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Sunset Cafeへようこそ

いつか、夕日の美しい絶景の地にカフェを・・と願う私のバーチャル・カフェ。未知の音楽と人との出会う場所。

2007年・安曇野の秋・・・・ ①大峰高原の大カエデ

2007-11-05 23:13:10 | 安曇野さんぽ

(長野県北安曇郡池田町・大峰高原)

あちらこちらから聞こえてくる紅葉の便りに矢も盾もたまらず、新宿駅から特急
スーパーあずさに乗って長野県松本へ、そしてレンタカーに乗り換えて安曇野へ向かいました。

まず向かったのは大峰高原です。
標高約1000mの山奥に、ポツンと孤高の巨人のように大カエデの巨木が
立っています。
推定樹齢250年の大カエデは既に紅葉の見ごろを過ぎ、落葉が始まっていましたが
それでも圧倒的なオーラを放って何かを語りかけてくるようでした。

「かろうじて間に合った。良かった!」と思いました。
この大カエデに会えたのはこれが5回目か。
せっかく来たのにすっかり落葉していて、骨と皮だけの姿の年もありました。
どっしりと大地に根を張って、雨に打たれ雪に埋もれ、250年と言う年輪と
比べれば一瞬のような秋の数日間だけ、美しく紅葉をまとってやがては厳しい冬を
迎える。

永遠のようなその自然のリズム!

安曇野ハーブスクエアのこと

2006-07-21 22:10:56 | 安曇野さんぽ
安曇野に嫁いだ娘が、「これこそ安曇野のカフェだ」と思えるような素敵なカフェに案内してくれました。

安曇野ハーブスクエア(http://park16.wakwak.com/~akai_ringo/herbsquare/herbsquare.htm)は
北アルプス前衛の山裾を背後にして、前面は広大な安曇野平野を見下ろす段斜面という好立地です。
特にティーテラスからの眺望は「素晴らしい!」の一言!
緑あふれる眼前のハーブガーデンの向こうに,雄大な山々が並び、いつまでもこの
テラスに居たくなるほどです。



私は「ハーブモカソフトクリーム」を頂きました。 これは絶品!
口の中に、ふあーっ、と上品なハーブの香りが拡がります。
「これ、おいしいですね!」と奥様に感想を言ったところ、「でしょう? これは私が考案したんですけど、自分でもおいしくておいしくて毎日すこしづつたべているんですよ」とのお答えでした。

私の中での「眺めの良いカフェ」のピカイチでしょうか。

帰り際にふと目にした玄関のハーブの美しい青色が何とも印象的でした。
ご主人に尋ねると、「デルフィニウム、ですよ」とのお答えでした。





安曇野の道祖神

2006-07-20 21:03:33 | 安曇野さんぽ
大糸線の電車をフラリと気ままに途中下車し,車窓で見かけた田園風景の中に
歩き出しました。

晴れていれば、常念岳の方向に素晴らしい夕焼けが見れるだろうにと、時々小雨の
混じる夕暮れの道を歩きます。
住宅が途切れ、水田の多い地帯に差し掛かった頃、田んぼのあぜ道の一角に素朴な
道祖神を発見!
このような道祖神は安曇野地方を散歩していると時々、目に入ります。
宗教的な感じというよりも、日常の生活感の漂う,手作り的な像が多いようです。
何とも可愛く、そして素朴で、心がホッとしますなあ。

これは観音様(又は普通の女性?)が、ややうつむき加減で両手を合わせている
道祖神です。




安曇野の清流・そして・・・濁流

2006-07-19 13:02:42 | 安曇野さんぽ
雨の合間をぬって、鳥川(からすがわ)渓谷緑地へ出かけました。

山麓線(アルプスの山裾をかすめて松本~大町を結ぶ眺めの良い道)から、堀金村付近で「ほりでーゆ」の標識に従って山ふところに入って約10分走ると、「鳥川渓谷緑地」の目印が見えます。
眼前の蝶が岳や常念岳に降った大量の雨が、岩を噛む急流となって、耳を圧する轟音をあげて流れていきます。



