出身者が多い」、「今日の主催者の諸君も、あるいは将来は官僚に・・・」、
「東大生は四角い部屋を規則どおりに整頓しキチンと整えるのは上手だが、そこから抜け出て、部屋を丸くしたり全く
別の枠組みにするのはヘタですね」等の厳しい発言がありました。
講演の最後には、「結局、政治を変え、より良い社会になっていく為には、将来を予見したイメージを持ち続ける事が大切」と
力説しておられましたが、この点には私も全く同感できました。

瑣末な事かもしれませんが、
・この講演会の参加者に、中高年の方々が多いのに驚きました。
 恐らく学生の数と同じか、それ以上に多かったのではと思われます。
・質疑応答の時に次々に挙手して質問したのが慶応大学の学生が多かったのにも驚きました。

このほか、個人的に足を止めてかなりの時間を割いたのは、
・アンデス音楽の実演(民族音楽愛好会)・・・ ひたむきさが良かった!
・WISH ストリートダンスパフォーマンス・・・ 東大生と思えないカッコよさ
・音楽部管弦楽団による室内楽演奏
・Jazz Junk Workshop
等などですが共通していたのは、「真摯な姿勢」と「ひたむきさ」の2点ですね。
大変に好感が持てました。

時折の雨であいにくの空模様でしたが、何百何千という東大生たちから発信される
知的エネルギーを浴びて、何か清々しい思いの残る一日でした。




新緑を歩く ・・・・ ⑨ 雨の日に散歩したい街

2009-05-07 21:15:15 | 東京さんぽ・春

(2009.05.06 目黒区駒場)

昨日書ききれなかったことを書きます。

それは昨日雨の中をゆったりと歩き、久し振りに心が癒され、実に楽しかったという事です。
ぜひ近いうちに静かに雨の降る休日がありましたら、「京王線・駒場東大前駅」で
下車(渋谷駅からわずか10分!)して、ブラブラ歩きをしてみて下さい。
一応の目安として、駅から7分のクラシック喫茶・「カフェ・アンサンブル」、
駒場野公園、旧前田公爵邸洋館・和館(駒場公園内)、東大駒場キャンパンス、などを辿ると良いと思います。
なぜ日本民藝館に寄らないのかって?
寄れば更に良いでしょうが、入館料が千円もするので・・・。

でも本当の見所は街並みそのものかも知れません。
美しく花々で飾られた家が驚くほど多いのがこの街の特徴でしょう。
其々のお宅は決して「豪邸」ではなく、「普通の家並み」が続きますが、殆どのお宅が玄関周りなどに工夫を凝らした
鉢植えの花などが美しく飾られ、中には思わず立ち止まって「こんなに美しい花々で囲まれた家には、どんな人が
お住まいなのだろう?」と思わせる素敵な家もあります。

バラで縁取られたアーチの玄関、素晴らしいです!




新緑を歩く ・・・・ ⑧ 雨の駒場をあちこちと。

2009-05-06 22:09:13 | 東京さんぽ・春

(2009.05.06 目黒区駒場公園・旧前田公爵邸洋館)

昨日に引き続き今日の休日も雨模様となりました。
「こんな日はクラシック喫茶で時間を過ごすのも悪くなさそうだ」と思い、京王線駒場東大前駅を目指しました。

クラシックをたっぷり聴き、おいしいコーヒーも飲んだら、後は「雨の中の散歩」も悪くありません。
今日のような静かな雨の日、駒場のこの辺りは本当に散歩するのに最高の場所でした・・・人通りは少なく静かで、
雨に濡れた新緑や花は生き生きとして美しいし、魅力的なカフェは人待ち顔だし・・。

ぶらぶら歩くうちに何となく駒場公園に入り、旧前田公爵邸(洋館)の前に出ました。
静かな雨に打たれて、玄関の前で咲いていたバラが何ともきれいでした。
そのバラの美しさに魅せられてしばらく雨の中で佇んでしまいました。

しかしもっと心を打たれたのは、そのお隣にある旧前田公爵邸の和館でした。
純和風建築のその建物の外観もさることながら、畳の部屋から縁側を、そして更にその奥に広がる庭の
全体的な安らぎ感には、自分でも驚くほどでした。
余りの心地よさに、多分20分ほど縁側にあぐらを組んで座り、何も考えずに静かに雨が降る様子を見ていたほどでした。
因みに帰り際にもう一人の来客が有りましたが、その方以外には誰にも出会いませんでした。

