goo blog サービス終了のお知らせ 

Sunset Cafeへようこそ

いつか、夕日の美しい絶景の地にカフェを・・と願う私のバーチャル・カフェ。未知の音楽と人との出会う場所。

私的夜桜情報 ・・ その4

2006-04-02 19:04:42 | 東京さんぽ・春

場所 : 東横線・中目黒駅から3分の目黒川沿い
お店 : ワインを片手にそぞろ歩き


目黒川(即ち桜)に沿って、居酒屋、イタリアン、和風創作料理などのお店
が並ぶ。どのお店に入っても、桜を見ながら飲めるかというとそれは難しい。
どの店も当然、窓際の席はかぎられているから・・。
(本当は、「サルバトーレ」というイタリアンがベストだったが、今は違う
店になっていた)。

ならば、いっそのこと、川沿いの散歩道をそぞろ歩くというのはどうだ?
これならば、満開の桜は100%あなたのものだよ。
もちろん、ポケットにワインの小瓶でも忍ばせて、気に入った場所(ここは!
と思えるスポットは川沿いの至る所にある!)で腰を下ろし、ライトアップの
桜の傘の下で、グビリと飲るのです。

目黒川の両岸を埋め尽くす桜は,この写真に見るように、川の真ん中で
左右の枝が交差するほど。
そぞろ歩くのは、この写真のように、夕日が沈みかける頃が最高だ。

ボンボリに灯りが点り、昼間の残照の中で、サクラ全体に微妙な陰影を
演出してくれる。この時間帯は全てのものが淡い輪郭に包まれ、メルヘン
のような感じを創り出す・・。
ワインの酔いが気持ちよく体に回る頃、あなたはきっと、美しい夜桜にも
酔っていることだろう・・。




私的夜桜情報 ・・ その3

2006-04-01 00:03:09 | 東京さんぽ・春
都内の桜の絶景ポイントとして、また、お飲み物を飲みながら夜桜を
心ゆくまで見ていたい場所がこれ。
しかも、甲乙つけがたい良いお店が二つ並んでいる。
しかも(くどいか?)、駅を降りて八芳園の園内に入る瞬間から桜の巨木に
迎えられ、期待は妖しく高まるばかりだ。


左側がスラッシュ・カフェ、右側が「えんじゅ」。



スラッシュ・カフェのバルコニー席から庭園側を見たところ。
もう少しで桜の枝に手が届きそう。


お店の名称:「スラッシュ・カフェ
      結婚式場・八芳園のロビー奥。寒くても絶対にバルコニーの
      席(ストーブと毛布あり)に座りたい。
      目の前に見るライトアップされた桜の大木は限りなく美しく
      時のたつのを忘れる。ワインの品揃えも良い。

      「えんじゅ
      上記スラッシュカフェの隣り。高級感漂う純和風料理のお店。
      何としても窓際のペア席で眼前の桜と緑の庭園を見たい。
      料理もお酒も最高!
      お値段は高めだが、それだけの価値は十二分にあり心地よい
      充足感が残る。万難を排して好きな人と満開の夜に行くべし。

場所  : 地下鉄南北線・白金台駅2番出口から1分





私的夜桜情報 ・・・その2

2006-03-30 22:41:42 | 東京さんぽ・春
都会的な、ハイセンスな感じがする夜桜スポット。
もちろん、一人では行けない(行っては行けない)。オーダーするお飲み物は
当然、ワインでしょうなあ・・。

特筆すべきなのは、ここの客あしらいのうまさ、その対応の感じの良さだ。
(偶然ではなくて、いつもそう感じる)。
それからもちろん、上品にライトアップされた桜の美しさ、かな・・。





お店の名称:パティスリー キハチ・アークヒルズ店
場 所  :南北線・六本木一丁目駅3番出口から1分
コメント :アークヒルズの背後・約300mの桜のトンネル。連続する坂と
      カーブが「あっ!」と息を呑む美しさを演出する。
      ライトアップの仕方も見事で惚れ惚れする。「キハチ」は桜の
      トンネルの中ほど。ストーブも毛布もあるので、絶対にオープン
      エア席で桜メニューを。
      会社の仕事仲間とは、公園の桜の下でゴザを敷いてドンチャン
      騒ぎのお花見会で盛り上がろうよ。
      でも、本命の恋人とはこういうお店でしっとりと二人だけの
      お花見会を、というのがおしゃれってもんじゃない?