辺りは水しぶきが霧のようにたちこめ、幽玄で神秘的なムードが一杯!
マイナス・イオン100%の森林浴が楽しめる散策路も完備され、上流に続いています(でも、野生のクマも出没するらしく、クマよけの鈴は必携とか・・)。



鳥川の流れはアルプスにふさわしい清流でしたが、翌朝は一変!
昨夜からずっと降り続いた雨のせいで、約1km下流の「鳥川橋」付近では物凄い濁流に激変! 大きな石がゴロゴロ流れているような音が!
「自然はすごい!」と、その変化のすさまじさに改めて仰天しました。


安曇野・路傍に咲く花々

2006-07-18 20:41:49 | 安曇野さんぽ
私は散歩するのが好きです。
そして散歩の楽しみの一つに、美しい花々と出会うその楽しさがあります。

東京での散歩と安曇野の散歩の、決定的な違いは、
・ 安曇野では出会う花の種類が、圧倒的に多彩でしかも色鮮やかだ。
・ 安曇野では静けさそのものを楽しめる。
  同時に静けさを際立たせる、せせらぎの音、カッコーの鳴き声、自然の雨の
  音、なども楽しめる。
・ 安曇野では自然の風景ととても良くマッチして、森の中、水田の近く、草原の
  中、せせらぎの近く、などに程よく点在して散歩する人を楽しませてくれる。
  こうしたカフェは概ね感じが良くて、センスが良くて、しっとりしています。

今回、散歩の途中で出会った「安曇野の花」の一部です;






雨の日の安曇野ぶらぶら

2006-07-17 23:41:20 | 安曇野さんぽ
「海の日」の3連休を利用して、大好きな安曇野へ散歩にやって来ました。
とは言え、梅雨の真っ只中のこと・・。
傘とデジカメを手に,空模様をにらみながら、広大な水田の中の道をゆっくりと歩きます。



早速、田んぼの脇に雨に打たれながら鮮やかに咲いている一輪の山ユリを発見!
山ユリの花びらからは、まだ水滴がポトポトと落ちていました。
そういえば、シドニー・ポワチエ主演の「野のユリ」っていう感動的な映画がありましたね。





遠くで鳴くカッコーの声や、時折、カエルの声が混じる静かな田園風景ですが、
安曇野のどこを歩いても必ずBGMとして聞えるのが水田地帯を縦横に走るせせらぎの音です。
特にこの日はまとまった雨が降ったせいか、せせらぎの音も「サラサラ」ではなくて、「ザーザー」や「ゴボゴボ」の音が勝っていたみたいです。
水田の稲は緑のじゅうたんを敷いたように一面のフレッシュ・グリーン。 たわわに実ったブドウはまだ青く、リンゴもまだゴルフボール位の大きさでした。



緑一杯の水田の入り口付近で、オープンしたばかりの小さなオシャレなカフェを発見しました。 7月1日にオープンしたての、Cafe Cachette (カフェ・カシェット)・・・ 隠れ家と言う意味だそうです。雰囲気もよく、とても気に入りました。 「隠れ家」とお店の名前をつけたオーナーさんのお気持ちどおり、いつまでも「隠れ家」的な静かなお店でいて欲しいです。
この日はクラシックギターの曲が控えめに流れていました。
特に小さな庭に面したオープンエア席はいかにも気持ち良さそうでした!
コーヒー(ブラジル)は最高に美味しかったです。

場所はJR大糸線南豊科駅から西(山の方!)へ徒歩5分。
℡ 0263-72-9313  5台くらい停められる駐車スペースがあります。

軽井沢は今が新緑!