長いこと忘れていましたが、雨の日の日本の家屋って、雨の降る音・風が木のこずえを渡る音などが直接肌に感じられて、
これがまたすごくいいですね。


(2009.05.06 旧前田公爵邸和館)

5月の雨

2009-05-05 22:12:08 | 東京さんぽ・春

(2009.05.05 文京区音羽・護国寺の山門)

5月・・。

ハイネが「妙(たえ)に美しき月」(ヴンダーシェーネン・モナート)と讃えた5月。
光秀が歴史を変えた、あの信長への謀反の直前の連歌の会で、「時は今あめが下しる五月哉」と発句を詠んだ、その五月。

晴天ばかりが続いた今年の五月連休も、今日は午後から雨でした。
メディアは「ゴールデンウィーク」と呼びますが、今この時季、感覚的に言えば、ゴールドではなくて「グリーンウィーク」と
呼びたいくらいに新緑と花々が輝いています。
この雨で新緑も一層生き生きと輝きを増し、つつじも緑の葉の間で存在を主張していました。

今日は雨の休日を、ひたすら音楽を聴いて日を過ごしました。

新緑を歩く ・・・・ ⑦駅前のけやき並木

2009-04-30 18:25:12 | 東京さんぽ・春
駅を降りるとすぐに美しい新緑のけやき並木が迎えてくれる。
ここに住む人は、朝の出勤時に駅へ向かう時も帰りに駅から自宅へ向かう時も、この見事なけやき並木の下を通るのですね。
そんな、うらやましい「駅から続くけやき並木」を三つ歩きました。

第一は京王線・調布駅です。
北口から数分歩くとすぐの甲州街道沿いには、けやき並木が延々と続いています。
調布駅付近で八王子方向を見ると、新緑に彩られ空を圧するけやき並木は、ほぼ途切れず地平線の彼方まで続いています。
反対に新宿方向には、所々で並木は途切れますが、つつじが丘付近で再び見事な景観を見ることが出来ました。


(2009.04.27 調布市での甲州街道)

第二はけやき並木でつとに有名な京王線・府中駅です。
ここでは文字通り駅ビルを出るとすぐに頭上を圧するけやき並木が出迎えてくれますが、調布と同じくここでも
ほんのちょっと歩くと甲州街道にぶつかります。
下の写真は4月初旬に撮影したので、新緑がまだまだか細い感じがしますね。

流石にけやき並木のご本家格の府中のそれは、並木そのものが二連で、しかも歩行者用のサイドウォークの広いことは驚くほど!
広い歩道の両側にはオシャレなカフェやレストランなどが並び、「あの中から窓越しに見る新緑のけやき並木も良いだろうなあ・・」
等と想像しました。



(府中駅前)

第三はJR・阿佐ヶ谷駅と地下鉄丸の内線・南阿佐ヶ谷駅を結んでいる数百mのけやき並木です。
下の写真で分かるように、通りの左右のけやきは完全に真ん中で交差しており、けやきのトンネル状態」を作っており、
この並木にそって商店街を歩くと緑の傘の下に入ったような感じがします。

よいですなあ・・・、このような生活に溶け込んだ緑の並木道。
ここから歩いて10分の所には先日ご紹介した善福寺川緑地があり、ジャズライブハウスやクラシック喫茶もすぐそこにある・・。

駅前けやき並木のある町は、どこか奥行きの深さを感じますです。



(2009.04.20 阿佐ヶ谷駅前)


新緑を歩く ・・・・ ⑥井の頭公園のあたり

2009-04-28 17:02:36 | 東京さんぽ・春

(2009.04.28 吉祥寺・井の頭公園)

今日は調布駅前から小田急バスに乗って吉祥寺駅行きに乗りました。もちろん、駅の少し手前の「明星学園入り口」のバス停で降ります。

このアクセスの良い点は、吉祥寺駅から井の頭池までの人・人・人の大混雑をすべてカットして、非常に静かな雰囲気の中で、
小鳥の声とみずみずしい新緑に包まれた武蔵野の森を満喫できる点にあります。
それにしても、ここ井の頭公園の新緑って何か他の場所とは緑の輝きが違うように映りませんか!
(上の写真はバス通りからほんの50m入った所です)。

吉祥寺、そして井の頭公園へ来ていつも感じることですが、ここへ来ると「何か良い感じ」がします。 
若者が「東京で住みたい町・ナンバーワン」として挙げるのが分かる気がします(若者ではない私でも、良さを感じるのだから)。
要するにこの町は若者もオジサンもオバサンも全てを包みこむ文化の層の厚さと、誰にとっても
住みやすそうな居心地の良さを持っているんですね。
(駅近くのアジア的混沌のごちゃごちゃ商店街、驚くほど多くの音楽ライブハウス、駅のすぐ目の前にある
静かで広大な公園や動物園、等など)。