(続く)



私的夜桜情報 ・・ その1

2006-03-30 00:50:27 | 東京さんぽ・春
「サクラは夜桜に限る」と私は思ってます。

いつ、どこから見てもサクラは美しいが、夜の闇の中空に、ライトアップの照明や
ボンボリの淡い灯りに浮かび上がったその艶やかな姿は、もはや
形容する言葉が見当たらないほどの深遠な美しさではないでしょうか?

誰かと、眼前のサクラの美しさを称えながら、また、その美しさに酔いつつ、
人生を語り未来を展望しあいたい。
その為には少々、泡の出るお飲み物、お米や葡萄で出来たお飲み物などの小道具
も必要となります。 そうなれば必然的に、「夜桜をみようぜ」となりますわな。

それでは、「仕事帰りの夜、美しい桜を見ながら、お飲み物も楽しめる場所」の
あれこれをご案内します(私なりに足で稼いだ情報です)。



お店の名称:カナル・カフェ
場 所  :JR飯田橋駅西口を出て30秒の運河沿い
コメント :駅から30秒のこんな所に,と思わせる意外な空間。
      非常にロマンチック。暖房の効いた室内ではなく、毛布を借りて
      オープンエア席の、それも桜の傘の下にスッポリ入る席がおすすめ。
      屋外の席はセルフサービスで料金も安い上にムードも良い。
      夜桜にほろ酔い気分になった後、すぐ近くのアグネスホテルのバー
      でジャズライブを楽しむ手もあるよ。




お店の名称:高輪プリンスホテル・サクラタワー「花見茶屋」
場 所  :JR品川駅または都営浅草線高輪台駅から5分
コメント :恐らく都内のホテルの中でも、ライトアップの夜桜が一番きれいな
      のは高輪プリンスではなかろうか。タワー2Fの「花見処」と、
      屋外の「桜さじき席」は、これ以上望めないほどの絶景ポイント。
      また安くあげるなら、タワー1Fメインロビーの窓際の席でワイン
      を飲みながらでも至福の時が過ごせるのは間違いない。

(次号へ続く)



武道館のサクラ

2006-03-27 23:27:22 | 東京さんぽ・春

千代田区九段の武道館入り口付近(2006.03.27)


会社が九段なので、毎年、この季節になるとこの景色を眺めてきた。

しかし、毎年決まってこの美しさには圧倒される。
一つには、サクラという木の、「花が咲かない時の地味さ」と「花を咲かせた
時の華麗さ」との、極端な落差にあるのではなかろうか?

そのいさぎよさ、その思い切りのよさ、その秘めた情熱を爆発させた時の
勢いの艶やかさ・・・。
人々は(日本人は)、そこに自分の来し方の生き様、人生そのものを見るのでは
ないか?

それゆえに、これくらい私の(日本人の)心情に迫る花は他にない。
それゆえに、サクラは日本古来の家や城、寺院にピタリと合うのだろう。







植物園で赤ちゃんもエンジョイ!

2006-03-27 23:08:41 | 東京さんぽ・春

文京区・小石川植物園のハヤトミツバツツジ(2006.03.26)

休日の昼過ぎ、またまた、小石川植物園へ。
この日、植物園の園内は、咲き出したばかりの、ありとあらゆる花々と
木々の新芽の緑に溢れていました。


コウタロウはオオイヌノフグリの大群落の中で、宝石箱をぶちまけたような
スカイブルーの花に囲まれ、そおーっとはなびらに手を触れていました。




一方、生後3ケ月のユー君は、サクラの木の下に寝かされ、「&%#*?」
と訳の分からないことをブツブツ言いながらも、結構、機嫌よくしていました。
きっと、緑一杯の植物園のおいしい空気を吸って、赤ちゃんも気持ちよかった
のでしょう。





今年初めての新緑

2006-03-24 22:32:36 | 東京さんぽ・春
昼休みにデジカメを手に北の丸公園へ出掛けました。

数日前に開花宣言をしたものの、サクラは未だ殆ど咲いていません。
その代わりに、僅か1週間ばかりの間に、驚くばかりの沢山の草花が
一斉に咲き始めました。それは、何か、「この日の来るのを待って、待って」
満を持して競争のように咲き始めたかのような感があります。
「3月後半の今頃って、こんなに一度に草花が咲きだすんだ!」と、いまさらの
ように感心しました。