2006-06-04 23:45:24 | 安曇野さんぽ
今回の安曇野旅行は、行きは東京から中央高速、帰りは軽井沢経由で関越
自動車道となりました(かなり行き当たりばったりの計画です)。

私達ファミリーは安曇野ファンではあるけれども,同時に軽井沢も大好きです。
「安曇野と軽井沢のどちらが良いか」というテーマは私達ファミリーの話題
として永遠のテーマのようです(最近では安曇野にやや分がある感じかな)。

「軽井沢の何が良いか」といったら、やはり今頃の新緑の美しさ、これに尽きる
のではという点で私達の意見は一致しています。
今回わざわざ東京への帰り道に軽井沢に立ち寄ったのは、そんなわけです。



そして、(日頃の行いが良いせいでしょうか)、私達が軽井沢に着く頃には、
朝のうちのしのつくような雨が嘘のような晴天になりました!
「ブレストン・コート」の森では、輝くような新緑と山ツツジの朱色が雨上がり
の陽光にキラキラ輝いていました。

新規開業のリゾートホテル・「星の屋」の近くのレストラン・「セリール」で
食事をしましたが、なかなか良かったです。
雰囲気も接客マナーも良く、特に幼児連れの私達一行にあれこれ気をつかって
くれて嬉しかったです。料理もまずまずでしたが,この日の何よりのご馳走は
素晴らしい新緑そのものでしたねえ・・・。
いつまで見ていてもあきることはなかった位でした。



ユー君、初節句おめでとう!

2006-06-03 10:43:58 | 安曇野さんぽ


今回の安曇野旅行は、安曇野在住の「ユー君」の初節句のお祝いが主目的でした。

皆で穂高神社で待ち合わせ、おごそかな雰囲気の中で、神主さんに初節句のご祈祷をして頂き、皆なでユー君の前途を祝福しました。
ユー君、おめでとう! よかった、よかった。
太鼓のどーん、どーん、という音にも臆せず、君は元気な子になりそうだ!
こうした折々に,威儀を正し、厳粛な気持ちで神様の前に頭をたれる、と言うことはいいものですね。

ところで、ご祈祷をして頂く前の控え室では、私たちと一緒に東京から来た
「コーチャン(2才4ケ月)」が、突然、ユー君に祝福のチューをするという快挙に出て、皆なの喝采を浴びました。
コーチャン、君もやる時はやるね!
(急な事だったので、慌てた為、ちょっとブレた映像になっちゃいました)。

天候は曇りでしたが予報とは違って雨は降らず、まずまず、お祝いは無事に終わって良かった,良かった。
安曇野のお父さん、お母さん達との楽しい食事、おいしいお酒、美しい田園風景、
などなど・・。 また安曇野フリークに拍車がかかりそうな旅行でした。


雨の安曇野

2006-06-01 23:23:11 | 安曇野さんぽ


5月28日(日曜日)朝6時30分。
宿泊先の「ホテル・アンビエント安曇野」の部屋で目を覚ましました。

ここは海抜1,000mの高地にあるホテルです。
目の前の山はそのまま北アルプスの蝶が岳、常念岳へとつながっています。
その山の、自分の目線と同じ高さの所に次々と雲が湧くのが見えます。

晴れた日はもちろん良いのだけれど、旅先で雨の日にぶつかることも、そう悪い
ことじゃないと思うな。
目の前で次々と雲が湧く瞬間なんて、そう簡単に見れるもんじゃないからなあ。

鯉のぼりが泳ぐ安曇野の空

2006-05-31 22:43:42 | 安曇野さんぽ

長野県北安曇郡池田町 (2006.05.27)

約3週間ぶりに安曇野に戻ってきました!

5月初めの安曇野もきれいだったけど、5月終わりの安曇野は驚くほど沢山の花々が咲き乱れ、本当にびっくりしました。
安曇野では端午の節句は月遅れになるので、今がまさに「鯉のぼりのシーズン」
です。東京では、絶対にあり得ないシーンですが、ここ安曇野では10m位の
高さのポールに3m位のデッカイ鯉のぼりが盛大に空に舞っています。
もちろん、それぞれのお宅の庭先で、です。



「この花は000」、「これはxxx」と教えて貰ったのに花の名前を全部
忘れてしまいました。余りにも種類が多すぎる!
そうした花々は、何10種類も、まるで雑草のように咲き乱れていました。



しかも、その花は庭先だけではなくて、上の写真のように畑や水田のあぜ道をも
美しく飾っているのです。
安曇野では風景や自然が美しいだけでなく、そこに住む人たちもまた自然の一部
のように美しい自然に溶け込み、生活の一部になっているのを知ったのが今回の
旅行の発見でした。