井の頭公園の良さは他の多くの公園と違って、公園の内外に沢山のカフェやレストランなど、「一度入って見たいな」と
思わせる魅力的な飲食店が多いことです。

カフェ・ドゥ・リエーブル」は、井の頭池の混雑から離れた、見渡す限り新緑100%の森の一角にあり、森の緑に溶けこむような
たたずまいの小さなカフェです。
今まで、このカフェの前を24回ほど行き過ぎて今日に至ってしまいました。
「窓際のあのテーブルに座って新緑を眺めながら、ガレットとコーヒーを・・・」といつも誘惑に駆られますが、まだドアを押す勇気が出ません。
窓越に見えるお客様が若くかっこいい女性やカップルばかりで、一人で入るのがためらわれるのです(数年の間ためらい続けです)。

このカフェを遠巻きにして、ウロウロ行ったりきたりの怪しげなオヤジを今度もし見かけましたら、それは私です。




新緑を歩く ・・・・ ⑤善福寺川緑地に沿って。

2009-04-26 09:17:23 | 東京さんぽ・春

(2009.04.23 杉並区・善福寺川)

散歩好きの私ですが、この善福寺川緑地を歩くのは初めてです。
行ってみて驚きました!
その豊かな緑に、その規模の大きさに、人の少なさに・・・です。

京都には西田幾太郎がよく歩いたという、あの「哲学の道」があります。
ウィーン郊外にはベートーヴェンが田園交響曲の楽想を練りつつ歩いたという、
「ベートーヴェンの小道」があります。
東京の善福寺川緑地は、それにも優るような素晴らしく興趣のある散策路であると
思います。東京にこんなに雰囲気の良い、小川沿いの散策路があるとは、不覚にも知りませんでした。
しかもここでは善福寺川の流れに沿って、川の左右のかなり広い面積が緑地帯として延々と続くので、それがこの
小道を一層静かでゆったりとしたものにしています。

本当に素晴らしい小道ですが、ただ惜しむらくは散策の途中でちょっと寄り道したくなるような、趣のある
カフェなどが見当たらないことです。
「哲学の道」沿いには、周囲の景観と見事にマッチした風情のあるカフェがありますし、ハイリゲンシュタットの小道沿いには、
その年に収穫された葡萄から出来た新酒ワインが手軽に楽しめるワイン酒場・「ホイリゲ」があって、小道の散策を
さらに楽しいものにしてくれます。
善福寺川の小道に沿って、例えば先日私がこのブログで紹介した「コーヒーロッジ・ダンテ」のような、
クラシック喫茶店があったら最高なんだけどなあ・・。


新緑を歩く ・・・・ ④赤坂迎賓館界隈

2009-04-25 11:14:36 | 東京さんぽ・春

(2009.04.22 迎賓館前広場)

海外からの国賓をお迎えする迎賓館は、四谷駅から至近距離にあって、敷地はそのまま東宮御所に続いています。
そして迎賓館の真正面に位置するのが、ヨーロッパ調の雰囲気のある若葉東公園(上の写真)です。

四月初めの桜の散った頃、この公園の丈の高い木々は煙るような淡い若葉で彩られ迎賓館の西欧的な建物によくマッチして、
まるでパリ郊外のリュクサンブール公園(残念ながら行った事はありませんが・・)のように見えます。
丸の内線・四ッ谷駅ホームからも美しい新緑の一部が良く見えます。

私が好きなのは、この公園を散策した後で神宮外苑の銀杏並木に抜ける散歩道です。
この公園を後に、学習院初等科を右手に見て進むと5分ほどで左側が東宮御所の「安鎮坂」になります。警備の皇宮警察の
お巡りさんに軽く会釈して(しなくても良いけれど)、10分ほど歩くと外苑東通りと交差する権田原交差点に出ます。
その信号をそのまま前方に渡り外苑の中の道を左方向に10分ほど進むと外苑いちょう並木に出ますが、
その道と並行する「御観兵榎」の方に進めば更に雰囲気の良い静かな散策が楽しめます。

この散策の最初の部分で、迎賓館前広場から徒歩5分の「オテル・ドゥ・ミクニ」に併設のカフェでコーヒー・ブレークとするか、
あるいは散策の最後の部分で、外苑いちょう並木の「カフェ・スペイラ」で一休みするとこの散策は更に一層楽しいものになります。