千代田区九段・北の丸公園(2006.03.24)


千代田区九段・北の丸公園(2006.03.24)


北の丸公園の中央付近には雑木林が広がっています。
そこで見かけた、それこそ「今年、初めて見る新緑」の美しいこと!
歩いていて、思わず、「う、うつくしい!」と足が止まってしまいました。
それは曇り空にも拘わらず、何か、辺りの空気まで変えてしまうような、
心の底からウキウキさせるような、華やぎがありました。

咲き始めや満開のサクラは、もちろんきれいだけれど、名も知らない木々
から咲き始めたばかりの若葉のうつくしさも、これもまた、例えようもなく
美しいものだと、今日はつくづく感じました。

それにしても、やっと春になったのですね。
そして、やはり春はいいですね。



今日から春ですね

2006-03-21 19:52:51 | 東京さんぽ・春



咲き始めたサクラを見ながら散歩しました。

ちらほらと咲き出したサクラの花びらに混じって、ふと足元を見ると
新緑の雑草が歩道のコンクリートの間からたくましく生命の息吹を主張
していました。
歩道の周りには、サンシュユ、レンギョウ、ユキヤナギ、モクレン、
沈丁花、などの春の花が色鮮やかに咲き出しました。
これは、ほんの数日前から一斉に咲き出したのです。

ユー君はすやすやと眠り続けていました。
この世に生まれてたった3ケ月。ユー君の春はもう少し先かな?




サクラが咲いたよ!

2006-03-21 15:56:31 | 東京さんぽ・春

文京区関口・新江戸川公園(2006.03.21)


今日は春分の日。昼過ぎに近所の神田川沿いの公園へ行ってみると
サクラが咲き始めていました。

まだ殆どの蕾は開いていませんが、日当たりの良いサクラの木の先端
には数個の蕾から、可憐な淡紅色のはなびらが覗いています。
今日見たような、満開になる数日前の、私にとってまさしく春一番の
サクラこそ、私の好きなものです。

「花の色は  移りにけりな  いたづらに
            我が身世にふる  ながめせし間に」

              (小野小町・古今集)




サクラはいつ咲くのかいな?

2006-03-17 23:16:43 | 東京さんぽ・春

千代田区九段・千鳥が淵(2006.03.17)


電車も止まる強風の中、九段の千鳥が淵へサクラの最新状況を偵察に
出かけました。
私のオフィス(正確には、私の勤務するオフィス)は九段にあり、
千鳥が淵まではゆっくり歩いて10分です。

桜スポットとして、つとに高名な千鳥が淵ですが、夜のライトアップ
の為の投光器が要所に設置されるなど、既に準備は万全のようでした。
しかし、肝心のサクラは ??
この写真でお分かりのように、殆どの蕾みは硬くてまだ青いままでした。

私の経験則から言えば、サクラは1本の木の8割位の蕾がピンク色になり、
そのピンクの蕾が大きく膨らみ、今にも咲きそうになってから3日後に
一斉に咲き出す、という感じかな・・・。

千鳥が淵を後にして、靖国通りを隔てたお隣の、今、最も世間の耳目を集め
ている靖国神社へ向かいました(もちろん、私がここへお参りに来ても誰も
振り向く人もいませんが・・)。
今日ここへ来たのは、気象庁が例年「今年もサクラが咲き始めました」と
宣言する時の「サクラ開花宣言の基準木」の様子を見る為です。
それは靖国神社の最も奥まった一角にあり、ご年配の警備の方に尋ねたら
親切に教えてくれました。

改めて、今日気が付いたことは、靖国神社のサクラの木の一本一本には
全て、「・・・野戦砲兵中隊」とか、「・・・陸軍工兵大隊」のような
小さなプレートが付いているんですね。
生き残りの「同期の桜たち」が、戦場に散った仲間の霊を慰めるための
献木なのでしょうか。
サクラを見ることなく戦場に散っていった無数の同胞がいたことに一瞬、
思いを馳せ、厳粛な気持ちで昼休みのオフィスに戻ったのでした。